swallow-dale logo

[home] | [SWALLOW-DALE]| [my favorite things] | [平田信芳文庫] | [profile] | [mail]



my favorite things

 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦
 291. 1994~1997年の『THE RēR QUARTERLY VOLUME 4』(2019年11月23日)
 292. 1994年の江間章子『ハナコ』(2019年11月30日) 
 293. 1943年の『書物展望』五月號(2019年12月10日)
 294. 1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻(2019年12月26日)
 295. 1992・1993年の『THE PRINTED HEAD』第2巻(2019年12月27日)
 296. 1993年~1996年の『THE PRINTED HEAD』第3巻(2019年12月30日)
 297. 1996年~の『THE PRINTED HEAD』第4巻(2019年12月31日)
 298. 2020年1月1日の桜島
 299. 1982年のチャクラ『さてこそ』雑誌広告(2020年1月25日)
 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

 

299. 1982年のチャクラ『さてこそ』雑誌広告(2020年1月25日)

1982年のチャクラ『さてこそ』の雑誌広告

 

古本屋さんで古い雑誌をひっくり返していたら、1980年代の、B4判の大きなサイズの『STUDIO VOICE』がありました。
まだ「Andy Warhol's Interview紙独占」と表紙にあります。

ある号の裏表紙を見ると、大好きなバンド、チャクラ(CHAKRA)のセカンド・アルバム『さてこそ』の広告「耳楽し」です。迷うことなく買い求めました。

渡辺音楽出版が、雑誌の裏表紙にチャクラの広告を出した時代もあったのだと、感慨深いものがあります。

 

その1982年1月号の『STUDIO VOICE』(Vol.74、1982年1月1日発行、流行通信)の表紙と巻頭インタビューはビートたけし。

『STUDIO VOICE』1982年1月号

 

チャクラのヴォーカル、小川美潮のインタビューべージもあります。見開きだと360✕500ミリ。

小川美潮のインタビューべージ

 

表紙2は、大貫妙子の『黒のクレール』の広告でした。

大貫妙子の『黒のクレール』の広告

 

縦のサイズが300ミリを超える雑誌は、CDジャケットの後にLPジャケットを見るような迫力を感じます。

 

文芸誌サイズのA5判雑誌と、縦のサイズが300ミリを超える雑誌を並べてみました。

縦のサイズが300ミリを超える雑誌

左から、
 『STUDIO VOICE』(Vol.74、1982年1月1日発行、流行通信)
 『宝島』(1973年11月1日発行、ワンダーランド)
 『Interview』(VOL.XX NO.5、1990年5月、Brant Publications)
そして、A5判の『臨時増刊 宝石 文壇作家推理小説代表作集』(第14巻第12号、1959年10月10日発行、宝石社)

ちなみに『臨時増刊 宝石 文壇作家推理小説代表作集』の収録作品は、

 大岡昇平「夕照」
 菊村到「片瀬氏の不幸と幸福」
 中村真一郎「不可能な逢引」
 佐藤春夫「女人焚死」
 椎名麟三「黄色い汗」
 曽野綾子「空飛ぶ円盤」
 小沼丹「バルセロナの書盗」
 加田伶太郎「眠りの誘惑」
 有馬頼義「現行犯」

小沼丹と加田伶太郎の掲載誌というのがうれしいです。

 

昨年の暮れに、1980年代の小川美潮・板倉文らのグループ、チャクラについて、予想外のことと驚いたことがありました。

チャクラの未発表ライブ音源集CD2枚組が、チャクラの大ファンである、チリの人、「Gonzalo Fuentes R.」氏によって出されていたのです。
音楽受容のグローバル化というか、日本のファンがぼやぼやしているうちに、世界のファンが先に動いてくれたというか、うれしい驚きでした。

その2枚組は、小川美潮さんのサイトでも購入可能だったので、直販で購入しました。
小川美潮さんのサインもいれていただきました。

 

CHAKRA『LIVE & UNRELEASED ARCHIVE RECORDINGS 1981-1983』04

CHAKRA『LIVE & UNRELEASED ARCHIVE RECORDINGS 1981-1983』02

CHAKRA『LIVE & UNRELEASED ARCHIVE RECORDINGS 1981-1983』03

▲CHAKRA『LIVE & UNRELEASED ARCHIVE RECORDINGS 1981-1983』(GMP01、2019年、GUERRILA MUSIC )
思っていた以上に、ぶっといライブの音です。40年近い時を超えて、こんな音源が出てくるなんて、世の中、捨てたものではありません。

 

ネットの面白さのひとつに、ミュージシャンから直に、CDを購入できるようになったことがあります。
小川美潮さんのサイトからも、CD-RやDVD-Rを何枚か購入したことがあります。
棚から引っ張り出してみました。

 

2006年12月2日のウズマキマズウ01

2006年12月2日のウズマキマズウ02

▲2006年12月2日のウズマキマズウの高円寺JIROKICHIでのライブを収録したCD-R2枚組。
白ラベルのCD-Rに小川美潮さんがたくさん書いてくださいました。
このときのウズマキマズウのメンバーは、
 小川美潮(Vocal)
 大川俊司(Bass、Acoustic guitar)
 Ma*To(Keyboards)
 BaNaNa-UG(Keyboards)
 Mac清水(Congas)
 whacho(Percussions)
 青山純(Drums)

 

2007年5月25日のウズマキマズウ01

2007年5月25日のウズマキマズウ02

▲2007年5月25日のウズマキマズウの高円寺JIROKICHIでのライブを収録したCD-R2枚組。
このときのウズマキマズウのメンバーは、
 小川美潮(Vo)
 大川俊司(B)
 板倉文(G)
 Ma*To(Key)
 BANANA-UG(Key)
 whacho(Perc)
 Mac清水(Perc)
 青山純(Dr)

 

2013年3月7日のフ・タウタフ01

2013年3月7日のフ・タウタフ02

▲2013年3月7日のフ・タウタフの下北沢 live bar 440 でのライブを収録したDVD-R。

 小川美潮/vocal
 葛岡みち/vocal
 渡部沙智子/vocal
 吉森信/piano
 大川俊司/bass
 小林武文/drums

2013年3月に亡くなった「~大川俊司に捧ぐ~」とある盤です。

 

2014年4月26日の小川美潮 4to3 Band 01

2014年4月26日の小川美潮 4to3 Band 02

2014年4月26日の小川美潮 4to3 Band 03

2014年4月26日の小川美潮 4to3 Band 04

▲2014年4月26日の小川美潮 4to3 Band の原宿アストロホールでのライブを収録したDVD-R。
これにも小川美潮さんのサインをしてもらっています。

このときの小川美潮 4to3 Band のメンバーは、

 小川美潮(vo)
 今堀恒雄(g)
 Ma*To(Key)
 mecken(b)
 whacho(perc)
 Grico富岡(ds)
 ゲスト 葛岡みち(cho)

小川美潮バンドの常連だった青山純さんも、2013年12月に亡くなりました。

 

ライヴ会場で売られている小川美潮さん関連のCD-Rは、ほかにもいろいろあるようです。その全貌は分かりません。
掘り始めたら、大変そうです。
また、小川美潮さんのライブを聴きたい、そんな気持ちが高まってきました。

 

▲ページトップへ

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

298. 2020年1月1日の桜島

2020年1月1日の桜島01

2020年元旦。
初日の出を見ようと出掛けて、今日は桜島の月讀神社を初詣しようと思い立ち、桜島フェリーの乗り場へ。
タイミングが良ければ、海上で初日の出が拝めるかと期待。
7時15分発のフェリーに。

 

2020年1月1日の桜島02

2020年1月1日の高千穂

北に高千穂。

残念ながら、桜島に着くまでには初日の出は拝めませんでした。
7時30分のフェリーのほうがよかったか。

 

2020年1月1日の月讀神社01

2020年1月1日の月讀神社02

桜島の月讀神社へ初詣。

7時45分のフェリーで鹿児島へ戻る。

桜島の桟橋で、2020年の初日。

2020年1月1日の桜島03

2020年1月1日の桜島04

2020年1月1日の開聞岳

南に開聞岳。

2020年1月1日の桜島05

2020年1月1日の桜島フェリー

休日の朝の甲板に、乗客は少なく。

2020年1月1日の桜島06

日の光はまぶしく、冬の日差しとは思えないくらい、熱く、強い。

2020年1月1日の桜島07

 

▲ページトップへ

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

297. 1996年~(未完)の『THE PRINTED HEAD』第4巻(2019年12月31日)

1996年~(未完)の『THE PRINTED HEAD』第4巻

 

前回に続いて、アトラス・プレス(Atlas Press)の「THE PRINTED HEAD」叢書です。
その第4巻(VOLUME IV)を並べてみます。この第4巻は、最初の号から20年以上経ちますが、未完です。

「VOLUME IV」は、1冊20~128ページの、小冊子9冊が刊行されています。

外箱は、まだ作られていないようです。第1巻~第3巻のように、予約購読者向けのアンソロジーがあるのか、それとも、2017年刊の『APRIL FOOLISH ALBUM』で最後なのか、まだはっきりしません。

こわもての「the printed head(印刷頭)」の絵は「number 1/2」のみ使われ、1996年で、ひとまず役目を終えています。 第4巻では、ロバート・フラッド(Robert Fludd、1574~1637)の錬金術図像のようなパターンの表紙になっています。

刊行ペースが、1996年、1999年、2000年、2006年、2017年と飛び飛びになっています。
2006年の時点で、「46」番の予約更新をしていなかったので、2017年の『APRIL FOOLISH ALBUM』は、「46番」ではなく、『ロンドン・パタフィジック協会会報(Journal of the London Institute of ’Pataphysics)』の14/15合併号の付録として入手して、『THE PRINTED HEAD』第4巻(VOLUME IV)が継続中と知りました。

「Volume III」は300部限定で、No.1~50は、著者の署名入り(可能であれば)。No.1~12は出版者と著者に、No.13~200は予約購読者向け。No.201~300は予約購読者以外向け。 No.1~300までナンバリングされています。

 

Federico Garcia Lorca “THE UNKNOWN LORCA”表紙

Federico Garcia Lorca “THE UNKNOWN LORCA”ナンバー

Federico Garcia Lorca “THE UNKNOWN LORCA”奥付

1/2. Federico Garcia Lorca “THE UNKNOWN LORCA”
『知られざるロルカ』1996年、128ページ。1号と2号の合併号。
ダイアローグ、ドラマ企画、未完成戯曲、映画台本の選集。編集・翻訳はJohn London。
フェデリコ・ガルシア・ロルカ(1898~1936)は、スペインの作家。

Federico Garcia Lorca “THE UNKNOWN LORCA”予告

1996年時点の巻末の予告とはだいぶ違う形になりました。

 

Donald Parsnips & Adam Dant “AN A TO Z FOR THE EFFECTIVE USE OF YOUR CITY” 表紙

Donald Parsnips & Adam Dant “AN A TO Z FOR THE EFFECTIVE USE OF YOUR CITY” ナンバー

Donald Parsnips & Adam Dant “AN A TO Z FOR THE EFFECTIVE USE OF YOUR CITY” 奥付

3.Donald Parsnips & Adam Dant “AN A TO Z FOR THE EFFECTIVE USE OF YOUR CITY”
『あなたの街の効果的利用法大全』1999年、64ページ。著者のサイン。
アダム・ダント(1967~ )は、英国のアーティスト。「偶然研究所(the Institute of Coincidence)」創設者。ドナルド・パースニップスは、アダム・ダントの別人格の存在。

 

Jehan Sylvius & Pierre De Ruynes “THE DEVIL’S POPESS” 表紙

Jehan Sylvius & Pierre De Ruynes “THE DEVIL’S POPESS” ナンバー

Jehan Sylvius & Pierre De Ruynes “THE DEVIL’S POPESS” 奥付

4/5. Jehan Sylvius & Pierre De Ruynes “THE DEVIL’S POPESS”
『悪魔の女司祭』1999年、88ページ。4号と5号の合併号。
『La Papesse du Diable』(1931年)のIain Whiteによる翻訳。
ジャン・シルヴィウス(Ernest Gengenbach、1903~1979)はフランスの作家。
ピエール・ド・ルインス(Pierre Renaud、1894~1965)はフランスの作家。

 

Max Jacob “THE DICE CUP”表紙

Max Jacob “THE DICE CUP”ナンバー

Max Jacob “THE DICE CUP”奥付

6. Max Jacob “THE DICE CUP”
『骰子筒』2000年、80ページ。
『Le Cornet à dés』は1904年から1917年にかけて書かれた散文詩。その最初の部分の、Christopher PillingとDavid Kennedyによる翻訳。
マックス・ジャコブ(1876~1944)は、キュビズム・シュルレアリスムのフランスの詩人・画家。
北川冬彦(1900~1990)による翻訳『骰子筒 ― 散文詩集』(1929年、厚生閣書店)がある。

 

Hans Carl Artmann “THE SKEWED TALES” 表紙

Hans Carl Artmann “THE SKEWED TALES” ナンバー

Hans Carl Artmann “THE SKEWED TALES” 奥付

7. Hans Carl Artmann “THE SKEWED TALES”
『歪んだ物語』2000年、64ページ。アルトマン最晩年の署名。
ドラキュラやフランケンシュタイン主題の4つの短編のMalcolm Greenによる翻訳。
ハンス・カール・アルトマン(1921~2000)は、オーストリアの詩人。ウィーン・グループのメンバー。

 

Gerhard Roth & Günter Brus “ON THE BRINK” 表紙

Gerhard Roth & Günter Brus “ON THE BRINK” ナンバー

Gerhard Roth & Günter Brus “ON THE BRINK” 奥付

8/9. Gerhard Roth & Günter Brus “ON THE BRINK”
『瀬戸際で』2006年、128ページ。8号と9号の合併号。作家と画家のサイン。
1986年の作品のMalcolm Greenによる翻訳。
ゲルハルト・ロート(1942~ )は、オーストリアの作家。
ギュンター・ブルス(1938~ )は、オーストリアの画家。

 

10/11. Theo Van Doesburg & Michael White “WHAT IS DADA??? ” 表紙

10/11. Theo Van Doesburg & Michael White “WHAT IS DADA??? ” ナンバー

10/11. Theo Van Doesburg & Michael White “WHAT IS DADA??? ” 奥付

10/11. Theo Van Doesburg & Michael White “WHAT IS DADA??? ”
『ダダとは何???』2006年、96ページ。10号と11号の合併号。
テオ・ファン・ドゥースブルフ(1883~1931)は、オランダの美術家。オランダの前衛美術誌『デ・ステイル(De Stijl)』を創刊。
序文と翻訳のMichael Whiteは、イギリスの美術史研究者。

 

URMUZ “THE COMPLETE WORKS OF URMUZ” 表紙

URMUZ “THE COMPLETE WORKS OF URMUZ” ナンバー

URMUZ “THE COMPLETE WORKS OF URMUZ” 奥付

12. URMUZ “THE COMPLETE WORKS OF URMUZ”
『ウルムズ大全』2006年、48ページ。
Miron & Carola Grindaによる翻訳。
ウルムズ(Dimitrie Ionescu-Buzǎu、1883~1923)は、ルーマニアの作家。
ルーマニア前衛シーンのカルト的存在。

 

