●my favorite things
しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。
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385. 2022年の桜島雪景色(2022年12月18日)
386. 1985年のカラーフィールド『ヴァージンズ・アンド・フィリスタインズ』(2022年12月21日)
387. 2014年のロズ・チャスト『Can't We Talk About Something More Pleasant?』(2022年12月31日)
388. 2023年の桜島(2023年1月1日)
389. 1981年のironicrecords(2023年1月19日)
390. 2005年のironicrecords(2023年1月20日)
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390. 2005年のironicrecords(2023年1月20日)
◆ironicrecords その2◆
前回に続き、アネット・ピーコック(Annette Peacok)の個人レーベル、ironic recordsの盤を並べてみます。
ironic records のアネット・ピーコック作品は、1988年の『Abstract-Contact』(IRONIC 5)を最後に、しばらく間があくことになります。
2000年に、ドイツのECMからリリースされた『An Acrobat's Heart(アン・アクロバッツ・ハート)』 という、ひとつの到達点のような素晴らしいアルバムをはさんで、2005年に、『31:31』が、ironic recordsからリリースされます。
拠点をイギリスからアメリカに移したこともあり、レコード番号も「IRONIC 6」は使われず、新たに「ironic US1」という番号が使われました。
アナログ盤は作られず、CDのみでした。
ジャケットにはアネット・ピーコックがサインし、ナンバリングされています。
■ironic US1
Annette Peacock『31:31』(2005年)
手もとの盤の番号は「#625」で、このCDの存在自体、遅れて知ったのだと思います。
アネット・ピーコックのホームページから購入しました。
レーベルマークもリボンから長方形のものに変わっています。
ジャケットはカードボートを貼り合わせた手作りのもので、丸いマジックテープでくっつくようになっています。
アネット・ピーコックの娘さんが作ったそうです。
1000枚作られたとされていますが、娘さんが作ったものを車のトランクに入れておいたため、熱で300枚ほど駄目になってしまったという話です。
「31:31」はアルバムの収録時間。
新作ということでは、このアルバムが今のところ最後のアルバムになっています。
■ironic US2
Annette Peacock『I'm The One』(2010年)
「ironic US2」は、1972年にRCA VictorからリリースされたAnnette Peacock『I'm The One』の再発CDです。
正式のリマスター版です。
アネット・ピーコックがサインし、ナンバリングされています。
手もとにある盤は 「#61」と割と若い番号です。
アネット・ピーコックのホームページから購入しました。
そのこともあってか、2011年の東日本大震災のとき、アネット・ピーコックから、あなたのところはだいじょうぶか、とメールが届きました。
2010年の再発盤には、イギリスの音楽雑誌『MOJO』2009年10月号の旧盤発掘コーナー「Buried Treasure」で取り上げられたときの記事がそのまま轉載されています。
『I'm The One』のオリジナル盤は、まだ手にしたことはありません。
手もとにあるのは、1986年の再発盤です。
なぜオリジナル盤とジャケットデザインを変えたのか謎のレコードです。
■ironic US3
Annette Peacock『I Belong To A World That's Destroying Itself.(aka Revenge)』(2014年)
「ironic US3」は、1971年に Bley-Peacock Synthesizer Show 名義で『Revenge: The Bigger The Love The Greater The Hate』(Polydor)というタイトルでリリースされていたレコードの再発盤。
アナログ盤も、レコード番号「ironic US3」で再発。
1969年のライブ録音。アネット・ピーコックの作曲・アレンジ・プロデュース作品。
アネット・ピーコックは、この作品が自分のファースト・アルバムだとしています。
アネット・ピーコックはシンセサイザーをライブで使った最初期のミュージシャンの一人で、当時のライブ楽器としてのシンセサイザーの予測不能な不穏さも感じることができます。シンセサイザーを通して声を変化させたパイオニアでした。
ポール・ブレイとアネット・ピーコックの娘 Apache Bley(Apache Rose Peacock)も「Prepared Piano」で参加しています。
1971年盤ではクレジットされていませんでしたが、2014年盤ではクレジットされています。
アネット・ピーコックのホームページは、いつの間にかなくなっていました。
facebookやtwitterはあるようですが、わたしのようにSNSに距離を置いていると、ちょっと遠くなりました。
「ironic US4」、あるいは「IRONIC 6」を期待しています。
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389. 1981年のironicrecords(2023年1月19日)
◆ironicrecords その1◆
雑誌などの前情報はなく、レコード店の新譜コーナーで、このアネット・ピーコックのシングル盤『Sky-skating』(1981年、ironicrecords)を見つけた時は、ほんとにうれしかった。
レコード番号は「ironic No.1」。
アネット・ピーコックが、大手レーベルとマネージメントを離れ、個人レベール「ironic records」を立ち上げ、最初に出したレコードでした。
アネット・ピーコックの存在は、1978年春にリリースされたBRUFORD『Feels Good To Me』でのヴォーカルが強烈に印象に残っていました。そのライナーノーツで知った、アネット・ピーコックのアルバム『I'm The One』(1972年、RCA Victor)も探していたのですが、なかなか見つけられないでいました。
そんなとき、アネット・ピーコックの、まったくの新譜が目の前に現れたのです。
レコードジャケットに図像には、「Image of Hologram above: at Holographic Museum, New York」と書き添えてあります。
これは、1970年代前半、サルヴァトール・ダリがニューヨークのギャラリーで開いたホログラフィック・ショーで、アネット・ピーコックがモデルとなったときのもののようです。
◆
レコードにはアネット・ピーコックの略歴も入っていました。1988年までのものですが、彼女の活動を知る上では興味深い内容だったので、それを試訳してみます。
アネット・ピーコック
ニューヨーク州ブルックリン生まれ。カリフォルニアで育つ。5歳で独学で作曲を始める。2年飛び級で高校を卒業。ユナイテッド・アーティスツ・フィルムとの契約を目前にしてLAを離れ、女優としてのキャリアを断念。
1961年 - 15歳の時、元ハーバード大学教授のティモシー《ターンオン・チューンイン・ドロップアウト》リアリーに誘われ、ジャズの伝説的人物チャーリー・ミンガスやビート詩人のアレン・ギンズバーグと一緒に、前サイケデリック・カルチャーの中心地であるミルブルックの広大な敷地の邸宅で過ごす。
彼女はドラッグ・カルチャーを拒否し、ボストンの久司マクロビオティック研究所の最初の5人の生徒の一人となる。
【注】1961年15歳とありますが、アネット・ピーコックの生年は1941年で、実際は20歳の時のようです。1960年にはジャズ・ベーシストのゲイリー・ピーコック(Gary Peacock、1935~2020)と結婚しているので、そのサークルにいたことには偽りはありません。結婚前の名前は、アネット・ダイアン・コールマン(Annette Dianne Coleman)。ティモシー・リアリー(Timothy Leary、1920~1996)のLSD実験には最初だけ関わって、相性もあったのか、その後ドラッグとは無縁だったそうです。久司道夫(1926~2014)がアメリカ・ボストンから広めたマクロビオティックスの最初期の生徒だったということで、自然食志向のほうが強かったのかもしれません。
1962年 - 正義の怒りをたぎらせることに満足したアネットは、2人の創設者と預言者と親しくなる。新しいミュージックのアルバート・アイラーと「セイ・イット・ラウド、セイ・イット・プラウド(声を大にして言え、誇りにして言え)」ブラック・フリーダム・ムーブメントの第一波のブラックパワー詩人(アミリ・バラカ)リロイ・ジョーンズである。
アルバート・アイラーのバンドとヨーロッパをツアーしたが、途中でニューヨークへもどり、自分自身の音楽(フリーなもの、歌もの)を作り始める。この音楽は今日まで誤解されたままであるけれど、多くのアーティストによって80枚以上のレコードアルバムに録音されている。
この音楽の初演は、セシル・テイラーとポール・ブレイが設立したジャズ・コンポーザーズ・オーケストラによるドイツのハンブルクでの公演であった。
【注】ゲイリー・ピーコックと別れたアネット・ピーコックは、カーラ・ブレイ(Carla Bley、1936~)と別れたポール・ブレイ(Paul Bley、1932~2016)と結婚。ややこしい人間関係です。アネット・ピーコックもカーラ・ブレイも、別れた人の姓を使い続けて、その後も活動。
