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 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

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 390. 2005年のironicrecords(2023年1月20日)
 391. 1978年のBruford『Feels Good To Me』(2023年1月31日)
 392. 1991年の天沢退二郎『欄外紀行』(2023年2月1日)
 393. 2012年と2022年の『私が選ぶ国書刊行会の3冊』(2023年2月23日)
 394. 1997・1998年に斎藤敏栄がまとめた木下逸雲関係資料(2023年3月26日)
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394. 1997~1998年に斎藤敏栄がまとめた木下逸雲関係資料(2023年3月26日)

1997斎藤敏栄がまとめた木下逸雲関係資料01

 

同級生の訃報を遅れて知りました。
心が沈みます。
同級生からの便りに、斎藤敏栄さんが昨年の夏に亡くなったとありました。

斎藤敏栄さんは、私より20歳ほど年上で、河鍋暁斎(1831~1889)のことを研究したいという強い意志をもって、藝大に進まれた方でした。
そのころ、1970年代後半だと、「河鍋暁斎」といっても、だれもピンとこなかったはずです。
鹿児島から出たばかりの私にとっては、まるで未知の存在で、話し相手にもなれませんでした。
現在、「河鍋暁斎」は海外での再評価もあって、だいぶ知られるようになっていますが、斎藤敏栄さんは、「河鍋暁斎」再評価の先駆けの1人だったのではないかと思います。

学校を離れたあと、便りを交わすこともなかったのですが、1998年、斎藤さんから『長崎談叢』(長崎史談会編)が送られてきました。

『長崎談叢』第八十六輯(1997年5月31日発行)に掲載された斎藤敏栄「保存されていた幕末の長崎三大南宗文人画家の書状(一)」(p118~158)のコピーと、斎藤敏栄「保存されていた幕末の長崎三大南宗文人画家の書状(二)」(p129~196)が収録された『長崎談叢』第八十七輯(1998年5月31日発行)でした。

どうして私のところに送ってきたのだろうと思いましたが、長崎の文人画家、木下逸雲(1800~1866)が鹿児島とゆかりがあったから、という事だったのでしょう。

木下逸雲は、鹿児島県立図書館が所蔵する「安永年間桜島噴火図」を描いた画家です。
この絵とめぐり会ったことから、斎藤敏栄さんの木下逸雲研究がはじまったそうです。

鹿児島の私からも何かお手伝いできたらよかったのですが、力不足でお役に立てませんでした。

 

1997斎藤敏栄がまとめた木下逸雲関係資料02

差し挟まれた斎藤さんの手紙に、「たまには級会があると良いですね……。」とありました。
「級会」はないままでした。
遠くから見ている、それが私たちの「級」らしい、ということでしょうか。
ご冥福をお祈りします。

 

「保存されていた幕末の長崎三大南宗文人画家の書状(一)」を収録する『長崎談叢』第八十六輯は、国会図書館の個人送信サービスを使ってWEB上で閲覧できます。
『長崎談叢』第八十七輯は、今のところ、国会図書館にはないようです。

鹿児島県立図書館は、『長崎談叢』第八十六輯と第八十七輯を所蔵しています。
第八十六輯は禁帯出、第八十七輯は貸出可。

「安永年間桜島噴火図」に関心をお持ちの方は、ぜひ閲覧してください。
図版が精密でないのが惜しいですが、基本資料として読み継がれてほしいと思います。

 

    

春が急ぎ足でやってきました。ツクシはあっという間に姿をかくし、スギナに姿を変えました。

2023つくし01

2023つくし02

2023つくし03


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393. 2012年と2022年の『私が選ぶ国書刊行会の3冊』(2023年2月22日)

2012年と2022年の『私が選ぶ国書刊行会の3冊』

 

国書刊行会40周年と50周年に書店で無料で配布されていた記念小冊子です。
40周年(2012年)のときは、鹿児島の書店でも配布されていたのですが、50周年(2022年)の記念フェアは現在のところ鹿児島では予定されておらず、50周年記念小冊子のほうは伝手をたよって入手しました。

〈知名の方々に「私が選ぶ国書刊行会の本」として三冊お選びいただき、小冊子を制作する〉という企画で、読み物としてとても楽しい冊子です。
今のところ、鹿児島だと、書店に行っても、この小冊子が入手できません。
書店に寄った中高生が面白い本に出会うきっかけになるかもしれないのに、とても残念な話です。

50周年フェアをやっていない県をチェックしてみると、 青森県、岩手県、福島県、三重県、滋賀県、奈良県、和歌山県、鳥取県、島根県、徳島県、愛媛県、高知県、大分県、宮崎県、鹿児島県、沖縄県といった県が並んでいます。

全国津々浦々に展開するのは難しいのでしょうが、格差を感じてしまいます。

国書刊行会創業50周年フェアは、2023年3月下旬まで全国の書店で開催される予定です。
鹿児島の書店で、その50周年記念小冊子が入手できる日は来るのでしょうか。

 

『私が選ぶ国書刊行会の3冊――国書刊行会創業40周年記念小冊子』

2012年8月15日発行 非売品
造本・装丁…山田英春
縦181×横104×幅9ミリ
152ページ

『私が選ぶ国書刊行会の3冊――国書刊行会創業40周年記念小冊子』

 

『私が選ぶ国書刊行会の3冊――国書刊行会創業50周年記念小冊子』

2022年11月1日発行 非売品
装画…M!DOR!
造本・装丁…山田英春
編集…伊藤昂大
縦181×横104×幅9ミリ
136ページ

61名の選者。

40周年の選者に、池内紀、須永朝彦、津原泰水、坪内祐三、吉野朔美と故人の名前もあって、10年の時を感じます。

 

『私が選ぶ国書刊行会の3冊――国書刊行会創業50周年記念小冊子』

選者は、40周年記念小冊子とは重なっていません。
53名の選者。

人気があるなと目立った本は、パオロ・ロッシ 清瀬卓訳『普遍の鍵』でした。
40周年で円城塔、高山宏、50周年で山本貴光、吉川浩満、渡辺祐真が選んでいました。

こういう小冊子が鹿児島の書店に置かれていないという現実は、やはり寂しい話です。
書店に行ったときのたしなみのひとつに、「自由にお持ち帰りください」の、出版社のPR誌や内容見本をもらうというのがあります。
鹿児島市の書店で確実に入手できる出版社PR誌は『図書』と『scripta』ぐらいになりました。
『story box』『ランティエ』『本郷』は結構入手できます。
『ちくま』『未来』『青春と読書』 は時々、『波』はもう長いこと、鹿児島の書店では見ていません。


【2023年3月19日追記】

『私が選ぶ国書刊行会の3冊――国書刊行会創業50周年記念小冊子』に続いて、2023年3月に、『国書刊行会50年の歩み―ー国書刊行会創業50周年記念小冊子』も全国の書店で配布されるようになったようです。
残念ながら、これも鹿児島の書店には置かれて配布される予定はないようです。
つてを頼って入手しました。

 

『私が選ぶ国書刊行会の3冊――国書刊行会創業50周年記念小冊子』

『私が選ぶ国書刊行会の3冊――国書刊行会創業50周年記念小冊子』

2023年3月10日発行 非売品
造本・装幀…山田英春
装画…M!DOR!
編集…川上貴・伊藤昂大
撮影…竹中朗
縦188×横132×幅11ミリ
口絵16ページ+140ページ

  目次
 ごあいさつ 佐藤今朝夫
 国書刊行会元編集長 磯崎純一インタビュー
 謎解き国書刊行会――あるいは企画をめぐるエトセトラ 藤原義也
 特殊編集者稼業二十年――柳下毅一郎。樽本周馬対談
 国書刊行会社史余滴――集古九種 竹中朗
 国書刊行会 社員座談会
 国書刊行会 沿革

鹿児島の人は、本屋にぶらりと入って、この冊子を手にとることができないのです。
これは、とてもさびしい話です。


     

振り返ると、国書刊行会の本にはお世話になってきました。

私が3冊選ぶとしたら、何になるか考えてみました。決めるのは大変です。
40周年と50周年の小冊子の選者で、国書刊行会が得意とする全集や叢書をあげている人が結構いましたが、それはなしとします。
40周年と50周年の小冊子の選者と重複するものでは、次の3冊でしょうか。
10代・20代に読んだものに偏った3冊です。

J・コルタサル 木村榮一訳『遊戯の終わり』
D・バーセルミ 志村正雄訳『帰れ、カリガリ博士』
M・H・ニコルソン 高山宏訳『月世界への旅』

 