Alphonse Allais “APRIL FOOLISH ALBUM” 表紙

Alphonse Allais “APRIL FOOLISH ALBUM” ナンバー

Alphonse Allais “APRIL FOOLISH ALBUM” 扉

13. Alphonse Allais “APRIL FOOLISH ALBUM”
『四月馬鹿なアルバム』2017年、20ページ。ステープル綴じ。
奥付では2017年発行ですが、実際には2018年の刊行だったと思います。
『Album primo-avrilesque』のAnthony Melvilleによる翻訳。
アルフォンス・アレー(1854~1905)は、フランスの作家。
999部限定。No.1~200は、The Printed Head Volume IVの最終巻。

この小冊子は、Atlas Pressが2010年から刊行しているシリーズ『ロンドン・パタフィジック協会会報(Journal of the London Institute of ’Pataphysics)』の14/15合併号、Boris Vian, Alphonse Allais, Gavin Bryars, Thieri Foulc & others『EXEGESIS(注釈)』の付録にもなっていました。
『会報』も楽しみにしているのですが、その14/15合併号の付録『APRIL FOOLISH ALBUM』の刊記に「プリンテッド・ヘッド第4巻の最終号(the final issue of The Printed Head Volume IV)」とありました。
てもとにある本は、「46」番ではなく、「gidouille(ユビュの渦巻き)」のスタンプが押されたものです。

 

〉〉〉今日の音楽〈〈〈

AFTER DINNERの『THE SOUVENIR CASSETTE』01

AFTER DINNERの『THE SOUVENIR CASSETTE』02

1988年にカセットテープだけでリリースされていたAFTER DINNERの『THE SOUVENIR CASSETTE』が、ほかのライヴ音源も加えて、『THE SOUVENIR CASSETTE and FURTHER LIVE ADVENTURES』として、ReR MegacorpからCD化されました。このライヴ音源をはじめて聴くことができました。
音塊に耳福です。

HACOのサインの入ったカードがついていて、 300枚限定の盤のようです。
たまたま「THE PRINTED HEAD」シリーズと同じ数ですが、後に残るという点で、300は絶妙な数という気がします。

今回のCDは、カセットテープをもとに、Bob Drakeがリマスターしています。
Yasushi Utsunomiya(宇都宮泰)が手掛けたら、どうなっただろうと想像します。

▲ページトップへ

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

296. 1993年~1996年の『THE PRINTED HEAD』第3巻(2019年12月30日)

1993年~1996年の『THE PRINTED HEAD』第3巻外箱

前回に続いて、アトラス・プレス(Atlas Press)の「THE PRINTED HEAD」叢書です。
その第3巻(VOLUME III)を並べてみます。

「VOLUME III」は、1冊64~112ページの、無線綴じの小冊子11冊で構成されています。
「Number 1」には、8ページの小冊子も付録としてついていました。
黒の外箱とクリーム色の表紙には、こわもての「the printed head(印刷頭)」の絵が使われています。
「VOLUME III」から、刊行ペースが不規則になってきました。

「Volume III」は300部限定で、No.1~50は、著者の署名入り(可能であれば)。No.1~12は出版者と著者に、No.13~150は予約購読者向けで、外箱と1冊の付録付き。No.151~300は予約購読者以外向け。 No.1~300までナンバリングされています。 「Number 7」のみ、1000部。

 

1993年~1996年の『THE PRINTED HEAD』第3巻

 

Jacques Vaché “WAR LETTERS”表紙

Jacques Vaché “WAR LETTERS”ナンバー

Jacques Vaché “WAR LETTERS”奥付

Jacques Vaché “WAR LETTERS”付録

1. Jacques Vaché “WAR LETTERS”
『戦争書簡』1993年、64ページ。
ジャック・ヴァシェ(1895~1919)は、フランスのシュルレアリストの初期メンバー。
ガリマール刊『Les pas perdus』『Anthologie de L’humour noir』『La clé des champs』から。ジャック・ヴァシェ(1895~1919)は、フランスのシュルレアリストの初期メンバー。アンドレ・ブルトン(André Breton, 1896~1966)による紹介文。Paul Lentiによる編集・翻訳。
予約購読者への付録として8ページの小冊子Jacques Vaché『WHITE ACETYLENE THE BLEEDING SYMBOL(「白いアセチレン」「血を流すシンボル」)』Translated by Paul Lentiがついていました。

 

Unica Zürn “THE HOUSE OF ILLNESSES”表紙

Unica Zürn “THE HOUSE OF ILLNESSES”ナンバー

Unica Zürn “THE HOUSE OF ILLNESSES”奥付

2. Unica Zürn “THE HOUSE OF ILLNESSES”
『病の家』1993年、64ページ。
ウニカ・チュルン(1916~1970)はドイツの画家・作家。Malcolm Greenによる翻訳。最初は、最初は1977年に『Der Mann im Jasmin』の一部として刊行。1986年に『Das Haus Der Krankheiten』として刊行。
ウニカ・チュルンは、日本では、画家ハンス・ベルメール(Hans Bellmer、1902~1975)との関係や、みすず書房刊『ジャスミンおとこ』で知られています。

 

Peter Blegvad “HEADCHEESE”表紙

Peter Blegvad “HEADCHEESE”ナンバー

Peter Blegvad “HEADCHEESE”奥付

3. Peter Blegvad “HEADCHEESE”
ピーター・ブレグヴァド『頭チーズ』1994年、64ページ。
奇妙な味の小品集。著者のサイン。
『HEADCHEESE』については、「第199回 2009年の『黒いページ』展カタログ(2017年2月14日)」でも少し書きましたが、表紙違いの版があります。

Peter Blegvad “HEADCHEESE”表紙02

『Volume III』では、No.1~300以外に「X」印として、表紙違いの版があるようです。

 

Alfred Jarry & Henry Meyer “THE ANTLIACLASTS & Related Texts”表紙

Alfred Jarry & Henry Meyer “THE ANTLIACLASTS & Related Texts”ナンバー

Alfred Jarry & Henry Meyer “THE ANTLIACLASTS & Related Texts”奥付

4. Alfred Jarry & Henry Meyer “THE ANTLIACLASTS & Related Texts”
『THE ANTLIACLASTS』1994年、80ページ。
ジャリ12歳のときに書かれた、学生演劇。
シュルレアリスムの先駆者、フランスの作家アルフレッド・ジャリ(1873~1907)のテキスト『Les Antliaclastes』をヘンリー・マイヤーが漫画化したものと、もとになったジャリのテキストのPaul Edwardsによる翻訳。ヘンリー・マイヤーのサインとスタンプ。

 

Georges Limbour “4 STORIES”表紙

Georges Limbour “4 STORIES”ナンバー

Georges Limbour “4 STORIES”奥付

5. Georges Limbour “4 STORIES”
『4つの物語』1995年、64ページ。
ジョルジョ・ランブール(1900~1970)は、フランスの作家。コレージュ・ド・パタフィジックの関係者。1973年の『Contes et recits』のIain Whiteによる翻訳。

 

Pol Bury “PAINTINGS OF THE FORTUITOUS SCHOOL IN PUBLIC COLLECTIONS”表紙

Pol Bury “PAINTINGS OF THE FORTUITOUS SCHOOL IN PUBLIC COLLECTIONS”ナンバー

Pol Bury “PAINTINGS OF THE FORTUITOUS SCHOOL IN PUBLIC COLLECTIONS”奥付

6. Pol Bury “PAINTINGS OF THE FORTUITOUS SCHOOL IN PUBLIC COLLECTIONS”
『公共コレクション中の偶発派絵画』1995年、64ページ。
ポル・ブリ(1922~2005)。ベルギーのアーティスト。コブラ(CoBrA)やコレージュ・ド・パタフィジックの関係者。『L’Art inopiné dans les Collections publiques』(1982年)と『Guide des Musées de l’Art inopiné』(1988年)から、Terry Haleによる翻訳。著者のサイン。

 

Konrad Bayer “THE HEAD OF VITUS BERING”表紙

Konrad Bayer “THE HEAD OF VITUS BERING”ナンバー

Konrad Bayer “THE HEAD OF VITUS BERING”奥付

7. Konrad Bayer “THE HEAD OF VITUS BERING”
『ヴィトゥス・ベーリングの頭』1994年、64ページ。
コンラード・バイエル(1932~1964)はオーストリアの作家。1979年の『der kopf des vitus bering』のWalter Billeterによる翻訳。
1950年代の前衛集団ウィーン・グループ(Wiener Gruppe)のメンバー。
1000部刊行。

 

Paul Nougé “WORKS SELECTED BY MARCEL MARIËN”表紙

Paul Nougé “WORKS SELECTED BY MARCEL MARIËN”ナンバー

Paul Nougé “WORKS SELECTED BY MARCEL MARIËN”奥付

8. Paul Nougé “WORKS SELECTED BY MARCEL MARIËN”
『マルセル・マリエン選』1995年、64ページ。
ベルギーのシュルレアリスト・シチュアシオニスト、マルセル・マリエン(Marcel Mariën、1920~1993)が選んだポール・ヌジェ作品集。ポール・ヌジェ(1895~1967)は、ベルギーのシュルレアリスト・詩人。Iain Whiteによる翻訳。

 

Hans Henny Jahnn “THE NIGHT OF LEAD”表紙

Hans Henny Jahnn “THE NIGHT OF LEAD”ナンバー

Hans Henny Jahnn “THE NIGHT OF LEAD”奥付

9. Hans Henny Jahnn “THE NIGHT OF LEAD”
『鉛の夜』1994年、72ページ。
ハンス・ヘニー・ヤーン(1894~1958)はドイツの作家。Iain Whiteによる翻訳。
『Die Nacht aus Blei』(1956年)の邦訳『鉛の夜』は1966年に現代思潮社から佐久間穆訳で出ています。Malcolm Greenによる翻訳。
ヤーンの邦訳では種村季弘訳『十三の無気味な物語』(白水社)が有名。

 

10/11. “The College of ’Pataphysics A TRUE HISTORY OF THE COLLEGE OF ’PATAPHYSICS”表紙

10/11. “The College of ’Pataphysics A TRUE HISTORY OF THE COLLEGE OF ’PATAPHYSICS”ナンバー

10/11. “The College of ’Pataphysics A TRUE HISTORY OF THE COLLEGE OF ’PATAPHYSICS”奥付

10/11. “The College of ’Pataphysics A TRUE HISTORY OF THE COLLEGE OF ’PATAPHYSICS”
『コレージュ・ド・パタフィジック:コレージュ・ド・パタフィジック正史』1995年、112ページ。
10号と11号の合併号。Alastair Brotchie編、Paul Edwards訳。
『Volume 2』11/12.“The College of ’Pataphysics”の補巻。

 

“XIANA 2”ナンバー

“XIANA 2”奥付

12. “XIANA 2”
『シアナ2』1996年、64ページ。
予約購読者へのおまけのアンソロジー。150部。
次のような内容です。

Andrew Hugill ◆ Introduction to New Impression of Africa
Raymond Roussel ◆ New Impression of Africa
        Canto I
        Canto II
        Canto III
Jaquues Vaché ◆ The Bleeding Symbol
        (White Acetylene!)
HC Artmann ◆ (On Konrad Bayer)
Paul Edwards ◆ A College of ’Pataphysics Vocabulary

 

〉〉〉今日の音楽〈〈〈

今年は、King Crimson最初のアルバム『In the Court of the Crimson King』の50周年でもありました。
CD3枚+ブルーレイ1枚の記念盤も出ました。このアルバムを買うのは何枚目になるのでしょう。

『In the Court of the Crimson King』の50周年01

『In the Court of the Crimson King』の50周年02

 

▲ページトップへ

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

295. 1992・1993年の『THE PRINTED HEAD』第2巻(2019年12月27日)

1992・1993年の『THE PRINTED HEAD』第2巻

 

前回に続いて、アトラス・プレス(Atlas Press)の「THE PRINTED HEAD」叢書です。
その第2巻(VOLUME TWO)を並べてみます。

「VOLUME TWO」は、1冊64~144ページの、無線綴じの小冊子10冊で構成されています。
黄土色が全体のカラーで、外箱と表紙には、こわもての「the printed head(印刷頭)」の絵が使われています。

「Volume TWO」は300部限定で、No.1~50は、著者の署名入り(可能であれば)。No.1~12は出版者と著者に、No.13~150は予約購読者向けで、外箱と1冊の付録付き。No.151~300は予約購読者以外向け。
No.1~300までナンバリングされています。

 

1992・1993年の『THE PRINTED HEAD』第2巻

 

Saint-Pol-Roux “PAUSES IN THE PROCESSION”表紙

Saint-Pol-Roux “PAUSES IN THE PROCESSION”ナンバー

Saint-Pol-Roux “PAUSES IN THE PROCESSION”奥付

1. Saint-Pol-Roux “PAUSES IN THE PROCESSION”
『聖体行列の仮祭壇』1992年、64ページ。
1893年の作品『Les Reposoirs de la procession』の英訳。サン=ポル=ルー(1861~1940)はフランスの象徴主義詩人。シュルレアリスムの先行者。
レミ・ド・グールモン(Remy de Gourmont、1858~1915)の『仮面の本(Le Livre des Masques)』(1896年)からサン=ポル=ルーの項も翻訳して収録。
Alistair Whyteによる序文。Andrew Mangraviteによる翻訳。

 

H. C. Artmann “SWEAT AND INDUSTRY”表紙

H. C. Artmann “SWEAT AND INDUSTRY”ナンバー

H. C. Artmann “SWEAT AND INDUSTRY”奥付

2. H. C. Artmann “SWEAT AND INDUSTRY”
『汗と産業』1992年、64ページ。
1967年の作品『Fleiss und Industrie』の英訳。ハンス・カール・アルトマン(1921~2000)は、オーストリアの詩人。著者のサイン。
Derk Wynandによる翻訳。

 

Alfred Jarry “CAESAR ANTICHRIST” 表紙

Alfred Jarry “CAESAR ANTICHRIST” ナンバー

Alfred Jarry “CAESAR ANTICHRIST” 奥付

Alfred Jarry “CAESAR ANTICHRIST” 近刊

3/4. Alfred Jarry “CAESAR ANTICHRIST”
『カエサル アンチ・キリスト』1992年、144ページ。ページ増で、3号・4号合併号。
1895年に刊行された『CAESAR ANTICHRIST』の英訳。
アルフレッド・ジャリ(1873~1907)は、フランスの作家。形而上学を超えてノンセンスもいとわない科学「パタフィジック」(形而超学、'Pataphysique〈仏語〉、'Pataphysics〈英語〉)の発案者。
Anthony Melvilleによる翻訳。Alastair Brotchieによる序文と注解。

この時期、Atlas Pressは、Alastair Brotchie編『THE COLLECTED WORKS OF ALFRED JARRY』(英語版アルフレッド・ジャリ全集)を準備中でした。

 

Oskar Panizza “THE COUNCIL OF LOVE” 表紙

Oskar Panizza “THE COUNCIL OF LOVE” ナンバー

Oskar Panizza “THE COUNCIL OF LOVE” 奥付

5. Oskar Panizza “THE COUNCIL OF LOVE”
『愛の会議』1992年、80ページ。
1893年の作品『Liebeskonzil』の英訳。オスカー・パニッツァ(1853~1923)は、ドイツの作家・精神科医。
アルフレッド・クービン(Alfred Kubin、1877~1959)の装画。
Malcolm Greenによる翻訳。
日本では種村季弘訳『性愛公会議』があります。
パニッツァは、この書で教会を冒涜したとして有罪となり服役。

 