1964年 - カナダの前衛映画作家、マイケル・スノウによる映画「ウォーキング・ウーマン」。
【注】マイケル・スノウ(Michael Snow、1928~2023)は、2023年1月5日に亡くなったばかりです。マイケル・スノウの造形作品「ウォーキング・ウーマン」は、カーラ・ブレイをモデルにして作られたと言われています。マイケル・スノウの1964年短編映画「New York Eye and Ear Control」には、「ウォーキング・ウーマン」と重ねられて写る女性たちが何人か登場するのですが、そのなかの1人がアネット・ピーコックかと思われます(確証はありません。ほかの映画かもしれません)。映画には、フリー・ジャズのアルバート・アイラー(Albert Ayler、1936~1970)やドン・チェリー(Don Cherry、1936~1995)、ジョン・チカイ(John Tchicai、1936~2012)、ロスウェル・ラッド(Roswell Rudd、1935~2017)、ゲイリー・ピーコック、ソニー・マレー(Sonny Murray、1936~2017)らが登場し、その音楽が使われています。YouTubeなどでも見ることができます。
1967年-モジュラーシンセサイザーの発明者R. A. ムーグからプロトタイプを譲り受ける。ホーンセクション、ドラム、そして予測不可能な自分の声をシンセイサイザーに通して音を作り出した。シンセサイザーを使って録音し、ライブで演奏したのは彼女が初めてだった。当時は長さ8フィート、高さ5フィートの大きさだった。
1968年-彼女の世代全体がサイケデリックとヒッピーと呼ばれる新しい陶酔を発見したところだった。アネットはポリドールでアルバム『REVENGE』を録音し、パンク・ラップ「I Belong To A World That's Destroying Itself」をフィーチャーした。このアルバムは71年までリリースされず、そのときには『I'M THE ONE』をRCAからリリース。その後1987年にRCAから『I'M THE ONE』は再発されている。
1972年 - BBCが『REVIEW』プログラムのためにキャプテン・ビーフハートと共に彼女を招く。ニューヨークに戻り、Town 'Bloody' Hallでトップレスのパフォーマンスを行う。
ボウイに気に入られ、彼のマネージャー、トニー《メインマン》デ・ブリースにマネージメントされる。しかし、『Aladdin Sane』のシンセサイザー演奏に誘われても断り、代わりにジュリアード音楽院に入学し、作曲を学ぶ。
【注】アネット・ピーコックの1972年作『I'M THE ONE』でピアノを弾いていたマイク・ガーソン(Mike Garson)は、デヴィッド・ボウイ(David Bowie、1947~2016)の誘いを受けて、 『アラジン・セイン(Aladdin Sane)』制作に参加、素晴らしいピアノを披露しています。そのころのボウイ・バンドのギタリスト、ミック・ロンソン(Mick Ronson、1946~1993)は、『Slaughter On 10th Avenue』(1974年)で、アネット・ピーコックの「I'm The One」をカヴァーしていて、ボウイ周辺にアネット・ピーコックが与えたインパクトを感じさせます。
1973年-ブロードウェイで上演されたサルバドール・ダリのギャラリーショーで、初のホログラフィック女優となる。
【注】ホログラム技術の発明者、ハンガリー系イギリス人ガボール・デネーシュ(Gábor Dénes、Dennis Gabor、1900~1979)と画家サルバドール・ダリ(Salvador Dalí 、1904~1989)の出会いから生まれたホログラム作品としては、アリス・クーパー(Alice Cooper)やガラ夫人(Gala Eluard Dalí、1894~1982)のものが有名ですが、アネット・ピーコックの3次元ホログラム像は未見。1981年にアネットピーコックがリリースした7インチシングル盤「Sky-Skating」のジャケットは、そのホログラム像と思われます。
1974年- ニューヨークを離れ渡英、匿名の不動産所有者の計らいでいろいろな空き物件を借り受け、4年間それらを転々としながら音楽活動を続ける。
1976年 - ソロ・ギグの一つで、ブライアン・イーノが彼女をプロデュースしたいと申し出る。実は結ばなかったものの、イーノが離れる前、ボウイとやったほうがいいとの彼女のアドバイスで、その後二人は幸せにやっていくことになる。
【注】ブライアン・イーノ(Brian Eno)はアネット・ピーコックの作品制作を願い出て、その作品はイーノのレベール、オブスキュア(obscure)レーベルの11作目「obscure 11」になる予定でしたが、アンビエントな作品を望んだイーノとの方向性の違いで頓挫。イーノは、デヴィッド・ボウイとのベルリン3部作『Low』(1977年1月)『Heroes』(1977年10月)『Lodger』(1979年5月)を作ることになります。アネット・ピーコックが考えていた「obscure 11」は、1982年のアネット・ピーコックのアルバム『Sky Skating』に近いものだったと思われます
1978年-クリス・スペディング、ミック・ロンソン、ビル・ブルーフォードとのロック・ラップ・セッションを録音したアルバム『X-DREAMS』を発表。
【注】「ラップ」という言葉が使われていますが、普通に連想されるヒップホップの男性ラップと違い、アネット・ピーコック独特の語りの魅力があります。
1978年には、「ビル・ブラッフォード」というのが一般的でしたが、最近は「ビル・ブルーフォード」と発音に近い形で表記されるようになりました。
1979年-社会的性的風刺作品『THE PERFECT RELEASE』を発表。『X-DREAMS』とととも、近親相姦、オナニー、搾取、エコロジカルなマゾヒズム、乱交に対する皮肉、そして、それが流行となる以前のドラッグについてラップしているのが特徴。
1980年-アネットはレーベルとの契約を解除し、自身のレーベル「IRONIC RECORDS」を設立し、ラフ・トレードの配給で3枚のアルバムをリリース。
1982年 - 『SKY SKATING』(空をスケート)
1983年 - 『BEEN IN THE STREETS TOO LONG』(路上に長くいすぎて)
1986年 - 『I HAVE NO FEELINGS』(私には感情がない)
1988年 - ironicrecordsの5枚目(ironic 5)、「ABSTRACT-CONTACT(抽象-接触)」は、おそらく彼女のこれまでのアルバムの中で最も親しみやすいアルバムである。このアルバムには、さしせまった変革に対する14分に及ぶ痛烈な告発である「あなた自身を選べ(Elect Yourself)」が収録されている。
早熟で、頭の回転が速く、聡明で、好奇心旺盛、我が道を先に行く、官能的な人の年譜です。
すごい履歴だなあと感心します。アネット・ピーコックが回想録を書いたら、面白いものになりそうです。
◆
1980年代、よく聴いていたのですが、アネット・ピーコックの存在の強さに疎ましさを感じて、7インチの『Sky-skating』と『Abstract-Contact』の2枚を残して、ほかのレコードは売ってしまいました。
2000年代になると、また聴きたくなって、改めて買い直してしまいました。 手放す必要はなかったのにと思います。
手もとにあるアイロニックレコーズのレコードとCDを並べてみます。
■ironic No.1
Annette Peacock『Sky-skating』(1981年)
裏ジャケットは「Sky-skating」の歌詞。アネット・ピーコックの手書き文字。
手作り感にあふれた1枚目の ironic records 作品。
1981年のある日、レコードショップのシングル盤の新譜コーナーをチェックしていて、まったく装幀していなかったので、これはなんだと驚きました。
シンセイサイザーの音は1980年を感じさせますが、アネット・ピーコックの声は時を超えています。
「Sky-skating」のもう1人の女性ヴォーカルは、A.R.Fox とクレジットされています。
ポール・ブレイとアネット・ピーコックの娘 Apache Rose Peacock(Apache Bley)と思われます。
レッド・ホット・チリ・ペッパーズ(Red Hot Chili Peppers)に「Apache Rose Peacock」(1991年)という曲もありました。
■ironic No. 2 ironicrecords No. 2
Annette Peacock『Sky-skating』(1982年)
レベルマークのリボンが初めて登場。
ヴォーカルのほかピアノやシンセサイザーなど楽器の演奏、ジャケットの絵やデザインもすべてアネット・ピーコック。
1972~1978年にアネット・ピーコックが作詞作曲した作品を、1980・1981年に録音。
ブライアン・イーノのオブスキュア・レーベルからのアルバム・リリースは頓挫しましたが、アネットが考えていた「obscure No.11」は、このアルバムに近いものだったようです。
1989年に、ironic records からCDが出ているのですが、まだ見たことがありません。CD番号は「IRONIC 2 CD」。
■ironic No.3 ironicrecords No.3
Annette Peacock『Been In The Streets Too Long』(1983年)
1965年~1975年に作曲したものを、1974年・1975年と1982年・1983年に録音。1974年・1975年の録音を生かすために出されたレコード。
A面2曲目の「So Hard, It Hurts!」は1967年の作品で、1975年の録音。演奏者は次の面々。
Bass – Steve Cook
Drums – Bill Bruford
Guitar – Brian Godding、Chris Spedding