J・コルタサル 木村榮一訳『遊戯の終わり』(1977年10月30日初版第1刷、国書刊行会)
ラテンアメリカ文学叢書5
ドローイングは中西夏之(――中西夏之がかかわった本を集めると楽しそうです)
現在では岩波文庫(2012年)で読む人のほうが多いかもしれませんが、「もの」として国書刊行会の本が好きです。
40周年で豊﨑由美、50周年で佐々木敦が選んでいました。

J・コルタサル 木村榮一訳『遊戯の終わり』

左の本は、たぶん1978年のはじめ新刊で購入。今ではだいぶ痛んでいます。
受験が終わって、小説が読めるようになったときに、夢中になった短編集でした。
帯にある「ラプラタ河幻想文学」という言葉は、当時しか使われませんでしたが、想像はかきたてました。

 

D・バーセルミ 志村正雄訳『帰れ、カリガリ博士』(1980年4月30日初版第1刷発行、国書刊行会)
ゴシック叢書15
コラージュ 野中ユリ
装幀 加納光於
50周年で柳下毅一郎が選んでいました。

柳下毅一郎■D・バーセルミ 志村正雄訳『帰れ、カリガリ博士』(1980年4月30日初版第1刷発行、国書刊行会)

『海』1978年1月号(中央公論社)のバーセルミ特集で、バーセルミ好きになりました。
受験生だったはずですが、『海』買って呼んでいたんだなと思います。

 

M・H・ニコルソン 高山宏訳『月世界への旅』(1986年6月30日初版第1刷発行、国書刊行会)
世界幻想文学大系44
造本者 杉浦康平+鈴木一誌
50周年で木澤佐登志が選んでいました。

M・H・ニコルソン 高山宏訳『月世界への旅』

「世界幻想文学大系」は図書館の華でした。
マージョリー・ニコルソン(Marjorie Hope Nicolson、1894~1981)の本では、『The Breaking of the Circle』(1950)の翻訳を待ち望んでいたのですが、こちらが先になりました。これも嬉しい本でした。

『The Breaking of the Circle』は、小黒和子訳で『円環の破壊』(みすず書房、1999年3月10日発行)として日本語版が出ています。

 

     

『私が選ぶ国書刊行会の3冊』に触発されて本棚をひっくり返していると、ほかにも、記憶に残る本が出てきます。
いくつか並べてみます。

 

フィリップ・ジュリアン 志村信英訳『1900年のプリンス』(1987年2月24日初版第1刷発行、国書刊行会)
〈クラテール叢書5〉
装訂者 中島かほる
40周年で須永朝彦が選んでいました。

フィリップ・ジュリアン 志村信英訳『1900年のプリンス』

 

スタニスワフ・レム 沼野充義/工藤幸雄/長谷見一雄訳『完全な真空』(1989年11月20日初版第1刷発行、国書刊行会)
文学の冒険
装画 マーク・コスタビ
装釘・造本 坂川栄治
40周年で津原泰水と法月綸太郎、50周年で木原善彦が選んでいました。
スタニスワフ・レム 沼野充義/工藤幸雄/西成彦訳『虚数』(1998年2月25日初版第1刷発行、国書刊行会)
〈文学の冒険〉
装画 マーク・コスタビ
装釘・造本 前田英造
40周年で円城塔、50周年で芝田文乃が選んでいました。

スタニスワフ・レム『虚数』『完全な真空』

 

ジョルジュ・サドゥール 村山匡一郎・出口丈人訳『世界映画全史 I』(1992年11月30日初版第1刷発行、国書刊行会)
全12巻
50周年で山本貴光が選んでいました。

ジョルジュ・サドゥール 村山匡一郎・出口丈人訳『世界映画全史 I』

手もとにあるのは、「映画の発明」「映画の先駆者」パートの第4巻までですが……。

 

トマス・ピンチョン 越川芳明/植野達郎/佐伯泰樹/幡山秀明訳『重力の虹(I)』(1993年3月25日初版第1刷発行、国書刊行会)
装画 土橋とし子
装幀・造本 坂川栄治
トマス・ピンチョン 越川芳明/植野達郎/佐伯泰樹/幡山秀明訳『重力の虹(II)』(1993年7月20日初版第1刷発行、国書刊行会)
装画 土橋とし子
装幀・造本 坂川栄治
〈文学の冒険〉
50周年で木原善彦が選んでいました。

トマス・ピンチョン『重力の虹』

「現代文学の極南」は何でしょう。

 

レシェク・コワコフスキ 沼野充義/芝田文乃訳『ライノニア国物語 大人も子どもも楽しめる13のおとぎ話』(1995年11月20日初版第1刷発行、国書刊行会)
装画 土橋とし子
装丁・造本 坂川栄治
50周年で芝田文乃が選んでいました。

レシェク・コワコフスキ『ライロニア国物語』

 

マーヴィン・ピーク著 横山茂雄訳『行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙』(2000年1月23日初版第1刷発行、国書刊行会)
造本装丁 妹尾浩也
40周年で古川日出男が選んでいました。

マーヴィン・ピーク著 横山茂雄訳『行方不明のヘンテコな伯父さんからボクがもらった手紙』

 

R・A・ラファティ 柳下毅一郎訳『宇宙舟歌』(2005年10月25日初版第1刷発行、国書刊行会)
〈未来の文学〉第一期
装幀 下田法晴+大西裕二

R・A・ラファティ 柳下毅一郎訳『第四の館』(2013年4月25日初版第1刷発行、国書刊行会)
〈未来の文学〉第三期
装幀 下田法晴
50周年で牧眞司が選んでいました。

サミュエル・R・ディレイニー 大久保譲訳『ダールグレン I』『ダールグレン II』(2011年6月20日初版第1刷発行、国書刊行会)
〈未来の文学〉第三期
装幀 下田法晴
40周年で安藤礼二と巽孝之、50周年で佐々木敦が選んでいました。

サミュエル・R・ディレイニー 浅倉久志 伊藤典夫 小野田和子 酒井昭伸 深町眞理子訳『ドリフトグラス』(2014年12月25日初版第1刷発行、国書刊行会)
〈未来の文学〉第三期
装幀 下田法晴
50周年で岡部いさくが選んでいました。

ラファティとディレイニー

ラファティとディレイニーを翻訳してくれる出版社は、それだけで素晴らしいです。

 

武藤康史『文学鶴亀』(2008年2月25日初版第1刷発行、国書刊行会)
装幀 クラフト・エヴィング商會
50周年で南陀楼綾繁が選んでいました。

武藤康史『文学鶴亀』

こんな本がもっと必要です。

 

日夏耿之介・矢野目源一・城左門『巴里幻想譯詩集』(2008年7月25日初版第1刷発行、国書刊行会)
装丁 間村俊一
40周年で皆川博子が選んでいました。

日夏耿之介・矢野目源一・城左門『巴里幻想譯詩集』

 

松山俊太郎『綺想礼讃』(2010年1月23日初版第1刷発行、国書刊行会)
装丁 間村俊一
装画 松野一夫
40周年で安藤礼二と坪内祐三が選んでいました。

松山俊太郎『綺想礼讃』

目次を見てみると、男性作家しか取り上げられていません。
そこに偏執を感じます。

 

チャールズ・ラム 南條竹則訳 藤巻明註釈『完訳エリア隨筆I正篇[上]』(2014年5月12日初版第1刷発行、国書刊行会)
チャールズ・ラム 南條竹則訳 藤巻明註釈『完訳エリア隨筆II正篇[下]』(2014年8月20日初版第1刷発行、国書刊行会)
チャールズ・ラム 南條竹則訳 藤巻明註釈『完訳エリア隨筆III続篇[上]』(2016年3月22日初版第1刷発行、国書刊行会)
チャールズ・ラム 南條竹則訳 藤巻明註釈『完訳エリア隨筆IV続篇[下]』(2017年5月9日初版第1刷発行、国書刊行会)
装丁 柳川貴代
50周年で垂野創一郎が選んでいました。

チャールズ・ラム『完訳エリア隨筆』

 

     

40周年と50周年の記念小冊子で選ばれていない本でも、素敵な本はたくさんあります。
選外の本に限定するなら、今日は次の3冊を選びます。

レミ・ド・グールモン 及川茂訳『仮面の書』
浅倉久志『ぼくがカンガルーに出会ったころ』
若島正『乱視読者のSF講義』

これも絞りきれません。いくつか並べてみます。

 