Robert Desnos “MOURNING FOR MOURNING” 表紙

Robert Desnos “MOURNING FOR MOURNING” ナンバー

Robert Desnos “MOURNING FOR MOURNING” 奥付

6. Robert Desnos “MOURNING FOR MOURNING”
『喪に喪に』1992年、64ページ。
ロベール・デスノス(1900~1945)の最初の本。1924年の『Deuil pour deuil』の英訳。
Terry Haleによる翻訳。
ロベール・デスノス(1900~1945)は、フランスのシュルレアリスト・詩人・ジャーナリスト。

 

Gerhard Roth “THE AUTOBIOGRAPHY OF ALBERT EINSTEIN” 表紙

Gerhard Roth “THE AUTOBIOGRAPHY OF ALBERT EINSTEIN” ナンバー

Gerhard Roth “THE AUTOBIOGRAPHY OF ALBERT EINSTEIN” 奥付

7/8. Gerhard Roth “THE AUTOBIOGRAPHY OF ALBERT EINSTEIN”
『アルバート・アインシュタイン自伝』1992年、96ページ。ページ増で、7号・8号合併号。
1972年の『die autobiographie des albert einstein』の英訳。著者のサイン。
Malcolm Greenによる翻訳。
ゲルハルト・ロート(1942~)は、オーストリアの作家。

 

Jacques Rigaut “LORD PATCHOGUE & OTHER TEXTS” 表紙

Jacques Rigaut “LORD PATCHOGUE & OTHER TEXTS” ナンバー

Jacques Rigaut “LORD PATCHOGUE & OTHER TEXTS” 奥付

9. Jacques Rigaut “LORD PATCHOGUE & OTHER TEXTS”
『パチョーグ卿とその他の作品』1993年、64ページ。
ジャック・リゴー(1898~1929)は、自殺にとりつかれたフランスのダダ詩人。
テキストは1970年に刊行されたガリマール版『ÉCRITS』から。
Terry Haleによる翻訳。

 

Grayson Perry “CYCLE OF VIOLENCE” 表紙

Grayson Perry “CYCLE OF VIOLENCE” ナンバー

Grayson Perry “CYCLE OF VIOLENCE” 奥付

10. Grayson Perry “CYCLE OF VIOLENCE”
『暴力のサイクル』1992年、66ページ。
グレイソン・ペリー(1960~)は、イギリスの現代美術作家。グラフィック・ピカレスク・ロマン。著者のサイン。
クレイソン・ペリー最初の本の初版。

 

The College of ’Pataphysics表紙

The College of ’Pataphysicsナンバー

The College of ’Pataphysics目次

11/12. “The College of ’Pataphysics THE TRUE, THE GOOD, THE BEAUTIFUL. AN ELEMENTARY CHRESTOMATHY OF ’PATAPHYSICS”
『コレージュ・ド・パタフィジック。その真善美。パタフィジックの基本文献集成』1993年、94ページ。
コレージュ・ド・パタフィジック(Collège de ’Pataphysique)が出していた会報の英訳アンソロジー。
翻訳は、Andrew Hugill、Iain White、Antony Melville。
英国の建築家Stanley Chapmanの署名。
チャップマンは、ウリポやフランスのコレージュ・ド・パタフィジック、ロンドン・パタフィジック協会のメンバー。

 

XIANA表紙

XIANAナンバー

XIANA奥付と目次

13. “XIANA”
『シアナ』1993年、72ページ。
Alastair Brotchie編のアンソロジー。

 

〉〉〉今日の音楽〈〈〈

『LOVE FROM THE PLANET GONG The Virgin Years 1973-1975』

今年もいくつかCDボックスに手を出しましたが、GONGのCD12枚+DVD1枚のボックス『LOVE FROM THE PLANET GONG  The Virgin Years 1973-1975』(2019年、Virgin、UMC)は、隅から隅まで楽しく聴けました。
ハードカヴァー64ページのブックレット1冊と、それとは別に、アルバム個々のブックレットは、ホチキスをはずして、個々に再構成できるように工夫してあって、印刷物も楽しめます。

権利関係がこじれていて、今までGONGのメンバーに全くお金を入れないBYG/CHARLEYから再発されていた1973年の『FLYING TEAPOT』が、今回はじめてVIRGINから、オリジナルマスター音源を使ってCD再発されたことも画期的でした。

 

おまけのステッカー

GONGの半公式サイトで購入したので、復刻版ポスターやステッカーが特典としてついていたのもの嬉しかったです。
おまけに釣られるというのも貧乏性なのでしょうが…。

 

▲ページトップへ

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

294. 1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻(2019年12月26日)

1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻外箱

 

外箱に貼られた題簽はだいぶ日焼けしています。

ダダ、シュルレアリスム、ウィーン・グループ、コレージュ・ド・パタフィジック、ウリポなど、非英語圏の前衛的な作品の英語翻訳を中心に、少部数出版を続けている、イギリスのアトラス・プレス(Atlas Press)が、1990年から続けている分冊形式の限定版叢書「THE PRINTED HEAD」の「Volume 1(第1巻)」です。

当時は「BCM ATLAS PRESS」と称していました。
1917年、ニューヨーク・ダダを象徴する雑誌『THE BLIND MAN』が、アンリ・ピエール・ロシェ(Henri-Pierre Roché、1879~1959)、ベアトリス・ウッド(Beatrice Wood、1893~1998)、マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp、1887~1968)の名前から「P・B・T」(「P」は「Pierre」、「B」は「Beatrice」、「T」はデュシャンのニックネーム「Totor」から)と冠していたように、「BCM」はメンバーのイニシャルではないかと思うのですが確かではありません。

「Volume 1」は、1冊20~48ページの、ステープル綴じの小冊子13冊で構成され、反伝統的な作品のアンソロジーになっています。
当初のもくろみとしては、1月に1冊ぐらいのペースで発行していくという考えだったのではないかと思います。

「THE PRINTED HEAD」ということばは、フランス語で、版を組んで最初に刷る初版を意味する「tirage de tête」を英語に直訳したもの。
表紙は統一されたスタイルで、「a」「t」「l」「a」「s」の5文字を使った「the printed head(印刷頭)」の絵がキャラクターとして使われ、各冊子のタイトルだけを貼り替える形になっているので、各冊で代わり映えはしません。

「Volume 1」は250部限定で、No.1~50は、著者の署名入り(可能であれば)。No.1~150は予約購読者向けで、外箱と1冊の付録付き。No.151~250は予約購読者以外向け。
No.1~250までナンバリングされています。

わたしは遅れてきた予約購読者で、「46」番でした。

 

1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻外箱の題簽

1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻13小冊子

▲『THE PRINTED HEAD』第1巻の外箱の題簽と13冊の小冊子を収めた様子

 

13冊の表紙と奥付、著者・訳者の署名を並べてみます。

Achim Von Arnim “GENTRY BY ENTAILMENT”表紙

Achim Von Arnim “GENTRY BY ENTAILMENT”ナンバー

Achim Von Arnim “GENTRY BY ENTAILMENT”

1. Achim Von Arnim “GENTRY BY ENTAILMENT”
『継嗣限定の紳士』1990年、44ページ
アヒム・フォン・アルニム(1781~1831)はドイツ・ロマン派の詩人。アンドレ・ブルトン(André Breton, 1896~1966)らシュルレアリストは、テオフィル・ゴーティエ(Théophile Gautier、1811~1872)の翻訳を通してアルニムを再評価。
「Die Majoratsherren」(1820年)のAlan Brownによる翻訳。

 

Cecil Helman “THE GOLDEN TOENAILS OF AMBROSIO P”表紙

Cecil Helman “THE GOLDEN TOENAILS OF AMBROSIO P”ナンバー

Cecil Helman “THE GOLDEN TOENAILS OF AMBROSIO P”奥付

2. Cecil Helman “THE GOLDEN TOENAILS OF AMBROSIO P”
『アンブローズ・Pの黄金の爪』1990年、40ページ
セシル・ヘルマン(1944~2009)は、南アフリカの医師・医療人類学者。 著者のサイン。

 

Albert Ehrenstein “TUBUTSCH” 表紙

Albert Ehrenstein “TUBUTSCH” ナンバー

Albert Ehrenstein “TUBUTSCH” 奥付

3. Albert Ehrenstein “TUBUTSCH”
『トゥブッチュ』1990年、28ページ
アルベルト・エーレンシュタイン(1886~1950)はオーストリアのユダヤ系の表現主義文学者。 『トゥブッチュ』は、1907年に書かれ、1911年に発表された作品。Malcolm Greenによる翻訳。初の英訳。
『ドイツ表現主義02』(1971年、河出書房新社)に吉村博次による翻訳収録。

 

Remy de Gourmont “STORIES IN BLUE, BLACK, VIOLET, GREEN & MAUVE”表紙

Remy de Gourmont “STORIES IN BLUE, BLACK, VIOLET, GREEN & MAUVE”ナンバー

Remy de Gourmont “STORIES IN BLUE, BLACK, VIOLET, GREEN & MAUVE”奥付

4. Remy de Gourmont “STORIES IN BLUE, BLACK, VIOLET, GREEN & MAUVE”
『青・黒・紫・緑・モーヴ色の物語』1990年、48ページ
レミ・ド・グールモン(1858~1915)はフランスの文学者。『青・黒・紫・緑・モーヴ色の物語』は1908年に出版。Frederick Reeves Ashfieldによる翻訳。

秋朱之介(西谷操、1903=1997)も、堀口大學訳でグールモンの限定版(1934年)を企画・刊行しています。限定版制作者にとって、魅力的な「こぢんまりさ」があるような気がします。

 

Oskar Pastior “POEMPOEMS” 表紙

Oskar Pastior “POEMPOEMS” ナンバー

Oskar Pastior “POEMPOEMS” 奥付

Oskar Pastior “POEMPOEMS” 近刊予告

5. Oskar Pastior “POEMPOEMS”
『詩詩』1991年、40ページ 。
オスカー・パスティオール(1927~2006)は、ルーマニア生まれのドイツの詩人。 著者のサイン。1973年の作品の抄訳。Malcolm Greenによる翻訳。

巻末に「Volume 2」の予告がありまずが、実際に刊行された「Volume 2」とはだいぶ内容が違います。

 

Harry Mathews “THE AMERICAN EXPERIENCE”表紙

Harry Mathews “THE AMERICAN EXPERIENCE”

Harry Mathews “THE AMERICAN EXPERIENCE”奥付

6. Harry Mathews “THE AMERICAN EXPERIENCE”
『アメリカン・エキスピアレンス』1991年、24ページ
ハリー・マシューズ(1930~2017)は、アメリカの作家。英語圏唯一のウリポ(Oulipo)のメンバー。著者のサイン。

 

Rikki Ducornet “THE BUTCHER’S TALES” 表紙

Rikki Ducornet “THE BUTCHER’S TALES”

Rikki Ducornet “THE BUTCHER’S TALES” 奥付

7. Rikki Ducornet “THE BUTCHER’S TALES”
『ブッチャーの話』1991年、32ページ
リッキー・デュコーネイ(1943~ )は1980年代から作品を発表しているアメリカの作家。スティーリーダンの曲「Rikki Don't Lose That Number(リキの電話番号)」(1974年)に登場する「Rikki」は彼女のことだそうです。 著者のサイン。
1980年に、231部限定で刊行されていた『THE BUTCHER’S TALES』(Aya Press)から。

 

Benjamin Péret “MAD BALLS” 表紙

Benjamin Péret “MAD BALLS” ナンバー

Benjamin Péret “MAD BALLS” 奥付

8. Benjamin Péret “MAD BALLS”
『水晶玉』1991年、32ページ。イヴ・タンギー(Yves Tanguy、1900~1955)の装画。
バンジャマン・ペレ(1899~1959)は、フランスのダダ・シュルレアリスム詩人。James Brookによる翻訳。

1928年頃に書かれたとされる作品。1954年に「Satyremont」名義で刊行。本の表紙には、『Les Rouilles encagées(Encaged Rust、とじこめられた錆)』とある一方、扉には「Les Couilles encagées(Mad Balls、水晶玉)」とある作品。

 

Xavier Forneret “THE DIAMOND IN THE GRASS” 表紙

Xavier Forneret “THE DIAMOND IN THE GRASS” ナンバー

Xavier Forneret “THE DIAMOND IN THE GRASS” 奥付

9. Xavier Forneret “THE DIAMOND IN THE GRASS”  followed by “THE GLOW WORM” by CHARLES NODIER
『草むらのダイヤ』1991年、20ページ
グザヴィエ・フォルヌレ(1809~1884)は、フランスの作家。シュルレアリストによって再発見。 Terry Haleによる翻訳。

 

Eric Basso “EQUUS CABALLUS” 表紙

Eric Basso “EQUUS CABALLUS” ナンバー

Eric Basso “EQUUS CABALLUS” 奥付

10. Eric Basso “EQUUS CABALLUS”
『エクウス・カバラス(馬)』1991年、24ページ
エリック・バッソ(1947~ )はアメリカの作家。 著者のサイン。

 

Marcel Mariën “THE LIFE AND DEATH OF LA BELLE DESIDERATA”表紙

Marcel Mariën “THE LIFE AND DEATH OF LA BELLE DESIDERATA”ナンバー

Marcel Mariën “THE LIFE AND DEATH OF LA BELLE DESIDERATA”奥付

11. Marcel Mariën “THE LIFE AND DEATH OF LA BELLE DESIDERATA”
『希望という女の生と死』1991年、48ページ
マルセル・マリエン(1920~1993)は、ベルギーのシュルレアリスト。 著者のサイン。Terry Haleによる翻訳。協力はMichael Richardson、Sarah Whitfield、Maecel Mariën。

当初は、Heiner Müllerの“Hamletmachine”が予定されていましたが、別の版元から出版されたため、差し替え。

 

Günter Brus “PICTUREPOEMS”表紙

Günter Brus “PICTUREPOEMS”ナンバー

Günter Brus “PICTUREPOEMS”

12. Günter Brus “PICTUREPOEMS”
『絵詩』1991年、48ページ
ギュンター・ブルス(1938~ )は、オーストリアのアーティスト。 著者のサイン。ブルスのペンとインクによる「Bild-Dichtung(Picture-Poem、絵詩)」の選集。Malcolm Greenによる翻訳。

 

Günter Brus “PICTUREPOEMS”表紙

Günter Brus “PICTUREPOEMS”ナンバー

Günter Brus “PICTUREPOEMS”奥付

Alastair Brotchie “DOCUMENTS PERTAINING TO UBIC GESTATION” 目次

13. Alastair Brotchie “DOCUMENTS PERTAINING TO UBIC GESTATION”
『ユビュ懐胎に関する文書』1991年、24ページ。「ユビュ(UBU)懐胎」をめぐる資料集。
アラステア・ブロッチーはアトラス・プレスの編集者。アルフレッド・ジャリの研究者。
13冊目は、150部限定で、予約購読者へのおまけになります。

 

ところで、この12月、Atlas PressのWEBサイトのニュース欄が、マルセル・デュシャンの「泉(Fountain)」をめぐって論争モードになっています。

発端は、2014年11月、『The Art Newspaper』が、ジュリアン・スポルディング(Julian Spalding)とグリン・トンプソン(Glyn Thompson)による記事「マルセル・デュシャンはエルザの便器を盗んだのか?(Did Marcel Duchamp steal Elsa’s urinal?)」という記事を掲載したことのようです。
その内容は、マルセル・デュシャンを有名にした、市販の便器をそのまま使った作品『泉(Fountain)』(1917年)はデュシャンの発案ではなく、ドイツ生まれのアメリカのダダ詩人エルザ・フォン・フライターク=ローリングホーフェン男爵夫人(Baroness Elsa von Freytag-Loringhoven、1874~)が発案者だったという主張です。男爵夫人の伝記『Baroness Elsa』(2002年)の作者であるアイリーン・ギャンメル(Irene Gammel)の主張をもとにした記事でした。