Piano – Annette Peacock
ビル・ブリュフォードとは、1975年には一緒に演奏していました。
『Been In The Streets Too Long』は、CDになっていません。
■IRONIC 4
Annette Peacock『I Have No Feelings』(1986年)
カヴァー・ペインティングは、アルフレーダ・ベンジ(ALFREDA BENJE)。「ALFREDA BENGE」が普通ですが、ここでは「J」になっています。
『The New Yorker』(2018年12月5日)に掲載された、アネット・ピーコックへのインタビューによれば、ロバート・ワイアット(Robert Wyatt)とアルフレーダ・ベンジ夫妻は、アネット・ピーコックの娘さん(Avalon Peacock)の名付け親だったそうです。
インタビュアーは、Galaxie 500 や Damon & Naomiのデーモン・クルコフスキ(Damon Krukowski)でした。
ラベルの表記が手書き文字でなくなっています。
1989年にCDも出ています。CD番号は、「IRONIC 4 CD」または「ironic 4 cd」。
手もとにあるのは、その1989年盤ではなく、インディーズ盤を扱っていたCD Babyのサイトで購入した正規のCD-R版。たぶん2000年ごろに入手したものです。
『I Have No Feelings』は、イギリスのロックバンド、ザ・フー(The Who)のピート・タウンシェンド(Pete Townshend)のスタジオ「イール・パイ(Eel Pie)」で録音されています。
ケン・ラッセル(Ken Russell、1927~2011)がザ・フーのロックオペラ『トミー(Tommy)』(1975年)を映画化したとき、アシッド・クイーン(Acid Queen)役は、ティナ・ターナー(Tina Turner)でしたが、企画段階でピート・タウンシェンドが、アシッド・クイーン役の第1候補に希望していたのは、アネット・ピーコックだったそうです。
■IRONIC 5
Annette Peacock『Abstract-Contact』(1988年)
1988年と1989年にCDも出ています(ジャケットが少し違います)。CD番号は、「IRONIC 5 CD」または「ironic 5 cd」。
手もとにあるのは、その1988年盤ではなく、インディーズ盤を扱っていたCD Babyのサイトで購入した正規のCD-R版。ジャケットは1989年盤と同じ。
これもたぶん2000年ごろに入手したものです。
1980年代のイギリスでリリースされた「ironic No.1」から「IRONIC 5」までの5枚は、どれも素敵な作品ですが、現在は中古盤を探すしかない状態です。サブスクなどにも入っていません。
動画サイトで非公式の音源がアップされたりしていますが、正規のものが聴きやすくなる環境を望みたいです。
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388. 2023年の桜島(2023年1月1日)
2023年の初日を、多賀山で待ちました。
大隅半島の高隈山。
今年はじめて自分の影と向き合う。
うろこ雲がかかっていますが、青い空が広がって、新しい1年がはじまりました。
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387. 2014年のロズ・チャスト『Can't We Talk About Something More Pleasant?』(2022年12月31日)
1980年代~2000年代の『The New Yorker』誌の顔のような存在だった、漫画家ロズ・チャスト(Roz Chast)の、コミックと写真と文章による回想録『Can’t We Talk About Something More Pleasant?』(もっと愉快な話題はないのかい?)です。
ロズ・チャストの本としては最も読まれている本のようです。スペイン語、オランダ語、ドイツ語、イタリア語、ポーランド語などにも翻訳されています。
一人っ子のロズ・チャストが、95歳と97歳で逝った両親(1912年生まれの両親は、ロシヤ系ユダヤ移民の子どもたち)を看取るまでの、愛しくも、うとましい親子関係が主筋になっていて、心に響く1冊です。
日本でも広く受け入れられる内容だと思いますし、日本語訳版があるといいな、ないことのほうがおかしいのではないかと思う本で、まず思い浮かぶものの一つです。
■Roz Chast『Can't We Talk About Something More Pleasant?』(2014年、Bloomsbury)
縦241×横199×幅24ミリ。8+228+4ページ。4色刷。
扉
刊記・献辞。
目次
ロズ・チャストの流儀で、両親が目次に注文をつけています。
本文テキストはすべて手書きの画文一致のスタイルです。
ですから、裏表紙の讃辞やバーコードに既成のフォントが使われているのが、ちょっと残念。
この画文一致のスタイルが、ロズ・チャストの日本語訳のハードルを高くしているのかもしれません。
例えば、ベルギーの漫画家エルジェ(HERGÉ、1907~1983)のタンタンの冒険シリーズの英訳版で、吹き出し部分の書き文字担当したニール・ハイスロップ(Neil Hyslop、1924~2015)や、日本語訳版で書き文字を担当した大川おさ武のようなレタリング専門の人がいないと、その作品世界が崩れてしまうからです。そうした存在が翻訳には欠かせない作家だからです。
■『レッドラッカムの宝』のフランス語初出ヴァージョンと英語版
『レッドラッカムの宝』は、1943年に『Le Soir』紙に連載。フランス語版単行本初版『Le Trésor de Rackham le Rouge』は1945年(Casterman)、英語版単行本初版『Red Rackham’s Treasure』は1959年(Methuen)。
英訳はレスリー・ロンスレイル=クーパー(Leslie Lonsdale-Cooper、1924~2021)
英語版の吹き出しの文字は、Neil Hyslop(1924~2015)のレタリング。
図版は、HERGÉ『THE MAKING OF TINTIN』(1982、Methuen)から。
■エルジェ作 川口恵子訳『レッド・ラッカムの宝』(1983年10月25日発行、福音館書店)
ベルギーの漫画家エルジェの邦訳には、大川おさ武の「書き文字」が欠かせません。
画文一致タイプの漫画の吹き出しに、既成のフォント・活字を使うと、作品世界が崩れてしまいます。
2014年のウィンザー・マッケイのリトル・ニモの翻訳では、既成のフォントが使われていたため、作品を楽しむというより資料を読んでいると感じました。
作品の線のタッチを熟知したレタリング専門の人を起用するには、予算も時間もかかるでしょうが、画文一致タイプの漫画翻訳は、作品にあった文字の書き手を見つけることに始まると思いますし、それが理想です。
■Winsor McCay『THE COMPLETE LITTLE NEMO 1905-1927』(2014、Taschen)から1910年1月2日の漫画の一部
Alexander Braun『Winsor McCay - A Life of Imaginative Genius』と2分冊。函入りで8キロを超える大冊です。
■ウィンザー・マッケイ『リトル・ニモの大冒険』(2014年2月22日初版第1刷発行、パイ・インターナショナル)から1910年1月2日の漫画の一部
翻訳=和田侑子 序文=金原瑞人
■ウィンザー・マッケイ[著] 小野耕世[訳]『リトル・ニモ 1905-1914』(2014年8月12日初版第1刷発行、小学館集英社プロダクション)から1910年1月2日の漫画の一部
考えてみると、日本の漫画において、吹き出しの文字が、書き文字でなく既成のフォント・活字であることが一般的で、それを多くの人が違和感なく読んでいるというのも、これも結構特殊なことなのかもしれません。
◆
手もとにある、ロズ・チャストの本を並べてみます。
■Roz Chast『Unscientific Americans』(1982年、Dial Press)
縦201×横203×幅10ミリ。128ページ。ノンブルなし。ペーパーバック。
手もとにあるのは、1986年のA Dolphin Book、Doubleday版第4刷。
1978~1982年発表の作品集。 既成のフォント・活字は使わず、表紙から裏表紙まで手書きスタイルです(バーコードを除く)。
ロズ・チャストの多くの本には、ノンブル(ページ)が打たれていません。落丁を起こさない手順があるのでしょう。
■Roz Chast『Parallel Universes: Cartoons』(1984年、Harper)
縦201×横203×幅10ミリ。128ページ。ノンブルなし。ペーパーバック。
1979~1984年発表の作品集。
刊記も含め本文は手書きのスタイルです。ほぼ正方形の形も好きでした。
■Roz Chast『Mondo Boxo』(1987年、Harper)
縦286×横221×幅11ミリ。96ページ。ノンブルなし。4色刷。
■Roz Chast『The Four Elements』(1988年、Harper)
縦201×横201×幅8ミリ。96ページ。ノンブルなし。
■Roz Chast『Proof of Life on Earth』(1991年、Harper)
縦201×横202×幅8ミリ。96ページ。ノンブルなし。
はじめて新刊として勝ったのは、この本でした。
今はセンテラスというスペースになった高島屋プラザですが、そこにあった春苑堂書店で洋版を通して注文したので、届くまでとても時間がかかりました。
現在のようにAmazonで簡単に洋書が買える時代からすると、その長い期待の時間も愛おしいような気もします。
■Roz Chast『Childproof』(1997年、Hyperion)
縦217×横159×幅13ミリ。126ページ。ノンブルなし。