J・コルタサル 木村榮一訳『秘密の遊戯』(1981年6月15日初版第1刷、国書刊行会)
世界幻想文学大系30
造本 杉浦康平+鈴木一誌
本文装画 渡辺冨士雄
現在では岩波文庫(2012年)で読む人のほうが多いかもしれません

J・コルタサル 木村榮一訳『秘密の遊戯』

 

レミ・ド・グールモン 及川茂訳『仮面の書』(1984年12月25日初版第1刷発行、国書刊行会)
フランス世紀末文学叢書⑮
装幀 山下昌也

レミ・ド・グールモン 及川茂訳『仮面の書』

 

ハワード・ヘイクラフト 林峻一郎訳『娯楽としての殺人――探偵小説・成長とその時代――』(1992年3月10日初版第1刷発行、国書刊行会)
〈クライム・ブックス〉
装訂 中島かほる

ハワード・ヘイクラフト 林峻一郎訳『娯楽としての殺人』

 

斎藤昌三『少雨荘書物随筆』(2006年1月31日初版第1刷発行、国書刊行会)
知の自由人叢書
『書痴の散歩』(1932年、書物展望社)『書淫行状記』(1933年、書物展望社)『紙魚供養』(1936年、書物展望社)
装幀 大森裕二

斎藤昌三『少雨荘書物随筆』

便利な本ですが、斎藤昌三の本は、書物展望社版が手に入れられれば、それがいちばんだとも感じます。

 

山口昌男『山口昌男ラビリンス』(2003年5月30日初版第1刷発行、国書刊行会)
1980年代以降の単行本未収録の文章を集めた800ページの大冊。24ページの人名索引付き。
装幀 大森裕二

山口昌男『山口昌男ラビリンス』

部厚くて読みにくそうな本ですが、読む姿勢が決まると、意外と読みやすい本でした。

 

浅倉久志『ぼくがカンガルーに出会ったころ』(2006年6月30日初版第1刷発行、国書刊行会)
装丁 和田誠

浅倉久志『ぼくがカンガルーに出会ったころ』

 

若島正『乱視読者のSF講義』(2011年11月15日初版第1刷発行、国書刊行会)
装幀  クラフト・エヴィング商會

若島正『乱視読者のSF講義』


出版社を渡り歩く「乱視読者」ものは大好きです。

若島正「乱視読者」

若島正『乱視読者の冒険 奇妙キテレツ現代文学らんどく講座』(1993年8月10日初版第1刷発行、自由国民社)
読書の冒険シリーズ③
風間賢二、藤井省三、沼野充義、越川芳明
手もとにあるのは鹿児島市立図書館の除籍本。なぜか購入せず図書館で借りて読んでいた本でした。ありがたかったです。

若島正『乱視読者の帰還』(2001年11月20日発行、みすず書房)

若島正『乱視読者の英米短篇講義』(2003年7月25日初版発行、研究社)

若島正『乱視読者の新冒険』(2004年12月15日初版発行、研究社)

若島正『殺しの時間 乱視読者のミステリ散歩』(2006年10月1日初版第1刷発行、バジリコ)

若島正『ロリータ、ロリータ、ロリータ』(2007年10月25日第1刷発行、作品社)

若島正の「乱視読者」ものがしばらく単行本化されていないのは、さびしいです。
『乱視読者の小説千一夜』が早川書房から、『乱視読者の読んだり見たり』が東京創元社から上梓される日を待ち望んでいます。

 

若島正関連本では、ゼミの学生のテキストを集めた『アンさんどこ行きはるの?』も面白かったです。

『アンさんどこ行きはるの?――アンナ・カレーニナという生き方』
著者 京都大学二〇〇四年度ポケット・ゼミ「『アンナ・カレーニナ』を読む」
2008年4月1日発行 非売品
発行者 若島正

『アンさんどこ行きはるの?――アンナ・カレーニナという生き方』

 

〉〉〉今日の音楽〈〈〈

去年の夏、ルクセンブルグのFM局が、6月18日から9月25日まで100日間、100組のアーティストにそれぞれ22時間自由に番組を作ってもらった「RADIO ART ZONE」ですが、アーカイブが公開されていました。
22時間×100=2200時間のアーカイブ。
すごいです。

もっとも、知っているアーティストは、大友良英、Haco、クリス・カトラー(Chris Cutler)ぐらいで、知らない人ばかりなのですが、それも嬉しいです。
世界は広いと改めて感じます。

大友良英の22時間番組「Otomo Yoshihide Chronological Archive (1975-2022) including many unreleased recordings」は、2022年8月7日の放送日、録音を試みて2時間ほど失敗したので、聴けなかったGround Zeroの部分もやっと聴くことができました。
ダウンロードしてみると3GB、番組まるまる22時間、320kbps音質の巨大なmp3ファイルでした。
ほんとうにありがたい話です。

いわゆる音楽音楽した番組は少なくて、「サウンドアート」に分類されるタイプのものが多いようです。
いろいろ試聴しています。

試聴したなかで、面白そうだなと思ったのが、2022年9月10日放送の Caroline Kraabel & John Edwards「Improvisers and Improvisations」。
即興演奏家と即興音楽についての22時間のプログラムで、どちらかというと音楽音楽しています。

また、2022年8月29日放送の Ed Baxter 「Forty Four Folk Tales」は朗読主体のプログラムですが、1981~1984年カセット録音の音楽も挟み込まれて面白いです。
そのWEBページの謝辞欄に「for their encouragement, Milo Thesiger-Meacham, Anthony Moore and Jim Whelton.」とあって、ああ、アンソニー・ムーアの22時間、あるいは、ピーター・ブレグヴァドの22時間が聴きたかった、と思ってしまいました。

2022年7月12日放送のクリス・カトラーの番組は、世界各地の友人知人から5分から20分の生活を切り取った「録音」を集めたもので、宇都宮泰の近所の鳥よけの音やピータ・ブレグヴァドの散歩を聴くことができます。
これは、まもなく発売予定のクリス・カトラーのボックスのDVDに22時間まるごと収録されるようです。
100組のアーティストのなかで、その番組を円盤でリリースするのは、クリス・カトラーが最初だと思います。

 

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392. 1991年の天沢退二郎『欄外紀行』(2023年2月1日)

天沢退二郎『欄外紀行』

 

詩人・天沢退二郎の訃報がありました。

 1936年7月31日~2023年1月25日

亡父が1930年生まれなので、わたしにとっては、年齢的に「叔父さん」にあたる世代の詩人です。
ずっと気になっていた「叔父さん」でした。
本棚から1冊取りだして、読みかえしています。

今日は、1991年の『欄外紀行』(思潮社)を手にしました。装幀・装画は横尾忠則。

「代表作」といった枠にはおさまりにくい作品ですが、天沢退二郎の物語作品・オレンジ党の世界とも欄外で地続きというか、言葉が重なっていて、とても好きな作品です。
あえて似てるものをあげるとすると、つげ義春の旅ものでしょうか。

テレビや映画や小説、ネットなどで、日ごろ見聞きする説明だらけの言葉とは違った空間と時間にある言葉に満ちています。天沢退二郎を読むと、それ以外の世界が、こんなにも身近なところに、まぎれもなくあることに、ほっとします。

 

わたしにとっては、天沢退二郎のテキスト総体が、ソラリスの海というか腐海みたいななものではないかと考えています。
崇高なものが結晶化しているとか、一篇が屹立しているとか、と言いたくなるようなものとは違います。
洪水の前の詩人であり、洪水の後の詩人でもありました。
そのどこか人知を超えたソラリスの海のような腐海のような茫漠としたひろがりに漂い明滅する言葉たちをすくいとろうとしますが、流体の言葉たちは手からすぐに漏れ落ちていきます。

でも、濡れた手は、言葉という夜光虫のようなもので一瞬輝きます。

わたしにとって、天沢退二郎は、ことばにいくつも違った水源があることを教えてくれる存在でした。

 

手もとにある天沢退二郎の本を並べてみます。

持っている本のなかで、本の数がもっとも多い詩人です。まちがいなく。

 

天沢退二郎の詩集01

天澤退二郎『詩集道道――付少年詩篇・道道補遺』(1978年2月10日発行、書肆山田)
 装幀 林マリ
『道道』(1957年11月、舟唄編輯部刊)

天沢退二郎詩集『朝の河』(1961年3月28日発行、国文社)
 写真 堀塚美保

天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』(1963年9月10日発行、新芸術社)
 装絵 星・反芻学 加納光於