Atlas Pressのアラステア・ブロッチー(ALASTAIR BROTCHIE)は、ドーン・アデス(DAWN ADES) とともに、その主張は誤りだと、反論「マルセル・デュシャンは泥棒ではない(MARCEL DUCHAMP WAS NOT A THIEF)」を『The Burlington Magazine』(December 2019)に掲載。
Atlas Press のホームページにも転載しています。

前衛芸術における女性アーティストの存在の重要さを見直す動きのなかで、エルザ・フォン・フライターク=ローリングホーフェン男爵夫人の存在を称揚しようとするあまり、デュシャンだけでなく、同じく『泉』事件で重要であったルイーズ・ノートン(Louise Norton)やベアトリス・ウッド(Beatrice Wood)といった女性の存在を無視しているような形になっていることも指摘しています。

『The Burlington Magazine』は、「第269回 1928年の『ザ・バーリントン・マガジン』4月号(2019年4月7日)」で言及したものと同じ美術誌です。現在も刊行されています。

 

『3 NEW YORK DADAS + THE BLIND MAN』表紙

Atlas Pressは、2013年に『3 NEW YORK DADAS + THE BLIND MAN』という、とても素敵な本を刊行しています。
ここでの3人のニューヨークのダダとは、マルセル・デュシャン(Marcel Duchamp、1887~1968)、アンリ・ピエール・ロシェ(Henri-Pierre Roché、1879~1959)、ベアトリス・ウッド(Beatrice Wood、1893~1998)。
アンリ・ピエール・ロシェについては、「第284回 1999年の鶴ヶ谷真一『書を読んで羊を失う』(2019年9月27日)」でも少し言及しています。

内容は、クリス・アレン(Chirs Allen)によるアンリ・ピエール・ロシェ『Victor』の翻訳と、ロシェ・ウッド・デュシャンの3人が1917年に出した『THE BLIND MAN』1号・2号の復刻、それにウッドの回想『I Shock Myself』抜粋から構成され、ドーン・アデスの序文、ドーン・アデスとアラステア・ブロッキーによる注釈を加えて、1917年というアートの世界にとっての変わり目の年を複数の視点で知ることのできる1冊です。

この本をつくったドーン・アデスとアラステア・ブロッキーにとって、「男爵夫人説」は「間違いで不正直(wrong and dishonest)」なものとしか言いようがないのでしょう。

 

平芳幸浩+京都国立近代美術館編『百年の《泉》―便器が芸術になるとき―』表紙

日本でも、デュシャンの「泉」百周年ということで、平芳幸浩+京都国立近代美術館編『百年の《泉》―便器が芸術になるとき―』(2018年4月20日第1刷発行、LIXIL出版)が出ています。
幸か不幸か、256ページの本のなかで、「男爵夫人説」には触れていません。63ページに「註2:《泉》の作者はデュシャンではないという考えも根強くある。デュシャン以外の作者の可能性についての議論としては、例えば、Peter Maaswinkel Marcel, Duchamp: The Enigma of the Uriel, tredition GmbH, 2017を参照。」 とあるので、エルザ・フォン・フライターク=ローリングホーフェン男爵夫人の名前を挙げずに言及したということになるのでしょうか。


〉〉〉今日の音楽〈〈〈

アトラス・プレスが取り上げるウリポ(Oulipo)の世界に見合うような音楽として思い浮かぶのが、石田彰がプロデュースする、富士山ご当地アイドル3776(みななろ)です。3776は富士山の標高3776メートルから付けられた名前です。

2015『3776を聴かない理由があるとすれば』01

2015年のCDアルバム『3776を聴かない理由があるとすれば』の収録時間は、3776秒=62分56秒。この数字の戯れにしびれます。
1秒=1mで、音楽的富士登頂がかないます。

 

2019『歳時記』01

2019年のCDアルバム『歳時記』は、その曲名だけでも圧巻です。

 01. 睦月一拍子へ調
 02. 如月二拍子嬰へ調
 03. 弥生三拍子ト調
 04. 卯月四拍子嬰ト調
 05. 皐月五拍子イ調
 06. 水無月六拍子嬰イ調
 07. 文月七拍子ロ調
 08. 葉月八拍子ハ調
 09. 長月九拍子嬰ハ調
 10. 神無月十拍子二調
 11. 霜月十一拍子嬰二調
 12. 師走十二拍子ホ調

数の戯れと無垢が、奇跡のように結びついた世界です。

▲ページトップへ

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

293. 1943年の『書物展望』五月號(2019年12月9日)

1943年の『書物展望』五月號・駒村悼追號表紙

第253回 1981年の『浮世絵志』復刻版(2019年1月21日)」で『書物展望』での大曲駒村追悼について少し書きましたが、気になっていたので現物も入手しました。水濡れがあって状態があまり良くないのが残念。
朱字で「駒村悼追號」とありますが、「駒村追悼號」でしょう。
大曲駒村(1882~1943)は、明治・大正・昭和初期の浮世絵・古川柳研究の推進役的存在だった人です。

表紙は、大曲駒村の蔵書票(大曲駒村の「写楽」風自画像)と蔵書印(紙魚樓人)。
蔵書票には「曲肱書屋蔵票」とあります。
「曲肱」は論語のことばで、枕を買えず自分の肱(ひじ)を枕に寝るような貧しい暮らしでも、正しいことをする楽しみはあるということを含意しています。

「曲肱書屋」に住む「紙魚樓人」、趣味人らしすぎる自称です。

 

『書物展望』五月號・駒村悼追號(1943年5月1日発行、書物展望社、編輯兼発行・斎藤昌三)の裏表紙

▲『書物展望』五月號(1943年5月1日発行、書物展望社、編輯兼発行・斎藤昌三)の裏表紙
大曲駒村が編集発行していた書物雑誌『あかほんや』(1930年)の表紙をアレンジしています。

 

『書物展望』五月號・駒村悼追號の編集後記「新富町便り」

▲『書物展望』五月號の編集後記「新富町便り」
冒頭に「〇決戦時下では折角櫻は咲いても見る人がない。花には氣の毒だが風流の時代ではない。」とあって、斎藤昌三も戦時下のテキストを書く人になっています。続いて、

〇前號の豫告に依つて本號の一部を駒村君の追悼記に割愛したが、期日が迫り過ぎてゐた故か三十餘名の依頼状に對し、三分の一の寄稿とはいさゝか物淋しい感がなくもない。今少し時間があつたら舊知の矢田挿雲、酒井三良、井上和雄、石井研堂の諸氏、少し近くでは尾佐竹博士、荷風翁その他俳友でも相當集つた筈だが、惜しいことをした。然し之れだけでも吾々の氣分は充分通じてゐると思ふ。

とありますが、「特輯 大曲駒村老追悼」には、笹川臨風、柳田泉、松本翠影、宮尾しげを、小熊幸司郞、吉田冬葉、魔山人、木下笑風、可山人、西島○丸、鈴木安藏、石川巖、小島烏水、齋藤昌三といった、十分に濃い面々が寄稿していて、駒村の人物がしのばれます。


『書物展望』五月號・駒村悼追號の目次

▲『書物展望』五月號の目次
目次を見ると、「特輯 大曲駒村老追悼」以外にも、「第267回 1939年の井上和雄『書物三見』(2019年3月18日)」「第268回 1936年の井上和雄『寶舩考(宝船考)』(2019年3月19日)」で取り上げた井上和雄(1889~1946)や、前回や「第227回 1990年の江間章子『タンポポの呪咀』(2018年3月16日)」ほかで取り上げた江間章子(1913~2005)の名前もあります。

特に、『書物展望』とつながりがあったとは思えない、江間章子の随筆「吾が文學」が掲載されていることに驚きました。
この号の執筆者のなかでは紅一点のようです。
どういう経緯で原稿依頼があったのでしょうか。気になります。

 

『書物展望』五月號・駒村悼追號の江間章子のページ

▲『書物展望』五月號に掲載された江間章子の「吾が文學」
江間章子が、『書物展望』に寄稿したのは、この1回だけのようです。

別れの悲しみを書くとき、現在では使うことのないような表現を選んでしまう、戦時下に書かれた随筆です。

文學について、私は心から語つた記憶を持たない」 という江間章子が、三年ぶりに満州から内地にもどった技術官の兄との対話で、「新京では本がよく賣れますよ、讀書熱はすばらしいものです、僕も近頃は小説も買つて讀んでゐるといふ。兄さんが小説を讀むとはねえと母が感心してゐた」という話になり、どういう作家が読まれているかというと「火野葦平、伊藤永之介、上田廣」 で、江間章子は、身近な人達からも小説を書かないかとすすめられます。
江間自身も「小説を書きたいと思ふように」なり、「いつものまにかまたゝくまに三人の女の子の母となって詩を書くのもやめずに、私は此の頃こんな心境にゐる」と書いたあと、小説的エピソードで、随筆を締めくくります。

その最後の部分を引用します。

(夫の)勤務先の新聞社から特派員として派遣されることがきまつたとき、私共は死といふことを何も考へなかつた。夫も私もお役に立つやうにと祈りたい心ばかりだつた。名譽だといふ抽象的なものも泛んでこなかつた。親達は安らかに喜んでくれたと思ふ。
 東京驛に極く身内だけで送つてかえり私は五つになる長女の手をひきながら、反省してもしきれないほど異状な興奮を頭に感じてゐた。
 夫は社に寄つて、往きますとだけ社會部の日誌に書いて行くのだと、家をいつものやうに朝出掛けた。同行の寫眞班はマライに行つて經驗のある日野さんである。
 萬一の場合は白い函を首にさげて進まなければならないのですからねと日野さんが云つたといふ。夫は前日、隊長殿あの旗をうたせて下さい、といふポスターを持つてきて僕の遺言だから壁にはつておけと云つた。私は客間の廊下に通じる扉にはりつけた。來る人達がこれはいゝですねと云ふ。
 私は子供の手をとりながら家へ戻るとき、ちやうど夕燒けの空と美しい富士の峯がはるかにのぞまれた電車のなかで、苦しみといふにはあまりにもつたいなこの別れの想ひが、畏れ多くも 上御一人から頂戴したものであることをつくづくと承知し、身に余る感激に涙した。
 生きていくのに苦しみがあつたときは 陛下から頂戴した苦しみであることを想へば小さな身のいとなみにも御光の照らされてゐることをもつたいなく、有難く、拜みたくなる。
 私の文字も此處に根をおろす氣がする。

昭和18年(1943)の文章です。昭和13年(1938)の文章でも、昭和23年(1948)の文章でもありません。

江間章子のような書き手も、戦地に向かう夫との別れを「この別れの想ひが、畏れ多くも 上御一人から頂戴したもの」「生きていくのに苦しみがあつたときは 陛下から頂戴した苦しみであることを想へば小さな身のいとなみにも御光の照らされてゐることをもつたいなく、有難く、拜みたくなる。」と書く時代だったのだなと思います。

随筆の題が「吾が文學」なので、最後の文の「私の文字」は、「私の文學」ではないかという気がしますが、「私の文字」は根をおろすことなく、傷となって、今も痛んでいます。

 

〉〉〉今日の音楽〈〈〈

ピーター・ブレグヴァド(Peter Blegvad)のファンなのですが、ブレグヴァド氏は告知やSNSに熱心でないので、周辺をこまめにチェックしないといけません。
ふと検索をかけてみたら、 10月17日に、Anthony Moore and Peter Blegvad で、「Human Geography US」という、50分の新作を resonance.fmで放送していたことに気づきました。
えっ、「アメリカ人文地理学」!?これ何!?です。
歌ものでなく、朗読ものということもありますが、ひっそりと放送され、ほとんど話題になっていないのが、なんとも。

アンソニー・ムーアの企画のようで、アメリカの「路上(on the road)」もの。
20世紀アメリカの、ハードボイルドなセンチメンタル・ジャーニーといった趣の50分です。
ピーター・ブレグヴァドが、6人のアメリカ作家の作品抜粋を朗読し、 アンソニー・ムーアが、ギターとフィールド・レコーディング音源など音効担当。
朗読される6人の作家の作品は、20世紀書店の「路上」派コーナーの棚に並んでいそうです。

Jack Black (1871~1932) 『You Can’t Win』(1926)
Richard Brautigan(1935~1984)『Trout Fishing in America』(1967)
John Crowley(1942~ )『Little, Big』(1981)
Edward Dorn(1929~1999)『Way West』(1993)
Thomas Pynchon(1937~ )『Mason & Dixon』(1997)
Charles Willeford(1919~1988)『I Was Looking for a Street』(1988)

「Human Geography US(アメリカ人文地理学)」は、7つのトラックで構成され、次の順で朗読されます。

1. Pynchon
2. Black
3. Brautigan
4. Dorn
5. Willeford
6. Crowley
7. Brautigan again

mp3音源ですが、正規音源を soundcloud で聞くことができます。
聞き逃したことを遅れて気づくような者にとって、ありがたい時代です。

 

本棚に、トマス・ピンチョン(Thomas Pynchon)『メイソン&ディクソン(Mason & Dixon)』と、リチャード・ブローディガン(Richard Brautigan)『アメリカの鱒釣り(Trout Fishing in America)』の2冊はあったので、「Human Geography US」で朗読されている部分を引用してみます。

 

Thomas Pynchon『Mason & Dixon』

▲Thomas Pynchon『Mason & Dixon』(1997年、Henry Holt and Company)ダストラッパー。

トマス・ピンチョン(Thomas Pynchon)『メイソン&ディクソン(Mason & Dixon)』の「50」が、Anthony Moore and Peter Blegvad の「Human Geography US」冒頭を飾ります。

アメリカの北部と南部を地理学的に分けた「メイソン=ディクソン線(Mason-Dixon Line)」で知られる、天文学者チャールズ・メイソン(Charles Mason、1728~1786)とジェレマイア・ディクソン(Jeremiah Dixon、1733~1779)を主人公にした作品です。
新潮社から柴田元幸訳が出ています。

Not all Roads lead to Philadelphia. Chesapeake means as much, and often more, to the Back Inhabitants as Philadelphia, ― so Roads here seldom run in the same sense as the West Line, but rather athwart it, coming up from Chesapeake, and going on, to the North and the West. Soon, lesser roads, linking farms and closer Markets, begin to feed into these Line-crossing roads, ― before long, on one or more of the Corners so defin’d, a Tavern will appear. It is thus, in the Back-Country, evident to all, however unschool’d in Euclid, that each time the Visto crosses a Road, there’s sure to be an Oasis but a few miles north or south.
 “Here’s how we’ll do it,” proposes Mason. “Whenever we come to a Road, one of us goes North, the other South, The one not finding a Tavern in a reasonable Time, returns to the Line, where he finds either the other waiting, or that the other has not yet return’d, ― in which case, he then continues in the same direction, either meeting the other returning, of finding him, already a dozen pints down.”
 East of Susquehanna, under this System, there prove to be Crossings where Inns lie both North and South of the Line, and on such Occasions, entire days may pass with each Surveyor in his own Tavern, not exactly waiting for the other to show up
, ― possibly imagining the good time the other must be having and failing to share. Later, across Susquehanna, there come days when the only Inns are worse than no Inn, and presently days when there are no Inns at all, and at last the night they encamp knowing that for an unforeseeable stretch of Nights, they must belong to this great Swell of Forested Mountains, this place of ancient Revenge, and Beasts outside the Fire-light, ―
(後略)