1987~1997年発表の作品。
■Roz Chast『The Party, After You Left』(2004年、Bloomsbury)
縦242×横196×幅12ミリ。100ページ。ノンブルなし。
■Roz Chast『Theories of Everything: Selected, Collected, and Health-Inspected Cartoons, 1978-2006』(2008年、Bloomsbury)
縦285×横232×幅35ミリ。372ページ。ノンブルなし。
絵も饒舌ですが、それ以上に言葉も饒舌になりがちなロズ・チャストのカートゥーンを精選した1巻本。
ロズ・チャストが繰り出す畸人がちや架空の本や架空の商品の見本には脱力しっぱなしですが、愛おしいです。
■Roz Chast『Going Into Town: A Love Letter to New York』(2017年、Bloomsbury)
縦241×横195×幅17ミリ。6+170ページ。
作者のホームタウン・ニューヨークの私的ガイド本であり、ラブレター。
■『The Best American Comics 2016』(2016年、Houghton Mifflin Harcourt)
縦234×横182×幅33ミリ。20+380ページ。
EDITED and INTRODUCED by Roz Chast
series editor BILL KARTALOPOULOS
アメリカン・コミックスの年間アンソロジーでロズ・チャストが選者となった2016年版。
都市生活者の突拍子もないユーモアを志向するロズ・チャストの作風とは違った、疎外された孤独なものたちのストーリーが多く選ばれています。
はぐれた存在ということでは通底しています。
ロズ・チャストが挿絵を描いた本では、次の2冊が手もとにあります。
■Jane Read Martin and Patricia Marx, illustrated by Roz Chast『Now Everybody Really Hates Me』(1993年、HarperCollins)
縦285×横222×幅9ミリ。32ページ。ノンブルなし。
■Edited by Erin McKean Illustrations by Roz Chast『Weird and Wonderful Words』(2003年、Oxford)
縦216×横144×幅16ミリ。12+132ページ。
Weird で Wonderful な漫画家です。
邦訳が1冊もないのが不思議な作家の一人です。
〉〉〉今日の音楽〈〈〈
2022年、最後に購入したCDは、アンソニー・ムーア(Anthony Moore)の新作『CSound + Saz』(2022年、Touch)でした。
CSoundでプログラムされた音とトルコの伝統的な弦楽器サズ(Saz)とE-BOWによる30分の穏やかな波。そのまま眠りについてしまいそうです。
タルコフスキーのノスタルジアのような初夢が見られそうです。
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386. 1985年のカラーフィールド『ヴァージンズ・アンド・フィリスタインズ』(2022年12月21日)
テリー・ホール(Terry Hall)の訃報がありました。
1959年3月19日-2022年12月19日
音楽家への追悼は音楽を聴くこと。
棚からテリー・ホールのレコードやCDを引っ張り出しました。
いちばんよく聴いていたのは、1985年のカラーフィールドのアルバム『ヴァージンズ・アンド・フィリスタインズ(Virgins And Philistines)』(Chrysalis)でした。
その当時との記憶とも結びついています。
当時は、ローチェス(The Roches)の「ハモンド・ソング(Hammond Song)」をカヴァーするような人だったのかと、その意外さに驚いたものでした。
■The Colour Field『Virgins And Philistines』(1985年、Chrysalis) のジャケット裏面とラベル
Produced by Hugh Jones
英国盤
アルバム・タイトルになっている「Virgins And Philistines」の「Virgins(処女・童貞たち、素人)」と「Philistines(ペリシテ人、俗物、芸術を解さぬ者たち)」は、誰のことをいっているのでしょう。
手もとにある、テリー・ホールの歌声が聴けるレコードやCDを並べてみます。
■Specials『Specials』(1979年、Two-Tone Records)
Produced by Elvis Costello
写真は2015年の2枚組再発CD(Two-Tone Records、Chrysalis、Made in EU)。
■Specials『More Specials』(1980年、Two-Tone Records)
Produced by Dave Jordan and Jerry Dammers
写真は2015年の2枚組再発CD(Two-Tone Records、Chrysalis、Made in EU)。
■The Colour Field『The Colour Field』(1986年、Chrysalis)
米盤。
Produced by Hugh Jones and Ian Broudie
あんまり意識していなかったのですが、クリサリス・レーベルだったのだなと改めて思いました。
■The Colourfield『Deception』(1987年、Chrysalis)
東芝EMI日本盤。
Produced by Richard Gottehrer
The Monkeesの「She」(Boyce/Hart)をカヴァー。
日本盤はミシェル・ルグランの「Windmills Of Your Mind」のカヴァーも収録。
■terry, blair and anouchka『ultra modern nursery rhymes』(1990年、Chrysalis)
東芝EMIの日本盤。
Produced by Bob Sergeant and Jeremy Green
Leiber And Stollerの『Three Cool Catz』のカヴァー。
■Terry Hall『Home』(1994年、Anxious Records)
英&欧州盤
Produced by Ian Broudie
Made in Germany
「I Drew A Lemmon」「Moon On Your Dress」はAndy Partridgeとの共作。
Nick Heywardとの共作もあって、Ian Broudie、Andy Partridge、Nick Heywardが揃っているのも壮観です。
■Terry Hall『Rainbows EP』(1995年、Anxious Records)
英&欧州盤
Produced by Ian Broudie
Made in Germany
Live音源でTelevison(Tom Verlaine作曲)の「See No Evil」と、Specials(Jerry Dammers作曲)の「Ghost Town」を収録。
■Terry Hall『Laugh』(1997年、South Sea Bubble Company)
Produced by Terry Hall, Cenzo Townshend and Craig Gannon
Todd Rundgrenの「I Saw The Light」のカヴァー。
テリー・ホールは、バスター・キートンのように笑わない人として知られていて、笑うこと自体がアルバムジャケットのネタにされていました。
並べてみると、手もとにあるアルバムのジャケットはどれも人物写真で構成されています。顔も目立つ人だったのでしょう。
長いこと聞いていなかったのだな、2000年代以降、ご無沙汰していたのだな、と思います。
懐かしい声でした。
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385. 2022年の桜島雪景色(2022年12月18日)
384. 2022年のHalf Cat Records(2022年11月14日)
383. 1936年の赤井光惠遺稿『野薊』(2022年11月4日)
382. 1986年の『黙遙』創刊号(2022年10月19日)
381. 2020年のギャヴィン・ブライアーズ『プラトニックな《HA HA》』(150年1月1日・2022年9月8日)
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380. 1928~1929年の『變態黄表紙』(2022年8月31日)
379. 1926年の『變態・資料』に挟まれたメモ(2022年8月25日)
378. 1988年~1989年の片岡吾庵堂『横目で見た郷土史』附言(2022年7月11日)
377. 1963年~1966年の家族写真ネガフィルム(2022年6月16日)
376. 1980年~1986年のBroken Records(2022年5月14日)
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375. 1950年の『IMAGE:5』(2022年5月4日)
374. 1976年~2006年の藤井令一詩集(2022年4月5日)
373. 1976年の藤井令一『詩集 シルエットの島』(2022年3月31日)
372. 1960年の『ジョアン・ハッサルの木版画』(2022年2月27日)
371. 2020年の『Matrix 36』(2022年1月31日)
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370. 1989年の『Matrix 9』(2022年1月30日)
369. 1978年の『現代詩アンソロジー 鹿児島 1978』(2022年1月23日)
368. 1972年の『鹿児島県詩人選集 1972』(2022年1月22日)