天沢退二郎『詩集 時間錯誤』(1966年5月1日発行、思潮社)
 装幀 桑山弥三郎

天沢退二郎『詩集 血と野菜』(1970年9月15日発行、思潮社)
 装幀=宇佐見圭司 写真協力=角田幸市

『天澤退二郎詩集』(1972年2月5日発行、青土社)
 装幀 吉岡實

天澤退二郎『取経譚』(普及版、1972年3月28日発行、山梨シルクセンター出版部)
 造本者 金井久美子

天沢退二郎『詩集 夜々の旅』(1974年7月20日発行、河出書房新社)
 装画 林マリ

天澤退二郎『譚海』(1974年8月25日発行、青土社)
 装幀 中西夏之

天澤退二郎『「評伝オルフェ」の試み』(1974年9月1日発行、書肆山田)
 装幀/吉岡実
 『草子2』 天沢退二郎 「評伝オルフェ」の試み(1973年10月10日発行、書肆山田、牧神社)

天澤退二郎『les invisibles(目に見えぬものたち)』(1976年10月1日発行、思潮社)
 装幀―中島かほる 装画―斎藤和雄

天沢退二郎『詩集 死者の砦』(1977年8月25日発行、書肆山田)
 装幀=林マリ

天澤退二郎『詩集 乙姫様』(1980年5月10月発行、青土社)
 装幀 吉岡実

『天沢退二郎詩集』(現代詩文庫11、1992年9月1日第14刷)
 装幀=国東照幸
 1968年7月1日第1刷

『続・天沢退二郎詩集』(現代詩文庫112、1993年10月10日初版第1刷、思潮社)
 装幀=芹澤泰偉

『続続・天沢退二郎詩集』(現代詩文庫113、1993年10月10日初版第1刷、思潮社)
 装幀=芹澤泰偉

 

天沢退二郎の詩書については、「第145回 1974年の天澤退二郎詩集『譚海』(2014年12月29日)」「第158回 1972年の『天澤退二郎詩集』(2015年8月29日) 」「第159回 1961年の天沢退二郎詩集『朝の河』(2015年8月30日)」「第162回 1963年の天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』(2015年11月10日)」「第169回 1966年の天沢退二郎『時間錯誤』(2016年1月17日)」「第184回 1970年の天沢退二郎『血と野菜 1965~1969』(2016年8月4日)」などで少し書いています。

 

天沢退二郎の詩集02

天澤退二郎『帰りなき者たち』(1981年6月20日初版発行、河出書房新社)
 装丁 林マリ

天澤退二郎『眠りなき者たち』(1982年5月25日発行、中央公論社)
 装幀 勝井三雄

天沢退二郎『詩集 〈地獄〉にて』(1984年8月25日発行、思潮社)
 装幀・装画 横尾忠則

天沢退二郎『ノマディズム』(1989年2月25日発行、青土社)
 装画―合田佐和子 撮影―稲越功一

天沢退二郎『欄外紀行』(1991年6月1日発行、思潮社)
 装幀・装画 横尾忠則

天沢退二郎『夜の戦い』(1995年6月30日発行、思潮社)
 装幀・平出隆(装画・宮沢賢治「教材絵団」より)

天沢退二郎『胴乱詩篇』(1997年11月30日発行、思潮社)
 装画・マリ林

天沢退二郎『悪魔祓いのために』(1999年7月20日発行、思潮社)
 装画=中村桂子 装幀=高麗隆彦

天沢退二郎『幽明偶輪歌』(2001年10月31日発行、思潮社)
 装画・挿絵 黒田アキ

天沢退二郎『御身 あるいは奇談紀聞集』(2004年10月30日発行、思潮社)
 装画=黒田アキ

天沢退二郎『人間の運命 黄変綺草集』(2007年5月31日発行、思潮社)
 装画・挿絵 黒田アキ

天沢退二郎『AVISION 幻夢詩篇』(2009年11月10日発行、書肆山田)
 装幀 中島かほる

天沢退二郎『アリス・アマテラス 螺旋と変奏』(2011年6月15日発行、思潮社)
 装画=黒田アキ 装幀=思潮社装幀室

天沢退二郎『南天お鶴の狩暮らし』(2013年9月10日初版第1刷、書肆山田)
 装画 黒田アキ

天沢退二郎『贋作・二都物語』(2014年10月25日発行、思潮社)
 装画=黒田アキ 装幀=思潮社装幀室

 

2022年8月に出た天沢退二郎『アマタイ句帳』(思潮社)はまだ手にしていません。
20年にわたって同人誌『蜻蛉句帳』に書きついできた俳句をまとめた本ということで、ちょっと不安な予感がして、験担ぎで次に詩集が出るまで購入しないことにしていたのですが、『贋作・二都物語』が生前最後の詩集ということになりました。

 

天沢退二郎の物語

天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(1974年4月27日初版第1刷発行、筑摩書房)ちくま少年文学館4
 装幀・さしえ 司修
天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(2004年8月30日初版発行、ブッキング)  
 装幀・さしえ 司修
天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(2008年9月18日初版発行、ジャイブ)ピュアフル文庫
 イラスト◎スカイエマ カバーデザイン◎飯田武伸
天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(2016年6月5日第2刷発行、ポプラ社)ポプラ文庫 2010年3月6日初版発行
 イラスト◎スカイエマ カバーデザイン◎飯田武伸

天沢退二郎『ねぎ坊主畑の妖精たちの物語』(2005年3月31日発行、ブッキング)
 装幀・装画 マリ林
 1994年 初版1刷 筑摩書房

天沢退二郎『水族譚 動物童話集』(2005年11月10日初版発行、ブッキング)
 さし絵 マリ林
 1978年9月30日 大和書房

天沢退二郎『夢でない夢』(1973年6月30日初版発行、大和書房)夢の王国③
 装幀 中島かほる 装画 佐伯俊男

天沢退二郎『闇の中のオレンジ』(1976年12月15日第1刷発行、筑摩書房)
 装幀・さしえ 林マリ
天沢退二郎『闇の中のオレンジ』(2005年2月10日初版発行、ブッキング)
 装幀・さしえ マリ林

天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』(1978年6月20日初版第1刷発行、筑摩書房)
 装幀・さしえ 林マリ
天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』(2004年11月10日初版発行、ブッキング)
 装幀・さしえ マリ林

天沢退二郎『魔の沼』(1982年5月20日初版第1刷発行、筑摩書房)
 装幀・さしえ 林マリ
天沢退二郎『魔の沼』(2004年12月10日初版発行、ブッキング)
 装幀・さしえ マリ林

天沢退二郎『オレンジ党、海へ』(1983年12月15日初版第1刷発行、筑摩書房)
 装幀・さしえ 林マリ
天沢退二郎『オレンジ党、海へ』(2005年1月11日初版発行、ブッキング) 
 装幀・さしえ マリ林

天沢退二郎『オレンジ党最後の歌』(2011年12月25日初版発行、ブッキング)
 装幀・さしえ マリ林

 

天沢退二郎の物語書については、「第278回 1973年の天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(2019年7月24日)」「第279回 1978年の天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』(2019年8月30日)」でも書いています。

 

天沢退二郎の批評・翻訳・エッセイ

天沢退二郎批評論集『紙の鏡』(1968年11月10日発行、洛神書房)
 装本 平田自一

天澤退二郎『作品行為論を求めて』(1970年5月25日第1刷発行、田畑書店)
 装幀 吉岡實 カット 中島かほる

『現代詩論7 大岡信 天沢退二郎』(1972年5月31日発行、晶文社)
 ブックデザイン=栃折久美子

天澤退二郎『夢魔の構造 作品行為論の展開』(1972年10月25日第1刷発行、田畑書店)
 装幀者 吉岡實

天沢退二郎『雪から花へ 風俗から作品へ』(1980年10月20日発行、思潮社)
 装画写真装幀・林マリ

天沢退二郎『中島みゆきを求めて』(1986年5月20日初版第2刷発行、創樹社)
 造本・装幀 中垣信夫
 1986年4月25日初版第1刷発行

ディーノ・ブッツァーティ作・画 天沢退二郎・増山暁子訳『シチリアを征服したクマ王国の物語』(1987年3月1日発行、福音館書店)
 装丁 加藤光太郎

天沢退二郎『詩はどこに住んでいるか』(1990年5月10日発行、思潮社)
 装幀*芹澤泰偉 写真*マリ林

房総文芸選集『天沢退二郎集』(1991年8月10日初版第1刷発行、あさひふれんど千葉)
 装訂―戸田ヒロコ

天沢退二郎訳 作者不詳・中世フランス語散文物語『聖杯の探索』(1994年10月5日初版第1刷発行、人文書院)
 装幀 中島かほる

天沢退二郎訳『ヴィヨン詩集成』(2000年9月25日発行、白水社)
 装丁者 杉松翠

天沢退二郎他『名詩渉猟』(詩の森文庫、2005年1月1日発行、思潮社)