黒字の部分は朗読を省略しています。「.」の部分でなく「,」の部分で朗読は終わっています。

 

Richard Brautigan『Trout Fishing in America』

▲Richard Brautigan『Trout Fishing in America』 (オリジナル版は1967年。写真はDELLの1972年ペーパーバック版の1978年第10刷)
リチャード・ブローディガン(Richard Brautigan)『アメリカの鱒釣り(Trout Fishing in America)』は、47の断章から構成された小説。
藤本和子訳の晶文社本が懐かしいですが、今は新潮文庫に入っています。

トラック3と最後のトラック7が、『アメリカの鱒釣り』からの抜粋です。

トラック3は、「In The California Bush」から。

(前略)
 Pard was born of Okie parents in British Nigeria and came to America when he was two years old and was raised as a ranch kid in Oregon, Washington and Idaho.
 He was a machine-gunner in the Second World War
, against the Germans. He fought in France and Germany. Sergeant Pard. Then he came back from the war and went to some hick college in Idaho.
 After he graduated from college, he went to Paris and became an Existentialist. He had a photograph taken of Existentialism and himself sitting at a sidewalk cafe. Pard was wearing a beard and he looked as if he had a huge soul, with barely enough room in his body to contain it.
 When Pard came back to America from Paris, he worked as a tugboat man on San Francisco Bay and as a railroad man in the roundhouse at Filer, Idaho.
 Of course, during this time he got married and had a kid. The wife and kid are gone now, blown away like apples by the fickle wind of the Twentieth Century. I guess the fickle wind of all time. The family that fell in the autumn.
 After he split up with his wife, he went to Arizona and was a reporter and editor of newspapers. He honky-tonked in Naco, a Mexican border town, drank Mescal Triunfo, played cards and shot the roof of his house full of bullet holes.
 Pard

(後略)

Pard」で唐突に終わります。

 

最後のトラック7は、「The Mayor of the Twentieth Century」と「The Shipping of Trout Fishing in America Shorty to Nelson Algren」から。

「The Mayor of the Twentieth Century」から

(前略)
 He wore a costume of trout fishing in America. He wore mountains on his elbows and bluejays on the collar of his shirt. Deep water flowed through the lilies that were entwined about his shoelaces. A bullfrog kept croaking in his watch pocket and the air was filled with the sweet smell of ripe blackberry bushes.
 He wore trout fishing in America as a costume to hide his own appearance from the world while he performed his deeds of murder in the night.
 Who would have expected?
 Nobody!
 Scotland Yard?
 (Pouf!)
 They were always a hundred miles away, wearing halibut-stalker hats, looking under the dust.
 Nobody ever found out.
 O, now he’s the Mayor of the Twentieth Century! A razor, a knife and a ukelele are his favorite instruments.
 Of course, it would have to be a ukelele. Nobody else would have thought of it, pulled like a plow through the intestines.


「The Shipping of Trout Fishing in America Shorty to Nelson Algren」から

Trout Fishing in America Shorty appeared suddenly last autumn in San Francisco, staggering around in a magnificent chrome-plated steel wheelchair.
 He was a legless, screaming middle-aged wino.
 He descended upon North Beach like a chapter from the Old Testament. He was the reason birds migrate in the autumn. They have to. He was the cold turning of the earth; the bad wind that blows off sugar.
 He would stop children on the street and say to them, “I ain’t got no legs. The trout chopped my legs off in Fort Lauderdale. You kids got legs. The trout didn’t chop your legs off. Wheel me into that store over there.”
 The kids, frightened and embarrassed, would wheel Trout Fishing in America Shorty into the store. It would always be a store that sold sweet wine, and he would buy a bottle of wine and then he’d have the kids wheel him back out onto the street
, and he would open the wine and start drinking there on the street just like he was Winston Churchill.

(中略)

 I don’t know what happened to him. But if he comes back to San Francisco someday and dies, I have an idea.
 Trout Fishing in America Shorty should be buried right beside the Benjamin Franklin statue in Washington Square. We should anchor his wheelchair to a huge gray stone and write upon the stone:
     Trout Fishing in America Shorty
          20¢ Wash
          10¢ Dry
          Forever

黒字の部分は朗読を省略しています。

ピーター・ブレグヴァドの催眠術師のような深い声が、アメリカ各地をさまよい、アンソニー・ムーアがフィールドレコーディングした環境音と相まって、あるいは、あこがれの世界であったかもしれない、ビートニク的な「路上」の50分が生まれています。
アンソニー・ムーアとギターという楽器は、今まで強く結びついた印象はなかったのですが、ギターの響きは、感傷旅行には欠かせないようです。

 

Black、Dorn、Willeford、Crowleyの4作品の朗読個所のテキストがお分かりの方、ぜひ、お教えください。

▲ページトップへ

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

292. 1994年の江間章子『ハナコ』(2019年11月30日)

1994の江間章子『ハナコ』表紙カヴァー

 

秋朱之介(西谷操、1903~1997)最後の装幀本となった江間章子『タンポポの呪咀』(1990年、書肆ひやね)に続いて、書肆ひやねから刊行された、江間章子(1913~2005)の詩集『ハナコ』の表紙カヴァーです。装幀・編集は森孝一。
『タンポポの呪咀』については、「第227回 1990年の江間章子『タンポポの呪咀』(2018年3月16日)」でも書いています。

調べものの途中で、まったく別のものと考えていたものが、結びつく、あるいは、結びつきそうになる場面に気づくことがあります。
そこには別の可能性の芽があったのではないか、とわくわくしたり、結果として実を結ばなかったことを残念に思ったりします。

このサイトで、鹿児島の川内出身の出版人・秋朱之介について書いてきて、最近になって、児玉達雄(1929~2018)関連のことについて調べていますが、この2つが結びつくとは思っていませんでした。
しかし、 細いものながら、つながりがあったことに気づきました。世の中というのは、やはり、どこかでつながってしまうものなのでしょうか。

第263回 1973年ごろの村 次郎詩集『風の歌』筆写版(2019年3月1日)」「第265回 1992年の『児玉達雄詩十二篇』(2019年3月3日)」でも書きましたが、鹿児島に暮らす児玉達雄にとって、青森八戸の詩人・村次郎(石田實、1916~1997)とのつながりは大切なものだったと思います。
その村次郎が、慶応の学生時代、棟方志功(1903~1975)が装画を描いた堀口大學(1892~1981)の詩集が欲しかったことを語っていて、その本はまぎれもなく秋朱之介が制作した堀口大學詩集『ヴェニュス生誕』(1934年、裳鳥会)でした。
そのことについては、「第256回 1934年の秋朱之介の裳鳥会刊『棟方志功画集』広告(2019年2月7日)」に追記しました。

そして、『ヴェニュス生誕』のほかにも、つながりそうな線があったことに気づきました。
秋朱之介が最後に詩集の装幀をした江間章子ですが、1930年代に、慶応の学生と結婚しています。
まだ確認はとれていないのですが、どうもその慶応の学生は、村次郎と同級だったようなのです。戦後、『改造』の編集長となる、小野田政です。
もっとも、江間章子と小野田政は別れてしまうので、この話は、続きがないのですが、1930年代から1940年代にかけて、運命の歯車がかみ合えば、秋朱之介と村次郎がめぐり会うことだって、あり得ない話ではなかったのだなと思います。

 

江間章子と小野田政のことに気づいたのは、青森八戸の圓子哲雄が主宰する詩誌『朔』95号掲載の座談会でした。

青森八戸の圓子哲雄が主宰する詩誌『朔』95号

▲青森八戸の圓子哲雄が主宰する詩誌『朔』95号(1984年11日20日発行、朔社)
児玉達雄旧蔵のものです。村次郎の弟子を自認する圓子哲雄が主宰する詩誌『朔』は、1971年創刊(2015年までに179号)で、児玉達雄のもとには、毎号圓子哲雄の丁寧な手紙とともに送られていたようで、かなり初期からのバックナンバーが揃っていたと思われます。
残念ながら、蔵書処分のときに、ばらけてしまったと思われます。私は鹿児島の古本屋さんで11冊を購入しました。

その95号で、「八戸・詩歌・昔を語る」という座談会があり、その中に、江間章子についての言及がありました。
座談会の出席者は、草飼稔、船水清、村上重治、晴山要一郎。記録者は、圓子哲雄。
場所は、八戸市鮫町「石田屋」 ですが、 石田屋の主人、石田實(村次郎)は参加していません。

江間章子に言及した部分を引用します。

村上  菱山修三も「椎の木」に載せていたね。当時第一書房から三好(達治)の「測量船」、菱山の「懸崖」、丸山(薫)の「帆・ランプ・鷗」と次ぎ次ぎと詩集が出たね。「椎の木」には左川ちか、江間章子もいた。
船水  左川ちか詩集は今では求めるのは大変だが、当時はすぐれた女流詩人で、翻訳もやっていた。今日再評価されているようだね。江間章子の旦那が慶応で、確か村次郎と同級の筈だ。「改造」の編集長だったな。彼も何か小説を書いていたようだ。それはともかく当時の詩壇は「詩と詩論」がリードしていたね。安西冬衛、春山行夫は別として今の人はあまりシュールの詩人は読まれないようだな。
村上  当時の「詩と詩論」を読むべきだな。復刻版が出たと聞いたが手に入るかも知れない。江間章子は九州福岡の出身だな。
晴山  彼女は今も元気で、綺麗なお婆ちゃんだ。昨年彼女と三陸海岸で逢った時、「椎の木」の話をしきりに懐しがっていた。又書くといっていたよ。左川ちかについては伊藤整の彼女だったと言う噂があった。
船水  「椎の木」にはその他、柏木俊三、高松章、山村酉之助、山中富美子、阿部保、乾直恵、高祖保もいた。「椎の木」を僅かでも持っている人がいたら見たいね。今では珍らしいもの。「椎の木」は第一次が昭和二年からで、三好達治、伊藤整、丸山薫、乾直恵、高祖保らが活躍した。第二次は昭和三年から四年までで阪本越郎が編集担当者になるんだ。私らが入った第三次は昭和七年からということになる。

お酒を飲みながらの座談で、放談気味ですが、 〈江間章子の旦那が慶応で、確か村次郎と同級の筈だ。「改造」の編集長だったな。〉という発言には、突然、今まで気づいていなかった線がつながったように思いました。
江間章子は九州福岡の出身だな〉という発言は、江間章子の父親は会津出身で岩手に養子に入った人、母親は岩手の人ですので、別人と勘違いしていると思われます。

 

秋朱之介と同郷の、鹿児島の川内出身の出版人・山本実彦(1885~1952)の伝記、松原一枝『改造社と山本実彦』(2001年、南方新社)に、江間章子と小野田政の結婚の記述があります。

 十二月事件で、「改造」の編集方針は大きく転換をすることになる。昭和二十四年新年号から、先に馘首された編集長に代わって新しく入社した小野田政(後、産経出版社長、産経新聞専務)が編集長となった。
 小野田政は、「改造」創刊時に山本を中心に集まったメンバーのひとり小野田正の息子である。慶応大学在学中に詩人の江間章子と親の反対を押し切って結婚、子供もできたが、親からは勘当同然なので生活に困り、改造社の(山本)実彦を訪ねた。まだ改造社が御成門にあったころである(昭和十四年)。

 

江間章子は、70歳を過ぎてから、3冊の回想録、『埋もれ詩の焔ら』(1985年、講談社)『〈夏の思い出〉 その想いのゆくえ』(1987年、宝文館出版)、『詩の宴 わが人生』(1995年、影書房)を出していますが、そのなかでは、小野田政について、いっさい触れていません。

1999年に刊行された『江間章子全詩集』(宝文館出版)の佐々木桔梗による「解説」でも、結婚については、次のように書かれているだけです。

末娘の原因不明の病気看護等々、江間章子の半生も水路をゆくが如きものではなく、加えて最愛の母(思えば日本最初にスキーをした女性)の死や結婚生活への終止符(共に昭和三十年)等、悲しくもつらい日々もあった。

昭和30年(1955)に小野田政と別れたことがわかります。
江間章子『詩の宴 わが人生』(1995年、影書房)では、昭和30年について、次のように書かれています。

 昭和三十年七月、母は急性肝硬変で、三週間近く入院して、亡くなった。祖母とおなじ六十歳だった。いまとちがって、鼻にチューブを入れる医療でなく、昏睡状態が続いたはての、自然死といっていい、安らかな最期であった。祖母とおなじ六十歳だった。当時は、ラジオ歌謡、童謡、純情少女小説など書いていたものの、私の最もお金のない時代であった。文字通りの、母の〈野辺の送り〉を済ませた。

母親の死を書き、「私の最もお金のない時代であった」とは書いても、離婚のことには、いっさい触れていません。

 

江間章子『ハナコ』(平成6年5月30日発行、書肆ひやね)表紙

▲江間章子『ハナコ』(平成6年5月30日発行、書肆ひやね)表紙

江間章子『ハナコ』(1994年、書肆ひやね)扉

▲江間章子『ハナコ』(1994年、書肆ひやね)扉

江間章子『ハナコ』(1994年、書肆ひやね)口絵

▲江間章子『ハナコ』(1994年、書肆ひやね)口絵
口絵のジャコメッティ作品のテーブルの足の形が、2年後の『ハナコ』特装版の外箱のアイデアのもとになっています。

江間章子『ハナコ』(1994年、書肆ひやね)本文見開き

▲江間章子『ハナコ』(1994年、書肆ひやね)本文見開き
江間章子 詩 林光 曲の「ハナコニ摑マルヨ ハナコカラ逃ゲロ」と「ハナコ症候群」の楽譜を掲載。
林光(1931~2012)の「ハナコ*解題」も収録。

江間章子『ハナコ』(1994年、書肆ひやね)奥付

▲江間章子『ハナコ』(1994年、書肆ひやね)奥付

   江間章子『ハナコ』1994年版と1996年特装版の背

▲江間章子『ハナコ』1994年版と1996年特装版外箱の背

2年後に、特装版が作られています。

 

江間章子『ハナコ』特装版(平成8年8月8日、書肆ひやね)外箱と表紙

▲江間章子『ハナコ』特装版(平成8年8月8日、書肆ひやね)外箱と表紙

   江間章子『ハナコ』特装版(1996年、書肆ひやね)外箱に使われた古裂

▲江間章子『ハナコ』特装版(1996年、書肆ひやね)外箱に使われた古裂
『江間章子全詩集』(1999年、宝文館出版)の佐々木桔梗の「解説」によれば、『タンポポの呪咀』特装版に使われた「古代ダマス織布」の余りが使われています。
佐々木桔梗は、「先般の詩集『ハナコ』の本文総雁皮紙刷りという特別版(平成八年八月刊)の差込みケースの平に細長い波形の窓をあけ、残った織地をこの窓の部分に用いた。この細い窓は同著のカラー口絵、ジャコメッティのシュールレアリズム風なテーブルの足のデザインが生かされたもの。」と説明していますが、ダマス織布とならぶと、外箱の紙の選択が残念な本です。

江間章子『ハナコ』特装版(1996年、書肆ひやね)表紙

▲江間章子『ハナコ』特装版(1996年、書肆ひやね)表紙

江間章子『ハナコ』特装版(1996年、書肆ひやね)の著者署名

▲江間章子『ハナコ』特装版(1996年、書肆ひやね)の著者署名

江間章子『ハナコ』特装版(1996年、書肆ひやね)奥付

▲江間章子『ハナコ』特装版(1996年、書肆ひやね)奥付
限定五拾部内 著者本 第参番

 