367. 2022年の桜島(2022年1月1日)
366. 1979年の平原勝郎『歌集 ダチュラの実 付 鹿児島歌壇五十年史』(2021年12月25日)
365. 1928年の『水甕』五月號・岩谷莫哀追悼號(2021年12月21日)
364. 1952年の『南日本文學』(2021年12月20日)
363. 本棚の動物園(2021年11月25日)
362. 1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本 その3(2021年11月8日)
361. 1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本 その2(2021年10月25日)
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360. 1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本 その1(2021年10月24日)
359. 1980年の「蓮實重彦・山田宏一が選んだ100冊の映画の本」(2021年10月14日)
358. 1959年の『ロバート・ギビングスの木版画』(2021年9月29日)
357. 1949年の『パタフィジック万年暦』(2021年9月7日)
356. 1982年の Ant On E『THE MOUTH』(2021年8月29日)
355. 2003年の佐々木桔梗『日本の肉筆絵入本』(2021年8月16日)
354. 2009年~2019年の The Laurence Sterne Trust 企画展箱(2021年8月15日)
353. 1933年の池田さぶろ『財界漫畫遍路』(2021年7月31日)
352. 1963年の『さんぎし』10月号(2021年7月25日)
351. 1985年のデヴィッド・チェンバース編『ジョアン・ハッサル』(2021年6月25日)
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350. 1955年のアイオナ&ピーター・オピー編『オックスフォード版ナーサリーライムの本』(2021年6月24日)
349. 1953年のレイノルズ・ストーン編『トマス・ビュイックの木口木版画』(2021年6月1日)
348. 1946年の『思索』夏季號(2021年5月27日)
347. 2019年のBjörn d'Algevey『THE MARVELOUS MOO / MILANO EAGLES』(2021年4月25日)
346. 2014年~2017年の『Uniformagazine』(2021年4月24日)
345. 2014年の『キュー・ローン(Kew. Rhone.)』の本(2021年4月5日)
344. 2011年のピーター・ブレグヴァド『漂白する流れ(The Bleaching Stream)』(2021年3月28日)
343. 2006年の『想像のメディアの本(Book of Imaginary Media)』(2021年3月21日)
342. 2006年の『Variantology 2』(2021年3月14日)
341. 2003年の『幻想博物館(The Phantom Museum)』(2021年3月7日)
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340. 2002年の『The Ganzfeld』(2021年2月28日)
339. 桜島雪景色(2021年2月19日)
338. 2001年のPeter Blegvad『FILLING TOOTH』(2021年2月18日)
337. 1986年の『Picture Story 2』(2021年2月12日)
336. 1985年の『ATLAS ANTHOLOGY III』(2021年2月11日)
335. 2020年のピーター・ブレグヴァド『Imagine Observe Remember』(2021年2月10日)
334. 1949年の『象ちゃんババアルのおはなし』(2021年1月23日)
333. 2021年の桜島(2021年1月1日)
332. 1991年の『ファイル・アンダー・ポピュラー』(2020年12月28日)
331. 1992年の『ハマ野毛』(2020年12月27日)
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330. 1913年の『The Imprint』その4(2020年12月12日)
329. 1913年の『The Imprint』その3(2020年12月12日)
328. 1913年の『The Imprint』その2(2020年12月12日)
327. 1913年の『The Imprint』その1(2020年12月12日)
326. 1958年の『佐藤春夫詩集』と『堀口大學詩集』(2020年11月18日)
325. 2020年のRobert Wyatt & Alfie Benge『Side by Side』(2020年11月3日)
324. 2009年の『Robert Wyatt Anthologie du projet MW』(2020年11月2日)
323. 1987年の『ROBERT WYATT』(2020年11月2日)
322. 1931年の『談奇黨(党)』第3号とその異版(2020年10月11日)
321. 1897年の『ペイジェント(The Pageant)』(2020年9月26日)
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320. 1896年の『ペイジェント(The Pageant)』(2020年9月20日)
319. 2020年の台風一過(2020年9月7日)
318. 1937年のモーゼス・スーパー・ファイン(2020年8月21日)
317. 1988~2003年の『青い花』(2020年8月5日)
316. 1986年のやまぐち・けい『詩文集 白い樹とサモワール』(2020年8月4日)
315. 1993年の青山毅『島尾敏雄の本』(2020年7月19日)
314. 1934年のアンドレ・ジイド著 淀野隆三訳『モンテエニユ論』(2020年6月21日)
313. 1933年の秋朱之介装釘・梶井基次郎『檸檬』(2020年6月10日)
312. 1973年の『詩稿』24(2020年6月2日)
311. 1951年の日夏耿之介『明治大正詩史』改訂増補版(2020年5月31日)
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310. 1972年のエドワード・ゴーリー『アンフィゴーリー』(2020年5月28日)
309. 2000年の『map』(2020年5月28日)
308. 1993年のピート・フレイム『ロック・ファミリー・ツリー完全版』(2020年5月14日)
307. 1933年の三笠書房の《鹿と果樹》図(2020年4月30日)
306. 1973年の「カンタベリー・ファミリー・ツリー」(2020年4月22日)
305. 1985年の『星空に迷い込んだ男 - クルト・ワイルの世界』(2020年4月14日)
304. 2010年の『ロンドン・パタフィジック協会会報』第1号(2020年4月4日)
303. 1976年の別役実『虫づくし』(2020年3月15日)
302. 1973年の『詩稿 25』と1976年の『詩稿 32』(2020年3月7日)
301. 1911年のヘンリー・P・ブイ『日本画の描法』(2020年2月19日)
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300. 1954年ごろの村 次郎自筆『風の歌』ほか6つの異版(2020年2月15日)
299. 1982年のチャクラ『さてこそ』雑誌広告(2020年1月25日)
298. 2020年1月1日の桜島
297. 1996年~(未完)の『THE PRINTED HEAD』第4巻(2019年12月31日)
296. 1993年~1996年の『THE PRINTED HEAD』第3巻(2019年12月30日)
295. 1992・1993年の『THE PRINTED HEAD』第2巻(2019年12月27日)
294. 1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻(2019年12月26日)
293. 1943年の『書物展望』五月號(2019年12月9日)
292. 1994年の江間章子『ハナコ』(2019年11月30日)
291. 1994~1997年の『THE RēR QUARTERLY VOLUME 4』(2019年11月23日)
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290. 1989~1991年の『RēR RECORDS QUARTERLY Vol. 3』(2019年11月23日)
289. 1987~1989年の『Rē RECORDS QUARTERLY Vol. 2』(2019年11月22日)
288. 1989年のアルフレッド・ジャリ『DAYS AND NIGHTS』(2019年11月1日)
287. 1939年の『東京美術』(2019年10月24日)
286. 1937年の『東京美術』(2019年10月23日)
285. 1994年の渡辺外喜三郎「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙―」(2019年10月13日)
284. 1999年の鶴ヶ谷真一『書を読んで羊を失う』(2019年9月27日)
283. 2018年の龍星閣『澤田伊四郎 造本一路』と2019年の龍星閣『澤田伊四郎 造本一路 図録編』(2019年9月26日)
282. 1949年の鹿児島市清水町の写真(2019年9月23日)
281. 1947年の村松嘉津『プロヷンス隨筆』(2019年9月2日)