天沢退二郎『謎解き・風の又三郎』(丸善ライブラリー、1991年12月20日発行、丸善)
 ●デザイン=日本情報デザインセンター+薬師神親彦 ●イラストレーション=石山博司

天沢退二郎『宮沢賢治の彼方へ』(ちくま学芸文庫、1993年1月7日第1刷発行)
 カバー写真 林朋彦 カバーデザイン 間村俊一
 初版 1968年1月15日 思潮社
 増補改訂版 1977年 思潮社
 増補新版 1987年8月7日、思潮社

天沢退二郎編『宮沢賢治万華鏡』(新潮文庫、2001年4月1日発行、新潮社)
 カバー装画 宮沢賢治

アラン=フルニエ作 天沢退二郎訳『グラン・モーヌ』(岩波文庫、1998年12月16日第1刷発行、岩波書店)
 カバーカット=作者自画像

 

まだほかにもあったはずですが、今日はここまで。

天沢退二郎の初期批評書については、「第185回 1968年の天沢退二郎『紙の鏡』(2016年8月5日)」でも少しだけ書いています。

 

     

トム《ヴェルレーヌ》ヴァーラインの訃報もありました。
長い間、同時代を生きていると思ってきた人たちの訃報が続きます。

ヨーロッパのダダ、シュールレアリズム、ウリポなどの前衛文献を英語圏へ紹介し続けてきたアトラス・プレス(Atlas Press)やロンドン・パタフィジック協会の創設者で、アルフレッド・ジャリの伝記作家、アラステア・ブロッチー(Alastair Brotchie)が、パタフィジック暦150年6月(Gueules)2日(2023年1月27日)に亡くなったそうです。

アトラス・プレスやロンドン・パタフィジック協会の出版物を、かれこれ40年近く楽しみにしてきました。
まだまだやりたいことがいっぱいあっただろうと思います。
アラステア・ブロッチーが始めた試みや営みが受け継がれ、引き継がれることを祈ります。

 

アトラス・プレスやロンドン・パタフィジック協会の本については、次の回でも書いています。

第288回 1989年のアルフレッド・ジャリ『DAYS AND NIGHTS』(2019年11月1日)
第294回 1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻(2019年12月26日)
第295回 1992・1993年の『THE PRINTED HEAD』第2巻(2019年12月27日)
第296回 1993年~1996年の『THE PRINTED HEAD』第3巻(2019年12月30日)
第297回 1996年~(未完)の『THE PRINTED HEAD』第4巻(2019年12月31日)
第304回 2010年の『ロンドン・パタフィジック協会会報』第1号(2020年4月4日)
第336回 1985年の『ATLAS ANTHOLOGY III』(2021年2月11日)
第344回 2011年のピーター・ブレグヴァド『漂白する流れ(The Bleaching Stream)』(2021年3月28日)
第357回 1949年の『パタフィジック万年暦』(2021年9月7日)
第381回. 2020年のギャヴィン・ブライアーズ『プラトニックな《HA HA》』(150年1月1日・2022年9月8日)


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391. 1978年のBruford『Feels Good To Me』(2023年1月31日)

Bruford『Feels Good To Me』01

 

最初にアネット・ピーコック(Annette Peacock)の存在を知ったのは、ブラッフォードの最初のアルバム『フィールズ・グッド・トゥ・ミー』でした。

ビル・ブラフォード(Bill Bruford、当時はブラッフォード、最近はブルーフォードが一般的)のたたくスネアの音や変則リズムが大好きでしたから、待望のアルバムでした。
当時はビル・ブラフォード初のソロアルバムと認識していましたが、後に Bruford というグループのファースト・アルバムということになったようです。

ジェフ・バーリン(Jeff Berlin)のうねうねしたベースや、流れ続け終わることを知らないアラン・ホールズワース(Allan Holdsworth)のギター、ハットフィールズのときと同様まだ髪の長いデイヴ・スチュアート(Allan Holdsworth)の理知的なキーボード、ビル・ブラフォードのイエスやキング・クリムゾン時代とはまた違ったドラムスと、聴きどころはたくさんあるのですが、このアルバムでいちば心に残り続けたのは、アネット・ピーコックのヴォーカルでした。
ささやきや語りから歌へ自在に飛躍する、初めて聴くタイプのヴォーカルでした。
ジャズと詩の朗読という組み合わせがありますが、それに近いスタイルを初めて聴いたということだったのかもしれません。

1978年の春、ちょうど大学に合格して、気持ちがゆるんだところで、最初に購入したレコードで、そのまま鹿児島から東京に持っていったレコードの1枚でした。
ほかには、ロル・クリーム&ケヴィン・ゴドレー(Lol Creme & Kevin Godley)の『ギズモ・ファンタジア(Consequences)』(1977年)、リトル・フィート(Little Feat)の『The Last Record Album』(1975年)、ザ・フー(The Who)の『四重人格(Quadrophenia)』(1973年)など、いずれも日本盤、天文館アーケイド内に店舗があったころの十字屋で新譜として買ったものでした。

わざわざ鹿児島から持っていくこともないのに、東京に持っていきました。

上京当初は東京の叔父さんのところに下宿しました。電気技術者の叔父さんが手作りしたレコード・プレイヤーとスピーカー(椅子がわりになる大きなスピーカーでした)、アンプ(既製品)を譲ってくれて、大きな音で聴くことができました。
鹿児島では、小さなレコードプレイヤーとカセットプレイヤーだけだったので、いきなりハイファイの世界です。

叔父さんは、鹿児島二中から甲南高校に移り変わる時期に高校生だったり、新設の鹿児島県立大学工学部では稲盛和夫と同級だったりするので、叔父さんに昭和20年代の鹿児島についての話を聞けば、今とは全く違った鹿児島のことを話してくれるのではないかと思います。

話がそれましたが、叔父さんからゆずってもらったステレオセットで聴いたアネット・ピーコックの歌は、心にささり続けています。

 

第389回第390回の ironic records のアネット・ピーコック作品に続き、それ以外のレーベルのアネット・ピーコック作品で手もとにあるものを並べてみます。

 

Bruford『Feels Good To Me』(1978年、Polydor)

 

Bruford『Feels Good To Me』02

ジャケットの底が破れて、セロテープを貼って補修したところが黄変しています。
今だったら絶体にセロテープは使いません。
長く愛用するような紙ものにセロテープは厳禁です。

Bruford『Feels Good To Me』03

Bruford『Feels Good To Me』04

グループとしての BRUFORD とアネット・ピーコックとのかかわりが短かったのは残念です。
もう少し続けてほしかった。

 

Bruford『Feels Good To Me』(2005年、Winterfold)

Bruford『Feels Good To Me』05

Bruford『Feels Good To Me』06

2005年の再発リマスターCD。
ビル・ブルーフォードの個人レーベルであるWinterfoldから。
プロモーション盤『An Introduction To Summerfold Records』が付いた2枚組。
ビル・ブルーフォードは、おもに Earthwork をリリースする Summerfold と、おもに Bruford をリリースする Winterfold の2つのレーベルを持っていました。

 

Bruford『Feels Good To Me』(2019年、Winterfold)

Bruford『Feels Good To Me』07

Bruford『Feels Good To Me』08

Bruford『Feels Good To Me』09

2019年の再発CD。
高音質の音源を収録したDVDと2枚組。

 

Bruford『ROCK GOES TO COLLEGE』(2006年、Winterfold、Arcàngelo)

 

Bruford『ROCK GOES TO COLLEGE』01

Bruford『ROCK GOES TO COLLEGE』02

BBCの音楽ライブ番組『ROCK GOES TO COLLEGE』の BRUFORD 回を収録した DVD。
アネット・ピーコックがヴォーカルの映像を見ることのできる作品です。
圧倒的というより「ロック・スター」的ではない繊細さが見えて、それがアネット・ピーコックらしいとも感じます。
1979年3月7日、Oxford Polytechnic でのライブ。
Bruford の2枚目のアルバム『One Of A Kind』リリース直後のライブなので、デイヴ・スチュアートは長い髪を切って短くなっています。

 

Annette Peacock & Paul Bley『Dual Unity』(2016年、Bamboo)

 