『江間章子全詩集』(1999年、宝文館出版)外箱と表紙

▲『江間章子全詩集』(1999年、宝文館出版)外箱と表紙

『江間章子全詩集』(1999年、宝文館出版)表紙

▲『江間章子全詩集』(1999年、宝文館出版)表紙
表紙クロスの、この紫が似合う人は、ほかに浮かびません。

『江間章子全詩集』(1999年、宝文館出版)の著者署名

▲『江間章子全詩集』(1999年、宝文館出版)の著者署名

『江間章子全詩集』(1999年、宝文館出版)奥付

▲『江間章子全詩集』(1999年、宝文館出版)奥付
山田野理夫編。
佐々木桔梗の「解説」では、「第188回 1936年の『木香通信』6月号(2016年9月26日)」で紹介した、秋朱之介のテキスト「梨の花白く咲く頃」を引用して、秋朱之介の江間章子への入れ込みようを特筆しています。
さらに、戦後間もない時期、秋朱之介(西谷操)の操書房で、江間章子の詩集『花籠』刊行が準備され、芹沢銈介の総型染の表紙見本も残されていると書いています(その表紙見本は、1999年当時、佐々木桔梗が所蔵)。

江間章子は、秋朱之介(西谷操)の横浜本牧の自宅を訪ね、そのとき、秋朱之介宅の離れを仕事場にしていた山本周五郎を紹介されたことを回想しているので、その訪問は、詩集『花籠』の相談もあってのことだったと思われます。
残念ながら、江間章子の第一詩集『春への招待』(1936年、東京VOUクラブ出版)に次ぐ、第二詩集になるはずだった『花籠』は、刊行されませんでした。
何があったのか分かりませんが、刊行されていれば、間違いなく、後の世代にとっても垂涎の1冊になったのではないかと思います。
惜しい話です。


江間章子詩集『花籠』(1947年、操書房)は、準備されながらも上梓されなかった本の1冊として、西谷操『水中花』(1936年、昭森社)やノワイユ伯爵夫人・石邨幹子訳『限りなき心』(1956年、昭森社)などとともに、幻の本棚に並んでいます。

 

『埋もれ詩の焔ら』(1985年、講談社)表紙カバー

▲『埋もれ詩の焔ら』(うもれしのほむら、1985年10月21日第1刷発行、講談社)表紙カバー
1930年代のモダニズム詩人、左川ちか(1911~1936)、饒正太郎(1912~1941)、伊藤昌子(生没年不詳)らの回想と、江間章子が選んだ彼らの詩で構成されています。
この本の印刷・装幀は、1930年代の様式でなされるのがふさわしい、と思います。

『埋もれ詩の焔ら』(1985年、講談社)表紙カバー

▲『埋もれ詩の焔ら』(1985年、講談社)表紙カバー
口絵は、1935年に来日したジャン・コクトー(Jean Cocteau、1889~1963)が、江間章子におくった署名。
「えま・しょうこ」で知られていますが、このときは「えま・あきこ」で書いてもらったようです。
この絵は、『タンポポの呪咀』の表紙に使われることになります。

『埋もれ詩の焔ら』(1985年、講談社)の献呈署名

▲『埋もれ詩の焔ら』(1985年、講談社)の献呈署名
アマゾンマーケットプレイスで「可」の古書を購入しました。
届いた本が、江間章子から佐藤朔(1905~1996)への献呈本で、驚きました。

 

『朔』134号(1997年5月26日発行、朔社)

▲『朔』134号(1997年5月26日発行、朔社)
児玉達雄旧蔵の『朔』134号は、佐藤朔と松井さかゑの追悼号でした。表紙の赤ペン字は児玉達雄のもの。
巻頭に佐藤朔の詩「青銅の首」を掲げ、佐藤朔追悼を寄稿していたのは、鈴木亨、新藤千恵、佐岐えりぬ、中村真一郎、白井浩司の5人。
白井浩司の「佐藤朔氏への挽歌」は、追悼というより、批判であり訣別の文章でした。

この『朔』134号には、坂口昌明の46ページの長詩「月光に花ひらく吹上の」も掲載されています。
青森八戸で刊行されている詩誌ですが、鹿児島の人間が読んでも充実した内容でした。

 

〉〉〉今日の音楽〈〈〈

『仙波清彦・摩訶不思議~千手披露』(2019年、SONY MUSIC)01

『仙波清彦・摩訶不思議~千手披露』(2019年、SONY MUSIC)02

『仙波清彦・摩訶不思議~千手披露』(2019年、SONY MUSIC)03

▲『仙波清彦・摩訶不思議~千手披露』(2019年、SONY MUSIC)
邦楽囃子仙波流の少年時代から数えると、2018年は芸歴50年ということで、2019年に出たCD2枚組のベスト盤。
1983年から2003年のはにわものを中心に選曲されています。
ほんとうなら、2枚組のベスト盤でなく、ボックスが欲しい音楽家です。

小川美潮が歌い、水滴が大河になる、「水」を。

▲ページトップへ

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

291. 1994~1997年の『THE RēR QUARTERLY VOLUME 4』(2019年11月23日)

1994年の『ReR Records Quarterly Vol. 4 No.1』CD01

前回に続いて、ヘンリー・カウ(Henry Cow)のクリス・カトラー(Chris Cutler)が編集長として発行していたレコード(CD)+マガジンの写真を並べています。

1991年の「Vol 3 No 3」から少し間を置いてつくられた1994年のVol. 4から、LPはCDになり、アルバム名から「RECORDS」がとれて、『THE RēR QUARTERLY』になります。

上の写真は、1994年の『THE RēR QUATERLY VOLUME 4 NUMBER 1』(1994年、RēR Megacorp-RēR 0401)のCDジャケットです。
選曲、カヴァーとインレイのアートワークは、クリス・カトラー(Chris Cutler)。
ブックレットのレイアウトは、Dirk Vallons。

 

『THE RēR QUATERLY VOLUME 4 NUMBER 1』CDレーベル面

▲『THE RēR QUATERLY VOLUME 4 NUMBER 1』CDラベル面
CDラベル面の魚の絵は、ピーター・ブレグヴァド(Peter Blegvad)によるもの。

『unfiled MUSIC UNDER NEW TECHNOLOGY RēR / RECOMMENDED SOURCEBOOK 0401』表紙

▲『unfiled MUSIC UNDER NEW TECHNOLOGY ReR / RECOMMENDED SOURCEBOOK 0401』(1994年、ReR)表紙
『RēR Records Quarterly Magazine』という誌名も、『unfiled SOURCEBOOK』(unfiled MUSIC UNDER NEW TECHNOLOGY ReR / RECOMMENDED SOURCEBOOK)に変わりました。
編集クリス・カトラー(Chris Cutler)
表紙デザインTroy Rapp。表紙写真クリス・カトラー。
制作Counter Productions。A4サイズ112ページ。1500部。

『unfiled MUSIC UNDER NEW TECHNOLOGY RēR / RECOMMENDED SOURCEBOOK 0401』目次

▲『unfiled MUSIC UNDER NEW TECHNOLOGY RēR / RECOMMENDED SOURCEBOOK 0401』目次
口絵はカラーで、ピーター・ブレグヴァド(Peter Blegvad)の作品。魚の腹をさばくと宝石が出てくる図で、CDのレーベル面にも使われています。
ほかにも図版で「Ulysse Nardin」「Self-made Men」という作品を掲載。

 

『THE RēR QUATERLY VOLUME 4 NUMBER 2』CDジャケット

▲『the RēR quarterly volume 4 number 2』(1997年、RēR Megacorp-RēR 0402)CDジャケット
カヴァーとCDラベル面の写真は、クリス・カトラー(Chris Cutler)
デザインは、David Butterworth。

『THE RēR QUATERLY VOLUME 4 NUMBER 2』CDレーベル面

▲『the RēR quarterly volume 4 number 2』CDラベル面

『unfiled MUSIC UNDER NEW TECHNOLOGY RēR / RECOMMENDED SOURCEBOOK 0402』表紙

▲『unfiled MUSIC UNDER NEW TECHNOLOGY RēR / RECOMMENDED SOURCEBOOK 0402』(1997年、ReR Megacorp)表紙
編集クリス・カトラー(Chris Cutler)
表紙写真Kersten Glandien。
制作Counter Productions。
印刷Herbert Robinson。A4サイズ88ページ。1000部。

『unfiled MUSIC UNDER NEW TECHNOLOGY RēR / RECOMMENDED SOURCEBOOK 0402』目次

▲『unfiled MUSIC UNDER NEW TECHNOLOGY RēR / RECOMMENDED SOURCEBOOK 0402』目次
ピーター・ブレグヴァド(Peter Blegvad)のイラスト作品「Attic」を掲載。

 

この「0402」号をもって、1985年から続いた『THE RēR QUATERLY』は、ひとまず役目を終えます。

 

『オール・アバウト・チェンバー・ロック&アヴァンギャルド・ミュージック Rock In Opposition』(2014年、マーキー・インコーポレィテッド)

▲『オール・アバウト・チェンバー・ロック&アヴァンギャルド・ミュージック Rock In Oppositionとその周辺』(2014年11月21日初版発行、マーキー・インコーポレイティド)
ヘンリー・カウなど、RECOMMENDEDレーベル系のミュージシャンについての、いろんなことを知ることのできる本ですが、『THE RēR QUATERLY』については、情報が薄かったです。

Benjamin Piekut『HENRY COW: THE WORLD IS A PROBLEM』

▲Benjamin Piekut『HENRY COW: THE WORLD IS A PROBLEM』(2019、Duke University Press)
ヘンリー・カウの本格的な評伝・研究書がアメリカのデューク大学の出版局から出ました。まだ手をつけていないので「出ました」とだけしか言えませんが、メンバーの協力のもと、しっかりリサーチされた本のようです。
図版には、そんなに力は入っていません。

 

〉〉〉今日の音楽〈〈〈

『Henry Cow A cow cabinet of curiosities』

2008年の40周年ボックスのときの、予約者特典CD『Henry Cow A cow cabinet of curiosities』から、「Half the Sky」を。
故リンゼイ・クーパー(Lindsay Cooper)の曲です。1978年のライブ音源。

▲ページトップへ

 

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

290. 1989~1991年の『RēR RECORDS QUARTERLY Vol. 3』(2019年11月23日)

1989年の『RēR Records Quarterly Vol. 3 No.1』表ジャケット

289. 1987~1989年の『Rē RECORDS QUARTERLY Vol. 2』(2019年11月22日)

1987年の『Rē Records Quarterly Vol. 2』Vol1表ジャケ

288. 1989年のアルフレッド・ジャリ『DAYS AND NIGHTS』(2019年11月1日)

1989年の『DAYS AND NIGHTS』表紙

287. 1939年の『東京美術』(2019年10月24日)

1939年の『東京美術』16表紙

286. 1937年の『東京美術』(2019年10月23日)

1937年の『東京美術』12表紙

285. 1994年の渡辺外喜三郎「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙―」(2019年10月13日)

渡辺外喜三郎「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙」背

284. 1999年の鶴ヶ谷真一『書を読んで羊を失う』(2019年9月27日)

鶴ヶ谷真一の書物エッセイ

283. 2018年の龍星閣『澤田伊四郎 造本一路』と2019年の龍星閣『澤田伊四郎 造本一路 図録編』(2019年9月26日)

2018年の『澤田伊四郎 造本一路』と2019年の『澤田伊四郎 造本一路 図録編』

282. 1949年の鹿児島市清水町の写真(2019年9月23日)

1949年の鹿児島市清水町写真01

現在の清水町

281. 1947年の村松嘉津『プロヷンス隨筆』(2019年9月2日)

1947年の村松嘉津『プロヷンス隨筆』表紙

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

280. 1938年のアーサー・ランサム『ツバメの谷(SWALLOWDALE)』(2019年8月31日)

1938年のアーサー・ランサム『ツバメの谷(SWALLOWDALE)』表紙

279. 1978年の天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』(2019年8月30日)

1978年の天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』見返しの地図

278. 1973年の天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(2019年7月24日)

1973年の天沢退二郎『光車よ、まわれ!』見返し

277. 1937年のアーサー・ランサム『海へ出るつもりじゃなかった』(2019年6月29日)

1937年のアーサー・ランサム『海へ出るつもりじゃなかった』見返しの地図

276. 1930年のアーサー・ランサム『ツバメ号とアマゾン号』(2019年6月28日)

SWALLOWS & AMAZONS(1932年12月の新装画版第3刷)見返しの地図

275. 1931年のケネス・グレアム『たのしい川べ』E・H・シェパードさし絵版(2019年6月22日)

1931年のケネス・グレアム『たのしい川べ』E・H・シェパードさし絵版見返し

274. 1930年のエリック・ギル旧蔵『THE FLEURON』第7号(2019年6月18日)

1930年のエリック・ギル旧蔵『FLEURON』第7号

273. 2014年の津原泰水『音楽は何も与えてくれない』(2019年5月25日)

2014年の津原泰水『音楽は何も与えてくれない』

272. 1987年の『みなみの手帖』第51号(2019年5月9日)

1987年の『みなみの手帖』第51号~54号

271. 1971年の『みなみの手帖』創刊号(2019年5月9日)

1971年の『みなみの手帖』創刊号~4号

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

270. 1913年のラルフ・ホジソン詩集『THE MYSTERY』(2019年5月8日)

1913年のラルフ・ホジソン詩集『THE MYSTERY』表紙

269. 1928年の『ザ・バーリントン・マガジン』4月号(2019年4月7日)

『Burlington Magazine(バーリントン・マガジン)』の1928年4月号

268. 1936年の井上和雄『寶舩考(宝船考)』(2019年3月19日)

1936年の井上和雄『寶舩考』長田神社にて

267. 1939年の井上和雄『書物三見』(2019年3月18日)

1939年の井上和雄『書物三見』長田神社にて

266. 1947年の『詩學』11・12月號(2019年3月7日)

1947年の『詩學』11・12月號

265. 1992年の『児玉達雄詩十二篇』(2019年3月3日)

1992年の『児玉達雄詩十二篇』と1994年『第二収』

264. 1958年の『森の泉 作品集 8』(2019年3月2日)

1958年の『森の泉 作品集 8』表紙

263. 1973年ごろの村 次郎詩集『風の歌』筆写版(2019年3月1日)

1973年ごろの村次郎詩集『風の歌』筆写版表紙

262. 1956年の『対話』(2019年2月27日)

1956年~1959年の『対話』

261. 1971年の『浜田遺太郎詩集』(2019年2月26日)

1971年の『浜田遺太郎詩集』箱表紙

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

260. 1971年の福石忍詩集『遠い星』(2019年2月25日)

1971年の福石忍詩集『遠い星』箱表紙

259. 1961年の『詩稿』1号(2019年2月24日)

1961年の『詩稿』1号2号3号

258. 1966年の『詩稿』10号(2019年2月22日)

1966年の『詩稿』10号表紙

257. 1967年の『詩と批評』11月号(2019年2月21日)

1967年の『詩と批評』11月号表紙

256. 1934年の秋朱之介の裳鳥会刊『棟方志功画集』広告(2019年2月7日)

1934年の秋朱之介の裳鳥会刊『棟方志功画集』広告

255. 1934年の有海久門詩集『人生を行く』(2019年2月6日)

1934年の有海久門詩集『人生を行く』箱と表紙

254. 2018年の「言語と美術――平出隆と美術家たち」展のフライヤー・リーフレット(2019年1月21日)