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280. 1938年のアーサー・ランサム『ツバメの谷(SWALLOWDALE)』(2019年8月31日)
279. 1978年の天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』(2019年8月30日)
278. 1973年の天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(2019年7月24日)
277. 1937年のアーサー・ランサム『海へ出るつもりじゃなかった』(2019年6月29日)
276. 1930年のアーサー・ランサム『ツバメ号とアマゾン号』(2019年6月28日)
275. 1931年のケネス・グレアム『たのしい川べ』E・H・シェパードさし絵版(2019年6月22日)
274. 1930年のエリック・ギル旧蔵『THE FLEURON』第7号(2019年6月18日)
273. 2014年の津原泰水『音楽は何も与えてくれない』(2019年5月25日)
272. 1987年の『みなみの手帖』第51号(2019年5月9日)
271. 1971年の『みなみの手帖』創刊号(2019年5月9日)
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270. 1913年のラルフ・ホジソン詩集『THE MYSTERY』(2019年5月8日)
269. 1928年の『ザ・バーリントン・マガジン』4月号(2019年4月7日)
268. 1936年の井上和雄『寶舩考(宝船考)』(2019年3月19日)
267. 1939年の井上和雄『書物三見』(2019年3月18日)
266. 1947年の『詩學』11・12月號(2019年3月7日)
265. 1992年の『児玉達雄詩十二篇』(2019年3月3日)
264. 1958年の『森の泉 作品集 8』(2019年3月2日)
263. 1973年ごろの村 次郎詩集『風の歌』筆写版(2019年3月1日)
262. 1956年の『対話』(2019年2月27日)
261. 1971年の『浜田遺太郎詩集』(2019年2月26日)
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260. 1971年の福石忍詩集『遠い星』(2019年2月25日)
259. 1961年の『詩稿』1号(2019年2月24日)
258. 1966年の『詩稿』10号(2019年2月22日)
257. 1967年の『詩と批評』11月号(2019年2月21日)
256. 1934年の秋朱之介の裳鳥会刊『棟方志功画集』広告(2019年2月7日)
255. 1934年の有海久門詩集『人生を行く』(2019年2月6日)
254. 2018年の「言語と美術――平出隆と美術家たち」展のフライヤー・リーフレット(2019年1月21日)
253. 1981年の『浮世絵志』復刻版(2019年1月21日)
252. 2019年1月1日の桜島
251. 1942年の昭南書房版・石川淳『山櫻』(2018年12月16日)
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250. 1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 3』予約購入者へのおまけ(2018年12月5日)
249. 2013年のサジー・ローチェ文/ジゼル・ポター絵『バンドやろうよ?』(2018年11月14日)
248. 1984年のNovember Books『The Christmas Magazine』(2018年11月12日)
247. 1934年の倉田白羊『雜草園』(2018年10月24日)
246. 1980年の鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』(2018年10月4日)
245. 1931年~1932年の『古東多万(ことたま)』目次(2018年9月29日)
244. 1931年『古東多万(ことたま)』第一號(2018年9月20日)
243. 1931年~1932年の『古東多万』の紙ひも綴じと糸綴じ(2018年8月31日)
242. 2018年の『PETER BLEGVAD BANDBOX』(2018年8月10日)
241. 1942年の新村出『ちぎれ雲』(2018年7月23日)
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240. 1935年の『The Dolphin』誌第2号(2018年7月23日)
239. 1960年の石邨幹子訳 マリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』特製本(2018年7月13日)
238. 1934年の木下杢太郎『雪櫚集』(2018年7月12日)
237. 1992年の岡澤貞行『日々是趣味のひと』(2018年6月22日)
236. 1981年の『清水卓詩抄』(2018年6月21日)
235. 1978年のゲーリー・スナイダー『亀の島』サカキナナオ訳 (2018年5月30日)
234. 1956年の山中卓郎『坂の上』(2018年5月11日)
233. 1936年の柳亮『巴里すうぶにいる』(2018年5月9日)
232. 1956年の『POETLORE(ポエトロア)』第8輯(2018年4月30日)
231. 1960年の石邨幹子訳 マリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』(2018年4月5日)
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230. 1983年の高野文子『おともだち』(2018年4月4日)
229. 1936年の堀口大學譯『マリイ・ロオランサン詩畫集』(2018年4月4日)
228. 1936年の東郷青児『手袋』(2018年3月27日)
227. 1990年の江間章子『タンポポの呪咀』(2018年3月16日)
226. 1934年の山口青邨『花のある隨筆』(2018年2月12日)
225. 1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』(2018年2月12日)
224. 1934年の山口青邨『雜草園』(2018年2月12日)
223. 1933年の富安風生『草の花』(2018年2月12日)
222. 1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』(2018年1月28日)
221. 2017年のピーター・ブレグヴァド『GO FIGURE』(2018年1月20日)
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220. 1990年のピーター・ブレグヴァド『King Strut』(2018年1月20日)
219. 1983年のピーター・ブレグヴァド『The Naked Shakespeare』(2018年1月20日)
218. 鶴丸城跡堀のカワセミ(2018年1月1日)
217. 1936年の伸展社版『醉ひどれ船』ちらし(2017年12月30日)
216. 1869年の「稚櫻豊暐姫命塚」(2017年11月18日)
215. 1813年の金剛嶺石碑(2017年11月18日)
214. 1667年のタンタドの観音石像(2017年11月18日)
213. 1981年のScritti Politti「The "Sweetest Girl"」(2017年11月6日)
212. 1903年の川上瀧彌・森廣『はな』(2017年10月29日)
211. 1982年のThe Ravishing Beauties「Futility」(2017年10月17日)
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210. 1925年の西谷操「狼は吠える」(2017年10月8日)
209. 1992年の『ホテル・ロートレアモン』(2017年9月15日)
208. 1935年の堀内敬三『ヂンタ以来(このかた)』(2017年8月29日)
207. 2016年の『SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY』 ILLUSTRATED by PETER BLEGVAD(2017年8月17日)
206. 1931年の佐藤春夫『魔女』(2017年7月25日)
205. 1985年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 1』の予約購読者へのおまけ(2017年6月27日)
204. 1985~1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1』(2017年5月28日)
203. 1932年の池田圭『詩集技巧』(2017年4月27日)
202. 2011年の『Emblem of My Work』展カタログ(2017年4月3日)
201. 1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』(2017年3月17日)
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200. 千駄木の秋朱之介寓居から小日向の堀口大學の家まで(2017年3月16日)
199. 2009年の『黒いページ』展カタログ(2017年2月14日)
198. 1934年の『西山文雄遺稿集』(2017年1月31日)
197. 1967年の『笑いごとじゃない』(2017年1月14日)
196. 2017年1月1日の桜島
195. 1978年のキャシー・アッカーの声(2016年12月31日)