Annette Peacock & Paul Bley『Dual Unity』01

Annette Peacock & Paul Bley『Dual Unity』02

写真は、再発CD。
オリジナルは、Annette & Paul Bley『Dual Unity』(1972年、Freedom)
1970年のライブ録音。
同じく1970年に録音・リリースされたThe Mike Westbrook Concert Band『Mike Westbrook's Love Songs』と同じように、気持ちが高まる盤です。
アナログ盤もほしいのですが、オリジナル盤はりっぱな値段がします。

 

Annette Peacock『My Mama Never Taught Me How To Cook... (The Aura Years 1978 -1982)』(Sanctuary、2004年)


Annette Peacock『My Mama Never Taught Me How To Cook』01

Annette Peacock『My Mama Never Taught Me How To Cook』02

Annette Peacock『My Mama Never Taught Me How To Cook』03

1978~1982年にイギリスのAURAレーベルから出した2枚のアルバム『X-Dreams』(1978年) と『The Perfect Release』(1979年)、それに 『The Collection』(1982年、Aura)に収録されていた未発表曲2曲をCD1枚にまとめて収録したもの。

一時期アネット・ピーコックの音楽から気持ちが離れて、もう手もとになくてもいいかなと思ってしまったことがあって、そのとき、ほとんどのレコードを売ってしまいました。
でも、聴くといいなあと思い直し、結局、ほとんどのものを買い戻すことになってしまいまいしたが、『X-Dreams』 と『The Perfect Release』は、このCDがあればいいかと思い、買い戻していません。
AURAレーベルのアネット・ピーコックより、ironic recordsのアネット・ピーコックが好きなのです。

 

Annette Peacock『Live In Paris』(1981年、Metronome)

 

Annette Peacock『Live In Paris』01

Annette Peacock『Live In Paris』02

Annette Peacock『Live In Paris』03

Annette Peacock『Live In Paris』04

ドイツのmetronomeレーベルから。
1981年1月、パリのBataclanでのライブ。
AURAレーベルの『X-Dreams』 と『The Perfect Release』からの曲。

 

Annette Peacock『The Collection』(1982年、Aura)


Annette Peacock『The Collection』01

Annette Peacock『The Collection』02

Annette Peacock『The Collection』03

Annette Peacock『The Collection』04

Auraレーベル期の編集盤。

 

Annette Peacock『An Acrobat's Heart』(2000年、ECM)


Annette Peacock『An Acrobat's Heart』

オスロのRainbow Studioで録音。

 Vocals, Piano: Annette Peacock
 Cikada String Quartet
 Producer: Manfred Eicher

外函があったはずですか、どこかに行ってしまいました。

このアルバムが2000年突然現れたときのように、また、アネット・ピーコックの新しいアルバムが突然現れないかと期待し続けています。

 

Paul Bley, Franz Koglmann, Gary Peacock『Annette』(2010年、hatOLPGY)


Paul Bley, Franz Koglmann, Gary Peacock『Annette』01

Paul Bley, Franz Koglmann, Gary Peacock『Annette』02

Paul Bley, Franz Koglmann, Gary Peacock『Annette』03

アネットの曲を、元パートナーのゲイリー・ピーコックとポール・ブレイが演奏。

 Written by Annette Peacock
 Double Bass: Gary Peacock
 Piano: Paul Bley
 Trumpet, Flugelhorn: Franz Koglmann

1992年のスイスのhat ART盤がオリジナルCD。

 

Marilyn Crispell / Gary Peacock / Paul Motian『Nothing Ever Was, Anyway. Music Of Annette Peacock』(1997年、ECM)


『Nothing Ever Was, Anyway. Music Of Annette Peacock』01

『Nothing Ever Was, Anyway. Music Of Annette Peacock』02

『Nothing Ever Was, Anyway. Music Of Annette Peacock』03

 Composed by Annette Peacock
 Double Bass: Gary Peacock
 Drums: Paul Motian
 Piano: Marilyn Crispell
 Producer: Manfred Eicher

1曲だけ「Dreams (If Time Weren't)」で、アネット・ピーコックの歌を聴くことができます。


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390. 2005年のironicrecords(2023年1月20日)

Annette Peacock『31:31』(2005年) 01

389. 1981年のironicrecords(2023年1月19日)

Annette Peacock『Sky-skating』(1981年) 01

388. 2023年の桜島(2023年1月1日)

2023年の桜島01

387. 2014年のロズ・チャスト『Can't We Talk About Something More Pleasant?』(2022年12月31日)

Roz Chast『Can't We Talk About Something More Pleasant?』(2014年、Bloomsbury) 表紙01

386. 1985年のカラーフィールド『ヴァージンズ・アンド・フィリスタインズ』(2022年12月21日)

The Colour Field『Virgins And Philistines』01

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385. 2022年の桜島雪景色(2022年12月18日)

桜島雪景色01

384. 2022年のHalf Cat Records(2022年11月14日)

1983年と2022年のHalf Cat Record

383. 1936年の赤井光惠遺稿『野薊』(2022年11月4日)

1936年の赤井光惠遺稿『野薊』外函表紙

382. 1986年の『黙遙』創刊号(2022年10月19日)

1986年の『黙遙』創刊号表紙01

381. 2020年のギャヴィン・ブライアーズ『プラトニックな《HA HA》』(150年1月1日・2022年9月8日)

Gavin Bryars『Le haha platonique』表紙

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380. 1928~1929年の『變態黄表紙』(2022年8月31日)

1928~1929年の『變態黄表紙』

379. 1926年の『變態・資料』に挟まれたメモ(2022年8月25日)

『變態・資料』創刊號(1926年)表紙

378. 1988年~1989年の片岡吾庵堂『横目で見た郷土史』附言(2022年7月11日)

片岡吾庵堂『横目で見た郷土史』切り抜き帖

377. 1963年~1966年の家族写真ネガフィルム(2022年6月16日)

1963年~1966年の家族写真ネガフィルム

376. 1980年~1986年のBroken Records(2022年5月14日)

What Becomes Of The Broken Hearted

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375. 1950年の『IMAGE:5』(2022年5月4日)

1950年の『IMAGE:5』ダストラッパー01

374. 1976年~2006年の藤井令一詩集(2022年4月5日)

1976年~2006年の藤井令一詩集

373. 1976年の藤井令一『詩集 シルエットの島』(2022年3月31日)

1976年の藤井令一『詩集 シルエットの島』カヴァー

372. 1960年の『ジョアン・ハッサルの木版画』(2022年2月27日)

『ジョアン・ハッサルの木版画』(1960年)ダストラッパー01

371. 2020年の『Matrix 36』(2022年1月31日)

2020年の『Matrix 36』カヴァー

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370. 1989年の『Matrix 9』(2022年1月30日)

1989年の『Matrix 9』

369. 1978年の『現代詩アンソロジー 鹿児島 1978』(2022年1月23日)

『現代詩アンソロジー 鹿児島 1978』表紙

368. 1972年の『鹿児島県詩人選集 1972』(2022年1月22日)

鹿児島県詩人集団『鹿児島詩人選集 1972』表紙

367. 2022年の桜島(2022年1月1日)

2022年の桜島01

366. 1979年の平原勝郎『歌集 ダチュラの実 付 鹿児島歌壇五十年史』(2021年12月25日)

1979年の平原勝郎『歌集 ダチュラの実 付 鹿児島歌壇五十年史』箱と表紙

365. 1928年の『水甕』五月號・岩谷莫哀追悼號(2021年12月21日)

1928年の『水甕』五月號・岩谷莫哀追悼號表紙

364. 1952年の『南日本文學』(2021年12月20日)

1952年の『南日本文學』創刊号表紙

363. 本棚の動物園(2021年11月25日)

本棚の動物園01

362. 1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本 その3(2021年11月8日)

『OVER THE REEFS』(1948年、J.M.DENT & SONS) ダストラッパー

361. 1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本 その2(2021年10月25日)

1953年刊行「川の本」第5作『Coming Down The Seine』(『セーヌ川をくだって』)ジャケット

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360. 1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本 その1(2021年10月24日)

1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本

359. 1980年の「蓮實重彦・山田宏一が選んだ100冊の映画の本」(2021年10月14日)

1980年の「蓮實重彦・山田宏一が選んだ100冊の映画の本」ちらし表

358. 1959年の『ロバート・ギビングスの木版画』(2021年9月29日)

1959年の『ロバート・ギビングスの木版画』表紙

357. 1949年の『パタフィジック万年暦』(2021年9月7日)

1949年の『パタフィジック万年暦』

356. 1982年の Ant On E『THE MOUTH』(2021年8月29日)

1982年の Ant On E の『THE MOUTH』表ジャケット

355. 2003年の佐々木桔梗『日本の肉筆絵入本』(2021年8月16日)