2018年の「言語と美術――平出隆と美術家たち」展のフライヤー・リーフレット

253. 1981年の『浮世絵志』復刻版(2019年1月21日)

大曲駒村編輯の『浮世絵志』復刻版

252. 2019年1月1日の桜島

2019年1月1日桜島早朝a

251. 1942年の昭南書房版・石川淳『山櫻』(2018年12月16日)

1942年の昭南書房版・石川淳『山桜』表紙

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

250. 1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 3』予約購入者へのおまけ(2018年12月5日)

1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 3』予約購読者へのおまけ

249. 2013年のサジー・ローチェ文/ジゼル・ポター絵『バンドやろうよ?』(2018年11月14日)

Suzzy Roche & Giselle Potter『Want To Be In A Band?』表紙

248. 1984年のNovember Books『The Christmas Magazine』(2018年11月12日)

1985年のNovember Books『Christmas Magazine』(1984年)広告

247. 1934年の倉田白羊『雜草園』(2018年10月24日)

1934年の倉田白羊『雜草園』

246. 1980年の鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』(2018年10月4日)

1980年の鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』マッチ01

245. 1931年~1932年の『古東多万(ことたま)』目次(2018年9月29日)

『古東多万』の第一年第二號目次

244. 1931年『古東多万(ことたま)』第一號(2018年9月20日)

1931年『古東多万(ことたま)』第一號

243. 1931年~1932年の『古東多万』の紙ひも綴じと糸綴じ(2018年8月31日)

1931年『古東多万』第1号

242. 2018年の『PETER BLEGVAD BANDBOX』(2018年8月10日)

2018年の『PETER BLEGVAD BANDBOX』外箱01

241. 1942年の新村出『ちぎれ雲』(2018年7月23日)

1942年の新村出『ちぎれ雲』表紙

♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

240. 1935年の『The Dolphin』誌第2号(2018年7月23日)

1935年の『The Dolphin』誌第2号

239. 1960年の石邨幹子訳 マリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』特製本(2018年7月13日)

1960年のマリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』特装本と普通本

238. 1934年の木下杢太郎『雪櫚集』(2018年7月12日)

1934年の木下杢太郎『雪櫚集』

237. 1992年の岡澤貞行『日々是趣味のひと』(2018年6月22日)

1992年の岡澤貞行『日々是趣味のひと』箱表紙

236. 1981年の『清水卓詩抄』(2018年6月21日)

1981年の『清水卓詩抄』表紙

235. 1978年のゲーリー・スナイダー『亀の島』サカキナナオ訳 (2018年5月30日)

1978年のゲーリー・スナイダー『亀の島』サカキナナオ訳表紙

234. 1956年の山中卓郎『坂の上』(2018年5月11日)

1956年の山中卓郎『坂の上』表紙

233. 1936年の柳亮『巴里すうぶにいる』(2018年5月9日)

1936年の柳亮『巴里すうぶにいる』

232. 1956年の『POETLORE(ポエトロア)』第8輯(2018年4月30日)

1956年の『POETLORE(ポエトロア)』第8輯

231. 1960年の石邨幹子訳 マリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』(2018年4月5日)

1960年のマリー・ローランサン『夜たちの手帖』

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

230. 1983年の高野文子『おともだち』(2018年4月4日)

高野文子『おともだち』表紙とアンドレ・マルティ挿画の『青い鳥』

229. 1936年の堀口大學譯『マリイ・ロオランサン詩畫集』(2018年4月4日)

1936年の堀口大學譯『マリイ・ロオランサン詩畫集』

228. 1936年の東郷青児『手袋』(2018年3月27日)

1936年の東郷青児『手袋』

227. 1990年の江間章子『タンポポの呪咀』(2018年3月16日)

1990年の江間章子『タンポポの呪詛』

川内まごころ文学館「川内の生んだもう一人の出版人」秋朱之介関連新収蔵資料展示

226. 1934年の山口青邨『花のある隨筆』(2018年2月12日)

1934年の山口青邨『花のある隨筆』

225. 1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』(2018年2月12日)

1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』

224. 1934年の山口青邨『雜草園』(2018年2月12日)

1934年の山口青邨『雜草園』

223. 1933年の富安風生『草の花』(2018年2月12日)

1933年の富安風生『草の花』

222. 1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』(2018年1月28日)

1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』表紙

221. 2017年のピーター・ブレグヴァド『GO FIGURE』(2018年1月20日)

2017年のピーター・ブレグヴァド『Go Figure』

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

220. 1990年のピーター・ブレグヴァド『King Strut』(2018年1月20日)

1990年のピーター・ブレグヴァド『King Strut』

219. 1983年のピーター・ブレグヴァド『The Naked Shakespeare』(2018年1月20日)

ピーター・ブレグヴァド『The Naked Shakespeare』

218. 鶴丸城跡堀のカワセミ(2018年1月1日)

鶴丸城跡堀のカワセミ01

217. 1936年の伸展社版『醉ひどれ船』ちらし(2017年12月30日)

1936年の伸展社版『醉ひどれ船』ちらし

216. 1869年の「稚櫻豊暐姫命塚」(2017年11月18日)

1869年の「綾御衣裏寧姫命塚」

215. 1813年の金剛嶺石碑(2017年11月18日)

1813年の金剛嶺石碑

214. 1667年のタンタドの観音石像(2017年11月18日)

1667年のタンタドの観音石像

213. 1981年のScritti Politti「The "Sweetest Girl"」(2017年11月6日)

1981 C81

212. 1903年の川上瀧彌・森廣『はな』(2017年10月29日)

1903年の川上瀧彌・森廣『はな』

211. 1982年のThe Ravishing Beauties「Futility」(2017年10月17日)

1982年Mighty Reel

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

210. 1925年の西谷操「狼は吠える」(2017年10月8日)

1925年の西谷操「狼は吠える」

209. 1992年の『ホテル・ロートレアモン』(2017年9月15日)

1992年の『ホテル・ロートレアモン』

208. 1935年の堀内敬三『ヂンタ以来(このかた)』(2017年8月29日)

1935年の堀内敬三『ヂンタ以来(このかた)』

207. 2016年の『SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY』 ILLUSTRATED by PETER BLEGVAD(2017年8月17日)

『SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY』

206. 1931年の佐藤春夫『魔女』(2017年7月25日)

1931年の佐藤春夫『魔女』

205. 1985年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 1』の予約購読者へのおまけ(2017年6月27日)

1985年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 1』の予約購読者へのおまけ

204. 1985~1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1』(2017年5月28日)

Rē Records Quarterly Vol. 1 No.1 back

203. 1932年の池田圭『詩集技巧』(2017年4月27日)

1932年の池田圭『詩集技巧』表紙

202. 2011年の『Emblem of My Work』展カタログ(2017年4月3日)

2011年の『Emblem of My Work』展カタログ

201. 1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』(2017年3月17日)

1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』背

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

200. 千駄木の秋朱之介寓居から小日向の堀口大學の家まで(2017年3月16日)

小日向の鷺坂

199. 2009年の『黒いページ』展カタログ(2017年2月14日)

2009年の『黒いページ』展カタログ

198. 1934年の『西山文雄遺稿集』(2017年1月31日)

1934年の『西山文雄遺稿集』

197. 1967年の『笑いごとじゃない』(2017年1月14日)

1972年の『笑いごとじゃない』

196. 2017年1月1日の桜島

2017年1月1日の桜島01

195. 1978年のキャシー・アッカーの声(2016年12月31日)

2016年Peter Gordon & David van Tieghem「Winter Summer」裏ジャケット

194. 1934年のポオル・ジェラルデイ著・西尾幹子訳『お前と私』(2016年12月19日)

1934年のポオル・ジェラルデイ著・西尾幹子訳『お前と私』

193. 1974年の富岡多恵子『壺中庵異聞』(2016年12月15日)

1974年の富岡多恵子『壺中庵異聞』

192. 1995年の峯村幸造『孤拙優游』(2016年11月30日)

1995年の峯村幸造『孤拙優游』

191. 1980年の今井田勲『雑誌雑書館』(2016年10月27日)

1980年の今井田勲『雑誌雑書館』箱表紙

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

190. 1971年の『海』の表紙(2016年10月24日)

1971年の『海』01

189. 1975年の堀口九萬一著・堀口大學訳『長城詩抄』(2016年10月17日)

1975年の堀口九萬一著・堀口大學訳『長城詩抄』

188. 1936年の『木香通信』6月号(2016年9月26日)

1936年の『木香通信』六月号

187. 1936年のモラエス『おヨネと小春』(2016年9月4日)

1936年のモラエス『おヨネと小春』箱と表紙

186. 1927年の『藝術市場』―避暑地ロマンス号(2016年8月19日)

1927年の『藝術市場』

185. 1968年の天沢退二郎『紙の鏡』(2016年8月5日)

1968年の天沢退二郎『紙の鏡』

184. 1970年の天沢退二郎『血と野菜 1965~1969』(2016年8月4日)

1970年の天沢退二郎『血と野菜』

183. 1946年のダーウィン夫妻『イッシイブッシイとトップノット』(2016年7月29日)

1946年のダーウィン夫妻『イッシイブッシイとトップノット』

182. 1990年のジョン・グリーヴス『ローズ・セ・ラ・ヴィ』(2016年7月21日)

1990年のジョン・グリーヴス『ローズ・セ・ラ・ヴィ』

181. 1953年の片山廣子『燈火節』(2016年5月18日)

1953年の片山廣子『燈火節』

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

180. 1907年の『シャナヒー』年刊版第2巻(2016年5月17日)

1907年の『シャナヒー』年刊版第2巻

179. 1906年の『シャナヒー』年刊版第1巻(2016年5月16日)

1906年の『シャナヒー』年刊版第1巻

178. 1904年の『アイルランドの丘で狩りをする妖精女王マブ』(2016年5月10日)

1904Queen Maeve

177. 1942年の野村傳四『大隅肝屬郡方言集』(2016年4月28日)

野村傳四『大隅肝屬郡方言集』表紙

176. 1926年ダックワース版のハドソン『緑の館』(2016年4月22日)

1926GreenMansions01

175. 1948年のバーナード・ダーウィン『のんきな物思い』(2016年3月17日)

1948Every Idle Dream

174. 1989年の天沢退二郎詩集『ノマディズム』(2016年2月23日)

1989年の天沢退二郎詩集『ノマディズム』

173. 1946年と1956年の『折々のナーサリーライム』(2016年2月18日)

1946年と1956年の『折々のナーサリーライム』

172. 1935年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏と仲間たち』(2016年1月24日)

1935年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏と仲間たち』表紙

171. 桜島雪景色(2016年1月24日)

2016年1月24日桜島雪景色

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

170. 1927年のダーウィン夫妻『トゥトロ・トゥ』(2016年1月18日)

1927年のダーウィン夫妻『トゥトロ・トゥ』表紙

169. 1966年の天沢退二郎『時間錯誤』(2016年1月17日)

1966年の天沢退二郎『時間錯誤』表紙

168. 1925年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏のおはなし』(2016年1月12日)

1925 The Rale Of Mr Tootleoo 表紙

167. 2016年1月1日の桜島

2016年1月1日桜島

166. 1964年のミス・リード編『カントリー・バンチ』(2015年12月31日)

1964 Miss Read Country Bunch

165. 1924年のジェフリー・ケインズ『サー・トマス・ブラウン書誌』(2015年12月12日)

A BIBLIOGRAPHY OF SIR THOMAS BROWNE

164. 1975年のAllen Toussaint 『Southern Nights』(2015年11月16日)

1975 Allen Toussaint Southern Nights

163. 1968年の松下竜一『豆腐屋の四季』(2015年11月11日)

1968松下竜一『豆腐屋の四季』

162. 1963年の天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』(2015年11月10日)

天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』

161. 1984年の品川力『本豪落第横丁』(2015年10月1日)

1984年の品川力『本豪落第横丁』

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

160. 2015年のユニティー・スペンサー『アーチストになれて運がよかった』(2015年9月30日)

Unity Spencer『Lucky to be an Artist』

159. 1961年の天沢退二郎詩集『朝の河』(2015年8月30日)

1961年天沢退二郎詩集『朝の河』表紙

158. 1972年の『天澤退二郎詩集』(2015年8月29日)

1972天澤退二郎詩集外箱

157. 初夏の七郎すもも(2015年7月24日)

七郎すもも01

156. 1979年のPeter Gabriel「Here Comes The Flood」(2015年7月23日)

1979 Peter Gabriel Here Comes the Flood

155. 1940年の松崎明治『ANGLING IN JAPAN (日本ノ釣)』(2015年6月18日)

1940 ANGLING IN JAPAN Cover

154. 2000年のクリンペライ『不思議の国のアリス』ジャケット(2015年4月25日)

2000 Klimperei Alice au Pays des Merveilles

153. 2012年のデヴィッド・アレン『サウンドバイツ 4 ザ レヴェレイション 2012』(2015年3月18日)

soundbites 4 tha reVelation 2012_cover

152. 2012年のダンカン・ヘイニング『トラッドダッズ、ダーティボッパー、そしてフリーフュージョニアーズ』(2015年3月16日)

Trad Dads, Dirty Boppers And Free Fusioneers

151. 1976年のキリル・ボンフィリオリ『Something Nasty In The Woodshed』(2015年1月29日)

1976Bonfiglioli_Something Nasty

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

150. 1949年の七高文藝部『啓明』最終刊号(2015年1月18日)

1949年の七高文藝部『啓明』最終刊号

149. 1995年ごろの片岡吾庵堂さん作「翔び鶴」(2015年1月10日)

片岡吾庵堂さんの翔び鶴

148. 1937年のダグラス・コッカレル『製本』(2015年1月5日)

1937Douglas Cockerell_Bookbinding01

147. 2015年1月1日の桜島

2015年1月1日桜島01

146. 1984年のジョージ・オーウェル『1984年』ファクシミリ版(2014年12月30日)

1984Orwell_dustwrapper

145. 1974年の天澤退二郎詩集『譚海』(2014年12月29日)

1974天澤退二郎詩集『譚海』

144. 2001年の岩田宏『渡り歩き』(2014年12月26日)

2001年岩田宏『渡り歩き』

143. 1980年の岩元紀彦監修『追悼文集 伯父 岩元禎』(2014年12月1日)

岩元紀彦監修『追悼文集 伯父 岩元禎』

142. 1985年のエドワード・リア回顧展カタログ(2014年10月7日)

1985Edward Lear01

141. 1977年の辻邦生『夏の海の色』(2014年8月29日)

辻邦生『夏の海の色』

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

140. 1974年のロバート・ワイアット『ロック・ボトム』(2014年7月26日)

1974Wyatt_Rock Bottom01

139. 1998年の『河原温 全体と部分 1964-1995』展カタログ(2014年7月16日)

1998河原温_表紙

138. 1913年の半仙子『日當山侏儒戯言』(2014年6月30日)

1913半仙子『日当山侏儒戯言』表紙

137. 1917年の加藤雄吉『尾花集』(2014年6月27日)

1917加藤雄吉_尾花集_表紙

136. 1929年の島津久基『羅生門の鬼』(2014年6月12日)

1929島津久基_羅生門の鬼_箱

135. 1943年の『FLEURON』誌刊行20周年記念に催された食事会のメニュー(2014年4月25日)

1943年『Fleuron』誌20周年昼食会メニュー01

134. 1995年の平田信芳『石の鹿児島』(2014年2月27日)

平田信芳_石の鹿児島

133. 1983年のリチャード・カーライン回顧展カタログ(2014年2月8日)