194. 1934年のポオル・ジェラルデイ著・西尾幹子訳『お前と私』(2016年12月19日)
193. 1974年の富岡多恵子『壺中庵異聞』(2016年12月15日)
192. 1995年の峯村幸造『孤拙優游』(2016年11月30日)
191. 1980年の今井田勲『雑誌雑書館』(2016年10月27日)
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190. 1971年の『海』の表紙(2016年10月24日)
189. 1975年の堀口九萬一著・堀口大學訳『長城詩抄』(2016年10月17日)
188. 1936年の『木香通信』6月号(2016年9月26日)
187. 1936年のモラエス『おヨネと小春』(2016年9月4日)
186. 1927年の『藝術市場』―避暑地ロマンス号(2016年8月19日)
185. 1968年の天沢退二郎『紙の鏡』(2016年8月5日)
184. 1970年の天沢退二郎『血と野菜 1965~1969』(2016年8月4日)
183. 1946年のダーウィン夫妻『イッシイブッシイとトップノット』(2016年7月29日)
182. 1990年のジョン・グリーヴス『ローズ・セ・ラ・ヴィ』(2016年7月21日)
181. 1953年の片山廣子『燈火節』(2016年5月18日)
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180. 1907年の『シャナヒー』年刊版第2巻(2016年5月17日)
179. 1906年の『シャナヒー』年刊版第1巻(2016年5月16日)
178. 1904年の『アイルランドの丘で狩りをする妖精女王マブ』(2016年5月10日)
177. 1942年の野村傳四『大隅肝屬郡方言集』(2016年4月28日)
176. 1926年ダックワース版のハドソン『緑の館』(2016年4月22日)
175. 1948年のバーナード・ダーウィン『のんきな物思い』(2016年3月17日)
174. 1989年の天沢退二郎詩集『ノマディズム』(2016年2月23日)
173. 1946年と1956年の『折々のナーサリーライム』(2016年2月18日)
172. 1935年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏と仲間たち』(2016年1月24日)
171. 桜島雪景色(2016年1月24日)
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170. 1927年のダーウィン夫妻『トゥトロ・トゥ』(2016年1月18日)
169. 1966年の天沢退二郎『時間錯誤』(2016年1月17日)
168. 1925年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏のおはなし』(2016年1月12日)
167. 2016年1月1日の桜島
166. 1964年のミス・リード編『カントリー・バンチ』(2015年12月31日)
165. 1924年のジェフリー・ケインズ『サー・トマス・ブラウン書誌』(2015年12月12日)
164. 1975年のAllen Toussaint 『Southern Nights』(2015年11月16日)
163. 1968年の松下竜一『豆腐屋の四季』(2015年11月11日)
162. 1963年の天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』(2015年11月10日)
161. 1984年の品川力『本豪落第横丁』(2015年10月1日)
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160. 2015年のユニティー・スペンサー『アーチストになれて運がよかった』(2015年9月30日)
159. 1961年の天沢退二郎詩集『朝の河』(2015年8月30日)
158. 1972年の『天澤退二郎詩集』(2015年8月29日)
157. 初夏の七郎すもも(2015年7月24日)
156. 1979年のPeter Gabriel「Here Comes The Flood」(2015年7月23日)
155. 1940年の松崎明治『ANGLING IN JAPAN (日本ノ釣)』(2015年6月18日)
154. 2000年のクリンペライ『不思議の国のアリス』ジャケット(2015年4月25日)
153. 2012年のデヴィッド・アレン『サウンドバイツ 4 ザ レヴェレイション 2012』(2015年3月18日)
152. 2012年のダンカン・ヘイニング『トラッドダッズ、ダーティボッパー、そしてフリーフュージョニアーズ』(2015年3月16日)
151. 1976年のキリル・ボンフィリオリ『Something Nasty In The Woodshed』(2015年1月29日)
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150. 1949年の七高文藝部『啓明』最終刊号(2015年1月18日)
149. 1995年ごろの片岡吾庵堂さん作「翔び鶴」(2015年1月10日)
148. 1937年のダグラス・コッカレル『製本』(2015年1月5日)
147. 2015年1月1日の桜島
146. 1984年のジョージ・オーウェル『1984年』ファクシミリ版(2014年12月30日)
145. 1974年の天澤退二郎詩集『譚海』(2014年12月29日)
144. 2001年の岩田宏『渡り歩き』(2014年12月26日)
143. 1980年の岩元紀彦監修『追悼文集 伯父 岩元禎』(2014年12月1日)
142. 1985年のエドワード・リア回顧展カタログ(2014年10月7日)
141. 1977年の辻邦生『夏の海の色』(2014年8月29日)
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140. 1974年のロバート・ワイアット『ロック・ボトム』(2014年7月26日)
139. 1998年の『河原温 全体と部分 1964-1995』展カタログ(2014年7月16日)
138. 1913年の半仙子『日當山侏儒戯言』(2014年6月30日)
137. 1917年の加藤雄吉『尾花集』(2014年6月27日)
136. 1929年の島津久基『羅生門の鬼』(2014年6月12日)
135. 1943年の『FLEURON』誌刊行20周年記念に催された食事会のメニュー(2014年4月25日)
134. 1995年の平田信芳『石の鹿児島』(2014年2月27日)
133. 1983年のリチャード・カーライン回顧展カタログ(2014年2月8日)
132. 1971年のリチャード・カーライン『ポストのなかの絵』第2版(2014年1月26日)
131. 1994年のウィリー・アイゼンハート『ドナルド・エヴァンスの世界』(2014年1月7日)
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130. 1978年の雅陶堂ギャラリー「JOSEPH CORNELL展」カタログ(2014年1月5日)
129. 2014年1月1日の日の出(2014年1月1日)
128. 2010年の『クラシック・アルバム・カヴァー』(2013年12月11日)
127. 1934年の『藝術家たちによる説教集』(2013年12月1日)
126. 1926年の南九州山岳會編『楠郷山誌』(2013年11月27日)
125. 1924年の第七高等学校造士館旅行部『南溟』創刊号(2013年11月26日)
124. 1974年の講談社文庫版『復興期の精神』(2013年11月17日)
123. 1924年の箱入りの志賀直哉『眞鶴』と木村荘八『猫』(2013年11月9日)
122. 1912年ごろのスレイド美術学校のピクニック集合写真(2013年10月17日)
121. 1929年のアーサー・ウェイリー訳『虫愛づる姫君』(2013年10月8日)
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120. 2004年の『妄想フルクサス』(2013年9月30日)
119. 1937年のアーサー・ウェイリー訳『歌の本』(2013年9月22日)
118. 1984年のガイ・ダヴェンポート『「りんごとなし」とその他の短編』(2013年9月12日)
117. 1953年のゴードン・ボトムレイ『詩と劇』(2013年9月10日)
116. 1905年のゴードン・ボトムレイ『夏至の前夜』(2013年9月9日)
115. 1985年の『さようなら、ギャングたち』(2013年7月31日)
114. 1972年の島尾敏雄『東北と奄美の昔ばなし』(2013年7月14日)
113. 1976年の『ジョセフ・コーネル・ポートフォリオ』(2013年7月4日)
112. 1958年のエリナー・ファージョン『想い出のエドワード・トマス』(2013年6月26日)
111. 1887年のローレンス・オリファント『ファッショナブルな哲学』(2013年6月15日)
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110. 1938年の『聖者の物語』(2013年6月12日)
109. 1975年のハットフィールド・アンド・ザ・ノース『ザ・ロッターズ・クラブ』(2013年6月4日)
108. 1982年のアン・テイラー『ローレンス・オリファント 1829-1888』(2013年5月26日)
107. 1971年のドナルド・バーセルミ『ちょっとへんてこな消防車』(2013年5月16日)
106. 1991年のウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング『ディファレンス・エンジン』(2013年5月10日)