2003年の佐々木桔梗『日本の肉筆絵入本』表紙

354. 2009年~2019年の The Laurence Sterne Trust 企画展箱(2021年8月15日)

354. 2009年~2019年の The Laurence Sterne Trust 企画展箱4つ

353. 1933年の池田さぶろ『財界漫畫遍路』(2021年7月31日)

池田さぶろ『財界漫畫遍路』(1933年9月12日発行、東治書院)表紙

352. 1963年の『さんぎし』10月号(2021年7月25日)

寺師宗一編集兼発行『さんぎし』(1963年10月1日発行、さんぎし発行所)表紙

351. 1985年のデヴィッド・チェンバース編『ジョアン・ハッサル』(2021年6月25日)

1985年のデヴィッド・チェンバース編『ジョアン・ハッサル』

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350. 1955年のアイオナ&ピーター・オピー編『オックスフォード版ナーサリーライムの本』(2021年6月24日)

1955年のアイオナ&ピーター・オピー編『オックスフォード版ナーサリーライムの本』ダストラッパー

349. 1953年のレイノルズ・ストーン編『トマス・ビュイックの木口木版画』(2021年6月1日)

1953年のレイノルズ・ストーン編『トマス・ビュイックの木口木版画』ダストラッパー

348. 1946年の『思索』夏季號(2021年5月27日)

1946年の『思索』夏季號表紙

347. 2019年のBjörn d'Algevey『THE MARVELOUS MOO / MILANO EAGLES』(2021年4月25日)

『THE MARVELOUS MOO』表紙

346. 2014年~2017年の『Uniformagazine』(2021年4月24日)

『Uniformagazine』第1号

345. 2014年の『キュー・ローン(Kew. Rhone.)』の本(2021年4月5日)

『キュー・ローン(Kew. Rhone.)』(2014年、uniformbooks)表紙

344. 2011年のピーター・ブレグヴァド『漂白する流れ(The Bleaching Stream)』(2021年3月28日)

2011年のピーター・ブレグヴァド『漂白する流れ(The Bleaching Stream)』表紙

343. 2006年の『想像のメディアの本(Book of Imaginary Media)』(2021年3月21日)

2006年の『想像のメディアの本(Book of Imaginary Media)』表紙

342. 2006年の『Variantology 2』(2021年3月14日)

2006年の『Variantology 2』表紙

341. 2003年の『幻想博物館(The Phantom Museum)』(2021年3月7日)

2003年の『幻想博物館(The Phntom Museum)』表紙01

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340. 2002年の『The Ganzfeld』(2021年2月28日)

2002年の『The Ganzfeld』表紙022002年の『The Ganzfeld』表紙01

339. 桜島雪景色(2021年2月19日)

桜島雪景色_朝日通

338. 2001年のPeter Blegvad『FILLING TOOTH』(2021年2月18日)

2001年のPeter Blegvad『FILLING TOOTH』表紙

337. 1986年の『Picture Story 2』(2021年2月12日)

1986年の『Picture Story 2』表紙

336. 1985年の『ATLAS ANTHOLOGY III』(2021年2月11日)

1985年の『Atlas Anthology III』

335. 2020年のピーター・ブレグヴァド『Imagine Observe Remember』(2021年2月10日)

2020年のピーター・ブレグヴァド『Imagine Observe Remember』表紙01

334. 1949年の『象ちゃんババアルのおはなし』(2021年1月23日)

1949年の『象ちゃんババアルのおはなし』表紙

333. 2021年の桜島(2021年1月1日)

2021年元旦の桜島

332. 1991年の『ファイル・アンダー・ポピュラー』(2020年12月28日)

1991年の『ファイル・アンダー・ポピュラー』表紙

331. 1992年の『ハマ野毛』(2020年12月27日)

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330. 1913年の『The Imprint』その4(2020年12月12日)

▲『The Imprint』7月号表紙

329. 1913年の『The Imprint』その3(2020年12月12日)

『The Imprint』March 17, 1913 第1巻第3号表紙

328. 1913年の『The Imprint』その2(2020年12月12日)

『The Imprint』2月号表紙

327. 1913年の『The Imprint』その1(2020年12月12日)

『The Imprint』1月号(創刊号)の表紙01

326. 1958年の『佐藤春夫詩集』と『堀口大學詩集』(2020年11月18日)

1958年の『佐藤春夫詩集』と『堀口大學詩集』

325. 2020年のRobert Wyatt & Alfie Benge『Side by Side』(2020年11月3日)

2020年のRobert Wyatt & Alfie Benge『Side by Side』箱表紙

324. 2009年の『Robert Wyatt Anthologie du projet MW』(2020年11月2日)

2009年の『Robert Wyatt Anthologie du projet MW』表紙

323. 1987年の『ROBERT WYATT』(2020年11月2日)

1987年の『ROBERT WYATT』表紙

322. 1931年の『談奇黨(党)』第3号とその異版(2020年10月11日)

1931年の『談奇党』第3号とその異版表紙

321. 1897年の『ペイジェント(The Pageant)』(2020年9月26日)

1897年の『ペイジェント(The Pageant)』表紙

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320. 1896年の『ペイジェント(The Pageant)』(2020年9月20日)

1896年の『ペイジェント』表紙

319. 2020年の台風一過(2020年9月7日)

多賀山椎の実

318. 1937年のモーゼス・スーパー・ファイン(2020年8月21日)

1937年のモーゼス・スーパー・ファイン01

317. 1988~2003年の『青い花』(2020年8月5日)

1988~2003年の『青い花』

316. 1986年のやまぐち・けい『詩文集 白い樹とサモワール』(2020年8月4日)

1986年のやまぐち・けい『詩文集 白い樹とサモワール』

315. 1993年の青山毅『島尾敏雄の本』(2020年7月19日)

1993年の青山毅『島尾敏雄の本』表紙

314. 1934年のアンドレ・ジイド著 淀野隆三訳『モンテエニユ論』(2020年6月21日)

1934年のアンドレ・ジイド著 淀野隆三訳『モンテエニユ論』

313. 1933年の秋朱之介装釘・梶井基次郎『檸檬』(2020年6月10日)

1933年の秋朱之介装釘・梶井基次郎『檸檬』

312. 1973年の『詩稿』24(2020年6月2日)

1973年の『詩稿』24 表紙

311. 1951年の日夏耿之介『明治大正詩史』改訂増補版(2020年5月31日)

1951年の日夏耿之介『明治大正詩史』改訂増補版01 1951年の日夏耿之介『明治大正詩史』改訂増補版02

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310. 1972年のエドワード・ゴーリー『アンフィゴーリー』(2020年5月28日)

エドワード・ゴーリー『アンフィゴーリー』01

309. 2000年の『map』(2020年5月28日)

2000年の『map』

308. 1993年のピート・フレイム『ロック・ファミリー・ツリー完全版』(2020年5月14日)

1993年のピート・フレイム『ロック・ファミリー・ツリー完全版』4冊

307. 1933年の三笠書房の《鹿と果樹》図(2020年4月30日)

1933年の三笠書房の《鹿と果樹》図

306. 1973年の「カンタベリー・ファミリー・ツリー」(2020年4月22日)

1973 THE INCESTUOUS TALES OF CANTERBURY HEADS and sundry country cousins, urban ‘erberts, and Australian nomads

305. 1985年の『星空に迷い込んだ男 - クルト・ワイルの世界』(2020年4月14日)

1985年の『Lost In the Stars - The Music of Kurt Weill』

304. 2010年の『ロンドン・パタフィジック協会会報』第1号(2020年4月4日)

2010年の『ロンドン・パタフィジック協会会報』第1号

303. 1976年の別役実『虫づくし』(2020年3月15日)

1976年の別役実『虫づくし』表紙

302. 1973年の『詩稿 25』と1976年の『詩稿 32』(2020年3月7日)

1973年の『詩稿 25』と1976年の『詩稿 32』

301. 1911年のヘンリー・P・ブイ『日本画の描法』(2020年2月19日)

1911年のヘンリー・P・ブイ『日本画の描法』

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300. 1954年ごろの村 次郎自筆『風の歌』ほか6つの異版(2020年2月15日)

1954年ごろの村 次郎自筆『風の歌』ほか6つの異版

299. 1982年のチャクラ『さてこそ』雑誌広告(2020年1月25日)

1982年のチャクラ『さてこそ』の雑誌広告

298. 2020年1月1日の桜島

2020年1月1日の桜島01

297. 1996年~(未完)の『THE PRINTED HEAD』第4巻(2019年12月31日)