1983Richard Carline_catalogue

132. 1971年のリチャード・カーライン『ポストのなかの絵』第2版(2014年1月26日)

1971Carline_Post

131. 1994年のウィリー・アイゼンハート『ドナルド・エヴァンスの世界』(2014年1月7日)

1994DonaldEvans_cover

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

130. 1978年の雅陶堂ギャラリー「JOSEPH CORNELL展」カタログ(2014年1月5日)

1978Cornell_雅陶堂_cover

129. 2014年1月1日の日の出(2014年1月1日)

2014年1月1日桜島の日の出01

128. 2010年の『クラシック・アルバム・カヴァー』(2013年12月11日)

2010Classic Album Cover_Royal Mail

127. 1934年の『藝術家たちによる説教集』(2013年12月1日)

1934Sermons by Artists_表紙

126. 1926年の南九州山岳會編『楠郷山誌』(2013年11月27日)

1926楠郷山誌_箱表紙

125. 1924年の第七高等学校造士館旅行部『南溟』創刊号(2013年11月26日)

1924南溟_表紙

124. 1974年の講談社文庫版『復興期の精神』(2013年11月17日)

1974年_花田清輝_復興期の精神

123. 1924年の箱入りの志賀直哉『眞鶴』と木村荘八『猫』(2013年11月9日)

1924志賀直哉_真鶴_木村荘八_猫_箱と表紙

122. 1912年ごろのスレイド美術学校のピクニック集合写真(2013年10月17日)

1912 Slade picnic

121. 1929年のアーサー・ウェイリー訳『虫愛づる姫君』(2013年10月8日)

1929Wale_The Lady Who Loved Insects_cover

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

120. 2004年の『妄想フルクサス』(2013年9月30日)

2004Mousou Fluxus_cover01

119. 1937年のアーサー・ウェイリー訳『歌の本』(2013年9月22日)

1937_54_Waley Book of Songs

118. 1984年のガイ・ダヴェンポート『「りんごとなし」とその他の短編』(2013年9月12日)

1984Davenport_Apples & Pears

117. 1953年のゴードン・ボトムレイ『詩と劇』(2013年9月10日)

1953GordonBottomley

116. 1905年のゴードン・ボトムレイ『夏至の前夜』(2013年9月9日)

1905MidsummerEve_cover

115. 1985年の『さようなら、ギャングたち』(2013年7月31日)

1985So Long Gangsters

114. 1972年の島尾敏雄『東北と奄美の昔ばなし』(2013年7月14日)

1972東北と奄美の昔ばなし詩稿社

113. 1976年の『ジョセフ・コーネル・ポートフォリオ』(2013年7月4日)

1976Joseph Cornell Portfolio01

112. 1958年のエリナー・ファージョン『想い出のエドワード・トマス』(2013年6月26日)

1958Farjeon_Thomas_Oxford

111. 1887年のローレンス・オリファント『ファッショナブルな哲学』(2013年6月15日)

1887Oliphant_Fashionable Philosophy_cover

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

110. 1938年の『聖者の物語』(2013年6月12日)

1938Marty_Histoire Sainte_cover

109. 1975年のハットフィールド・アンド・ザ・ノース『ザ・ロッターズ・クラブ』(2013年6月4日)

1975Hatfield and the North_The Rotters' Club

108. 1982年のアン・テイラー『ローレンス・オリファント 1829-1888』(2013年5月26日)

1982Anne Taylor_Laurence Oliphant

107. 1971年のドナルド・バーセルミ『ちょっとへんてこな消防車』(2013年5月16日)

1971Barthelme_fire engine

106. 1991年のウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング『ディファレンス・エンジン』(2013年5月10日)

1991THE DIFFERENCE ENGINE

105. 1992年の『五代友厚・寺島宗則・森有礼』(2013年5月8日)

1992reimeikan_mori arinori

104. 1957年の木山捷平『耳學問』(2013年4月28日)

1957Kiyama Shouhei Mimigakumon

103. 1924年のエドワード・ゴードン・クレイグ『木版画と覚書』(2013年4月23日)

1924 Gordon Craig Woodcuts cover 01

102. 1957年のエドワード・ゴードン・クレイグ『わが生涯の物語へのインデックス』(2013年4月17日)

1957Index_Gordon Craig

101. 1900年ごろのホフマン『英語版もじゃもじゃペーター』(2013年4月8日)

1900Struwwelpeter_cover

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

100. 1959年の『グウェン・ラヴェラの木版画』(2013年3月26日)

1959Raverat_wrapper

99. 1977年の『レイノルズ・ストーン木版画集』(2013年3月24日)

1977ReynoldsStone_titlepage

98. 1981年の『九百人のお祖母さん』(2013年3月23日)

1981_900grandmothers

97. 1938年の『風車小屋だより』(2013年3月19日)

1938Daudet_Moulin_cover

96. 1935年の『薩藩の文化』(2013年3月13日)

1935Satsuma_bunka_cover

95. 1981年の『土曜日の本・傑作選』(2013年3月12日)

1981SaturdayBook_wrapper

94. 1975年の『土曜日の本』(2013年3月11日)

1975SaturdayBook_wrapper

93. 1973年の『土曜日の本』(2013年3月10日)

1973SaturdayBook_wrapper

92. 1972年の『土曜日の本』(2013年3月9日)

1972SaturdayBook_box_wrapper

91. 1971年の『土曜日の本』(2013年3月8日)

1971SaturdayBook_wrapper

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

90. 1970年の『土曜日の本』(2013年3月7日)

1970SaturdayBook_wrapper

89. 1969年の『土曜日の本』(2013年3月6日)

1969SaturdayBook_box_wrapper

88. 1968年の『土曜日の本』(2013年3月5日)

1968SaturdayBook_box_wrapper

87. 1967年の『土曜日の本』(2013年3月4日)

1967SaturdayBook_wrapper

86. 1966年の『土曜日の本』(2013年3月3日)

1966SaturdayBook_box_wrapper

85. 1965年の『土曜日の本』(2013年3月2日)

1965SaturdayBook_wrapper

84. 1988年のケヴィン・エアーズのライブ(2013年3月1日)

1978KevinAyers_RainbowTakeaway

83. 1964年の『土曜日の本』(2013年2月28日)

1964SaturdayBook_wrapper

82. 1963年の『土曜日の本』(2013年2月27日)

1963SaturdayBook_wrapper

81. 1962年の『土曜日の本』(2013年2月26日)

1962SaturdayBook_wrapper

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

80. 1961年の『土曜日の本』(2013年2月25日)

1961SaturdayBook_box_wrapper

79. 1960年の『土曜日の本』(2013年2月24日)

1960SaturdayBook_wrapper

78. 1959年の『土曜日の本』(2013年2月23日)

1959SaturdayBook_box_wrapper

77. 1958年の『土曜日の本』(2013年2月22日)

1958SaturdayBook_box_wrapper

76. 1957年の『土曜日の本』(2013年2月21日)

1957SaturdayBook_box_wrapper

75. 1956年の『土曜日の本』(2013年2月20日)

1956SaturdayBook_box_wrapper

74. 1955年のオリーヴ・クックとエドウィン・スミス『コレクターズ・アイテム』(2013年2月19日)

1955CollectorsItems_wrapper

73. 1955年の『土曜日の本』(2013年2月18日)

1955SaturdayBook_box_wrapper

72. 1954年の『土曜日の本』(2013年2月17日)

1954SaturdayBook_box_wrapper

71. 1953年の『土曜日の本』(2013年2月16日)

1953SaturdayBook_wrapper

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

70. 1952年の『土曜日の本』(2013年2月15日)

1952SaturdayBook_wrapper

69. 1951年の『土曜日の本』(2013年2月14日)

1951SaturdayBook_wrapper

68. 1951年の『現代の本と作家』(2013年2月13日)

1951ModernBooksWriters_cover

67. 1950年の『土曜日の本』(2013年2月12日)

1950SaturdayBook_wrapper

66. 1949年の『土曜日の本』(2013年2月11日)

1949SaturdayBook_wrapper

65. 1948年の『土曜日の本』(2013年2月10日)

1948SaturdayBook_wrapper

64. 1947年の『土曜日の本』(2013年2月9日)

1947SaturdayBook_wrapper

63. 1946年の『土曜日の本』(2013年2月8日)

1946SaturdayBook_wrapper

62. 1945年の『土曜日の本』(2013年2月7日)

1945SaturdayBook_wrapper

61. 1944年の『土曜日の本』(2013年2月6日)

1944SaturdayBook_cover

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

60. 1943年の『土曜日の本』(2013年2月5日)

1943SaturdayBook_wrapper

59. 1942年の『土曜日の本』(2013年2月4日)

1942SaturdayBook_cover

58. 1936年の『パロディ・パーティー』(2013年2月3日)

1936ParodyParty_cover

57. 1941年の『土曜日の本』(2013年2月2日)

1941SaturdayBook_rapper

56. 1953年ごろの『スティーヴンス=ネルソン社の紙見本帖』(2013年1月31日)

1953Specimens_cover

55. 1945年の岸田日出刀『建築學者 伊東忠太』(2013年1月29日)

1945Kishida_Ito Chuta

54. 1912年のチャールズ・T・ジャコビの『本と印刷についての覚書』(2013年1月27日)

1912CTJacobi_Books and Printing

53. 1903年の岡倉覚三『東洋の理想』(2013年1月26日)

1903Okakura_The Ideals Of The East

52. 1895年のウィリアム・モリス『世界のかなたの森』(2013年1月25日)

1895Morris_WoodBeyondTheWorld_title

51. 1969年ごろの『モノタイプ社印刷活字見本帖』(2013年1月23日)

1969MonotypeSpecimen

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

50. 1958年の小沼丹『黒いハンカチ』(2013年1月22日)

1958OnumaTan_BlackHandkerchief

49. 1902年のゴードン・ボトムレイ『夜さけぶもの 一幕劇』(2013年1月21日)

1902Bottomley_Crier_cover

48. 1955年の『詩人と画家 ゴードン・ボトムレイとポール・ナッシュの往復書簡』(2013年1月20日)

1955Bottomley_Nash_Correspondence

47. 1945年のトム・ジェントルマン『ブラエ農場』(2013年1月19日)

1945BraeFarm_cover01

46. 1957年の岩波書店版『漱石全集 書簡集一~五』(2013年1月18日)

1957Souseki_letters

45. 1980年のノエル・キャリントン『キャリントン 絵・素描・装飾』(2013年1月17日)

1980Noel Carrington

44. 1970年の『キャリントン 手紙と日記抜粋』(2013年1月16日)

1970Carrington

43. 1892年のマードック,バートン,小川『アヤメさん』(2013年1月15日)

1892Ayame-san01

42. 1910年のポンティング『この世の楽園・日本』(2013年1月14日)

1910Ponting_ LOTUS-LAND JAPAN

41. 1987年のデヴィッド・マッキッタリック『カーウェン・パターン紙の新見本帖』(2013年1月13日)

1987_A New Specimen Book of Curwen Pattern Papers

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

40. 1969年の『岩下壮一 一巻選集』(2013年1月12日)

1969IwashitaSoichi

39. 1860年のモクソン版『アルフレッド・テニスン詩集』(2013年1月11日)

1860Moxon_Tennyson

38. 1980年のヤング・マーブル・ジャイアンツ『言葉と絵』(2013年1月10日)

1980YMG

37. 1927年の『七高さん』(2013年1月9日)

1927_7kousan

36. 1936年のグウェン・ラヴェラ『逃亡』(2013年1月8日)

1936Runaway_Raverat

35. 1899年のメアリ・フェノロサ『巣立ち』(2013年1月7日)

1899OutOfTheNest

34. 1906年のメアリ・フェノロサ『龍の画家』(2013年1月6日)

1906DragonPainter

33. 1961年のジュニア鹿児島編『ニコニコ郷土史』(2013年1月5日)

1961niconico_history

32. 1940年のジョン・ファーリー『刻まれたイメージ』(2013年1月4日)

1940JohnFarleigh

31. 1939年と1946年の『トワエモワ』(2013年1月3日)

1939ToiEtMoi

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

30. 1963年の『シルヴィア・ビーチ 1887-1962』(2013年1月2日)

1963SylviaBeach

29. 謹賀新年(2013年1月1日)

2013HappyNewYear

28. 1984年のカトラー文・ベンジ絵『ニワトリになったハーバートくん』(2012年12月31日)

1984Cutler_Benge

27. 1970年のアーサー・ウェイリー『Madly Singing in the Mountains』(2012年12月30日)

1970ArthurWaley

26. 1925年のウェイリー訳『源氏物語』(2012年12月29日)

1925Genji_Waley

25. 1931年のウィリアム・ローゼンスタイン『人と思い出』(2012年12月28日)

1931WillRothenstein

24. 1949年の梅花艸堂主人『夢』(2012年12月27日)

1949Baikasodo_yume

23. 1947年の加藤一雄『無名の南畫家』(2012年12月26日)

kato_mumeinonangaka1947

22. 1963年の岩本堅一『素白随筆』(2012年12月25日)

sohakuzuihitsu1963

21. 1978年のブライアン・イーノ&ピーター・シュミット『オブリーク・ストラテジーズ』(2012年11月2日)

Oblique Strategies1978

 ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦ ♦♦♦

20. 1982年のロバート・ワイアット『シップビルディング』(2012年10月30日)

Wyatt_Shipbuilding1982

19. 2000年のピーター・ブレグヴァド『リヴァイアサンの書』(2012年10月29日)

Blegvad_leviathan2000

18. 1910年のジェームズ・マードック『日本史・第一巻』(2012年10月27日)

Murdoch_Japan1910

17. 1903年のジェームズ・マードック『日本史』(2012年10月26日)

Murdoch_Japan1903

16. 1861年のエドモンド・エヴァンス『THE ART ALBUM』(2012年10月24日)

Evans1861_Art Album

15. 1898年のカーライル『衣装哲学』(2012年10月23日)

Sartor Resartus

14. 1861年のジョン・ジャクソン『木版論』(2012年10月22日)

Jackson_Chatto_Wood Engraving

13. 1937年のフランシス・ブレット・ヤング『ある村の肖像』(2012年10月21日)

Young_Hassall_Portrait of a Village

12. 1974年の坂上弘『枇杷の季節』(2012年10月20日)

坂上弘_枇杷の季節

11. 1952年のグウェン・ラヴェラ『Period Piece』(2012年10月19日)

Raverat_Period Piece

10. 1919年の『ルパート・ブルック詩集』(2012年10月16日)

Rupert Brooke Raverat

09. 1942年の松崎明治『釣技百科』(2012年10月14日)

matuzaki_tyougyo1942

08. 1966年のキース・ロバーツ『パヴァーヌ』(2012年10月11日)

impulse1966

07. 1983年の島尾ミホ『海嘯』(2012年10月11日)

simaohiho_kaishou

06. 1933年の内田百間『百鬼園随筆』 (2012年10月11日)

hyakkienzuihitu

05. 1964年のケヴィン・エアーズ最初の詩集(2012年10月10日)

1964Ayers_Bookle

04. 1936年の「国際シュルレアリスト広報」第4号(2012年10月9日)

1936SurrearistBulletin

03. 1921年のクロード・ローヴァット・フレイザー(2012年10月8日)

The Luck of the Bean-Rows

02. 1899年と1904年の『黄金時代』(2012年9月26日)

1904年の『黄金時代』表紙

01. 1945年の『青い鳥』(2012年9月22日)

青い鳥01


▲ページトップへ