105. 1992年の『五代友厚・寺島宗則・森有礼』(2013年5月8日)
104. 1957年の木山捷平『耳學問』(2013年4月28日)
103. 1924年のエドワード・ゴードン・クレイグ『木版画と覚書』(2013年4月23日)
102. 1957年のエドワード・ゴードン・クレイグ『わが生涯の物語へのインデックス』(2013年4月17日)
101. 1900年ごろのホフマン『英語版もじゃもじゃペーター』(2013年4月8日)
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100. 1959年の『グウェン・ラヴェラの木版画』(2013年3月26日)
99. 1977年の『レイノルズ・ストーン木版画集』(2013年3月24日)
98. 1981年の『九百人のお祖母さん』(2013年3月23日)
97. 1938年の『風車小屋だより』(2013年3月19日)
96. 1935年の『薩藩の文化』(2013年3月13日)
95. 1981年の『土曜日の本・傑作選』(2013年3月12日)
94. 1975年の『土曜日の本』(2013年3月11日)
93. 1973年の『土曜日の本』(2013年3月10日)
92. 1972年の『土曜日の本』(2013年3月9日)
91. 1971年の『土曜日の本』(2013年3月8日)
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90. 1970年の『土曜日の本』(2013年3月7日)
89. 1969年の『土曜日の本』(2013年3月6日)
88. 1968年の『土曜日の本』(2013年3月5日)
87. 1967年の『土曜日の本』(2013年3月4日)
86. 1966年の『土曜日の本』(2013年3月3日)
85. 1965年の『土曜日の本』(2013年3月2日)
84. 1988年のケヴィン・エアーズのライブ(2013年3月1日)
83. 1964年の『土曜日の本』(2013年2月28日)
82. 1963年の『土曜日の本』(2013年2月27日)
81. 1962年の『土曜日の本』(2013年2月26日)
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80. 1961年の『土曜日の本』(2013年2月25日)
79. 1960年の『土曜日の本』(2013年2月24日)
78. 1959年の『土曜日の本』(2013年2月23日)
77. 1958年の『土曜日の本』(2013年2月22日)
76. 1957年の『土曜日の本』(2013年2月21日)
75. 1956年の『土曜日の本』(2013年2月20日)
74. 1955年のオリーヴ・クックとエドウィン・スミス『コレクターズ・アイテム』(2013年2月19日)
73. 1955年の『土曜日の本』(2013年2月18日)
72. 1954年の『土曜日の本』(2013年2月17日)
71. 1953年の『土曜日の本』(2013年2月16日)
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70. 1952年の『土曜日の本』(2013年2月15日)
69. 1951年の『土曜日の本』(2013年2月14日)
68. 1951年の『現代の本と作家』(2013年2月13日)
67. 1950年の『土曜日の本』(2013年2月12日)
66. 1949年の『土曜日の本』(2013年2月11日)
65. 1948年の『土曜日の本』(2013年2月10日)
64. 1947年の『土曜日の本』(2013年2月9日)
63. 1946年の『土曜日の本』(2013年2月8日)
62. 1945年の『土曜日の本』(2013年2月7日)
61. 1944年の『土曜日の本』(2013年2月6日)
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60. 1943年の『土曜日の本』(2013年2月5日)
59. 1942年の『土曜日の本』(2013年2月4日)
58. 1936年の『パロディ・パーティー』(2013年2月3日)
57. 1941年の『土曜日の本』(2013年2月2日)
56. 1953年ごろの『スティーヴンス=ネルソン社の紙見本帖』(2013年1月31日)
55. 1945年の岸田日出刀『建築學者 伊東忠太』(2013年1月29日)
54. 1912年のチャールズ・T・ジャコビの『本と印刷についての覚書』(2013年1月27日)
53. 1903年の岡倉覚三『東洋の理想』(2013年1月26日)
52. 1895年のウィリアム・モリス『世界のかなたの森』(2013年1月25日)
51. 1969年ごろの『モノタイプ社印刷活字見本帖』(2013年1月23日)
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50. 1958年の小沼丹『黒いハンカチ』(2013年1月22日)
49. 1902年のゴードン・ボトムレイ『夜さけぶもの 一幕劇』(2013年1月21日)
48. 1955年の『詩人と画家 ゴードン・ボトムレイとポール・ナッシュの往復書簡』(2013年1月20日)
47. 1945年のトム・ジェントルマン『ブラエ農場』(2013年1月19日)
46. 1957年の岩波書店版『漱石全集 書簡集一~五』(2013年1月18日)
45. 1980年のノエル・キャリントン『キャリントン 絵・素描・装飾』(2013年1月17日)
44. 1970年の『キャリントン 手紙と日記抜粋』(2013年1月16日)
43. 1892年のマードック,バートン,小川『アヤメさん』(2013年1月15日)
42. 1910年のポンティング『この世の楽園・日本』(2013年1月14日)
41. 1987年のデヴィッド・マッキッタリック『カーウェン・パターン紙の新見本帖』(2013年1月13日)
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40. 1969年の『岩下壮一 一巻選集』(2013年1月12日)
39. 1860年のモクソン版『アルフレッド・テニスン詩集』(2013年1月11日)
38. 1980年のヤング・マーブル・ジャイアンツ『言葉と絵』(2013年1月10日)
37. 1927年の『七高さん』(2013年1月9日)
36. 1936年のグウェン・ラヴェラ『逃亡』(2013年1月8日)
35. 1899年のメアリ・フェノロサ『巣立ち』(2013年1月7日)
34. 1906年のメアリ・フェノロサ『龍の画家』(2013年1月6日)
33. 1961年のジュニア鹿児島編『ニコニコ郷土史』(2013年1月5日)
32. 1940年のジョン・ファーリー『刻まれたイメージ』(2013年1月4日)
31. 1939年と1946年の『トワエモワ』(2013年1月3日)
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30. 1963年の『シルヴィア・ビーチ 1887-1962』(2013年1月2日)
29. 謹賀新年(2013年1月1日)
28. 1984年のカトラー文・ベンジ絵『ニワトリになったハーバートくん』(2012年12月31日)
27. 1970年のアーサー・ウェイリー『Madly Singing in the Mountains』(2012年12月30日)
26. 1925年のウェイリー訳『源氏物語』(2012年12月29日)
25. 1931年のウィリアム・ローゼンスタイン『人と思い出』(2012年12月28日)
24. 1949年の梅花艸堂主人『夢』(2012年12月27日)
23. 1947年の加藤一雄『無名の南畫家』(2012年12月26日)
22. 1963年の岩本堅一『素白随筆』(2012年12月25日)
21. 1978年のブライアン・イーノ&ピーター・シュミット『オブリーク・ストラテジーズ』(2012年11月2日)
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20. 1982年のロバート・ワイアット『シップビルディング』(2012年10月30日)
19. 2000年のピーター・ブレグヴァド『リヴァイアサンの書』(2012年10月29日)
18. 1910年のジェームズ・マードック『日本史・第一巻』(2012年10月27日)
17. 1903年のジェームズ・マードック『日本史』(2012年10月26日)
16. 1861年のエドモンド・エヴァンス『THE ART ALBUM』(2012年10月24日)
15. 1898年のカーライル『衣装哲学』(2012年10月23日)
14. 1861年のジョン・ジャクソン『木版論』(2012年10月22日)
13. 1937年のフランシス・ブレット・ヤング『ある村の肖像』(2012年10月21日)
12. 1974年の坂上弘『枇杷の季節』(2012年10月20日)
11. 1952年のグウェン・ラヴェラ『Period Piece』(2012年10月19日)
10. 1919年の『ルパート・ブルック詩集』(2012年10月16日)
09. 1942年の松崎明治『釣技百科』(2012年10月14日)
08. 1966年のキース・ロバーツ『パヴァーヌ』(2012年10月11日)
07. 1983年の島尾ミホ『海嘯』(2012年10月11日)
06. 1933年の内田百間『百鬼園随筆』 (2012年10月11日)
05. 1964年のケヴィン・エアーズ最初の詩集(2012年10月10日)
04. 1936年の「国際シュルレアリスト広報」第4号(2012年10月9日)
03. 1921年のクロード・ローヴァット・フレイザー(2012年10月8日)
02. 1899年と1904年の『黄金時代』(2012年9月26日)
01. 1945年の『青い鳥』(2012年9月22日)