1996年~(未完)の『THE PRINTED HEAD』第4巻

296. 1993年~1996年の『THE PRINTED HEAD』第3巻(2019年12月30日)

1993年~1996年の『THE PRINTED HEAD』第3巻外箱

295. 1992・1993年の『THE PRINTED HEAD』第2巻(2019年12月27日)

1992・1993年の『THE PRINTED HEAD』第2巻

294. 1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻(2019年12月26日)

1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻外箱

293. 1943年の『書物展望』五月號(2019年12月9日)

1943年の『書物展望』五月號・駒村悼追號表紙

292. 1994年の江間章子『ハナコ』(2019年11月30日)

1994の江間章子『ハナコ』表紙カヴァー

291. 1994~1997年の『THE RēR QUARTERLY VOLUME 4』(2019年11月23日)

1994年の『ReR Records Quarterly Vol. 4 No.1』CD01

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290. 1989~1991年の『RēR RECORDS QUARTERLY Vol. 3』(2019年11月23日)

1989年の『RēR Records Quarterly Vol. 3 No.1』表ジャケット

289. 1987~1989年の『Rē RECORDS QUARTERLY Vol. 2』(2019年11月22日)

1987年の『Rē Records Quarterly Vol. 2』Vol1表ジャケ

288. 1989年のアルフレッド・ジャリ『DAYS AND NIGHTS』(2019年11月1日)

1989年の『DAYS AND NIGHTS』表紙

287. 1939年の『東京美術』(2019年10月24日)

1939年の『東京美術』16表紙

286. 1937年の『東京美術』(2019年10月23日)

1937年の『東京美術』12表紙

285. 1994年の渡辺外喜三郎「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙―」(2019年10月13日)

渡辺外喜三郎「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙」背

284. 1999年の鶴ヶ谷真一『書を読んで羊を失う』(2019年9月27日)

鶴ヶ谷真一の書物エッセイ

283. 2018年の龍星閣『澤田伊四郎 造本一路』と2019年の龍星閣『澤田伊四郎 造本一路 図録編』(2019年9月26日)

2018年の『澤田伊四郎 造本一路』と2019年の『澤田伊四郎 造本一路 図録編』

282. 1949年の鹿児島市清水町の写真(2019年9月23日)

1949年の鹿児島市清水町写真01

現在の清水町

281. 1947年の村松嘉津『プロヷンス隨筆』(2019年9月2日)

1947年の村松嘉津『プロヷンス隨筆』表紙

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280. 1938年のアーサー・ランサム『ツバメの谷(SWALLOWDALE)』(2019年8月31日)

1938年のアーサー・ランサム『ツバメの谷(SWALLOWDALE)』表紙

279. 1978年の天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』(2019年8月30日)

1978年の天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』見返しの地図

278. 1973年の天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(2019年7月24日)

1973年の天沢退二郎『光車よ、まわれ!』見返し

277. 1937年のアーサー・ランサム『海へ出るつもりじゃなかった』(2019年6月29日)

1937年のアーサー・ランサム『海へ出るつもりじゃなかった』見返しの地図

276. 1930年のアーサー・ランサム『ツバメ号とアマゾン号』(2019年6月28日)

SWALLOWS & AMAZONS(1932年12月の新装画版第3刷)見返しの地図

275. 1931年のケネス・グレアム『たのしい川べ』E・H・シェパードさし絵版(2019年6月22日)

1931年のケネス・グレアム『たのしい川べ』E・H・シェパードさし絵版見返し

274. 1930年のエリック・ギル旧蔵『THE FLEURON』第7号(2019年6月18日)

1930年のエリック・ギル旧蔵『FLEURON』第7号

273. 2014年の津原泰水『音楽は何も与えてくれない』(2019年5月25日)

2014年の津原泰水『音楽は何も与えてくれない』

272. 1987年の『みなみの手帖』第51号(2019年5月9日)

1987年の『みなみの手帖』第51号~54号

271. 1971年の『みなみの手帖』創刊号(2019年5月9日)

1971年の『みなみの手帖』創刊号~4号

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270. 1913年のラルフ・ホジソン詩集『THE MYSTERY』(2019年5月8日)

1913年のラルフ・ホジソン詩集『THE MYSTERY』表紙

269. 1928年の『ザ・バーリントン・マガジン』4月号(2019年4月7日)

『Burlington Magazine(バーリントン・マガジン)』の1928年4月号

268. 1936年の井上和雄『寶舩考(宝船考)』(2019年3月19日)

1936年の井上和雄『寶舩考』長田神社にて

267. 1939年の井上和雄『書物三見』(2019年3月18日)

1939年の井上和雄『書物三見』長田神社にて

266. 1947年の『詩學』11・12月號(2019年3月7日)

1947年の『詩學』11・12月號

265. 1992年の『児玉達雄詩十二篇』(2019年3月3日)

1992年の『児玉達雄詩十二篇』と1994年『第二収』

264. 1958年の『森の泉 作品集 8』(2019年3月2日)

1958年の『森の泉 作品集 8』表紙

263. 1973年ごろの村 次郎詩集『風の歌』筆写版(2019年3月1日)

1973年ごろの村次郎詩集『風の歌』筆写版表紙

262. 1956年の『対話』(2019年2月27日)

1956年~1959年の『対話』

261. 1971年の『浜田遺太郎詩集』(2019年2月26日)

1971年の『浜田遺太郎詩集』箱表紙

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260. 1971年の福石忍詩集『遠い星』(2019年2月25日)

1971年の福石忍詩集『遠い星』箱表紙

259. 1961年の『詩稿』1号(2019年2月24日)

1961年の『詩稿』1号2号3号

258. 1966年の『詩稿』10号(2019年2月22日)

1966年の『詩稿』10号表紙

257. 1967年の『詩と批評』11月号(2019年2月21日)

1967年の『詩と批評』11月号表紙

256. 1934年の秋朱之介の裳鳥会刊『棟方志功画集』広告(2019年2月7日)

1934年の秋朱之介の裳鳥会刊『棟方志功画集』広告

255. 1934年の有海久門詩集『人生を行く』(2019年2月6日)

1934年の有海久門詩集『人生を行く』箱と表紙

254. 2018年の「言語と美術――平出隆と美術家たち」展のフライヤー・リーフレット(2019年1月21日)

2018年の「言語と美術――平出隆と美術家たち」展のフライヤー・リーフレット

253. 1981年の『浮世絵志』復刻版(2019年1月21日)

大曲駒村編輯の『浮世絵志』復刻版

252. 2019年1月1日の桜島

2019年1月1日桜島早朝a

251. 1942年の昭南書房版・石川淳『山櫻』(2018年12月16日)

1942年の昭南書房版・石川淳『山桜』表紙

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250. 1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 3』予約購入者へのおまけ(2018年12月5日)

1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 3』予約購読者へのおまけ

249. 2013年のサジー・ローチェ文/ジゼル・ポター絵『バンドやろうよ?』(2018年11月14日)

Suzzy Roche & Giselle Potter『Want To Be In A Band?』表紙

248. 1984年のNovember Books『The Christmas Magazine』(2018年11月12日)

1985年のNovember Books『Christmas Magazine』(1984年)広告

247. 1934年の倉田白羊『雜草園』(2018年10月24日)

1934年の倉田白羊『雜草園』

246. 1980年の鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』(2018年10月4日)

1980年の鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』マッチ01

245. 1931年~1932年の『古東多万(ことたま)』目次(2018年9月29日)

『古東多万』の第一年第二號目次

244. 1931年『古東多万(ことたま)』第一號(2018年9月20日)

1931年『古東多万(ことたま)』第一號

243. 1931年~1932年の『古東多万』の紙ひも綴じと糸綴じ(2018年8月31日)

1931年『古東多万』第1号

242. 2018年の『PETER BLEGVAD BANDBOX』(2018年8月10日)

2018年の『PETER BLEGVAD BANDBOX』外箱01

241. 1942年の新村出『ちぎれ雲』(2018年7月23日)

1942年の新村出『ちぎれ雲』表紙

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240. 1935年の『The Dolphin』誌第2号(2018年7月23日)

1935年の『The Dolphin』誌第2号

239. 1960年の石邨幹子訳 マリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』特製本(2018年7月13日)

1960年のマリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』特装本と普通本

238. 1934年の木下杢太郎『雪櫚集』(2018年7月12日)

1934年の木下杢太郎『雪櫚集』

237. 1992年の岡澤貞行『日々是趣味のひと』(2018年6月22日)

1992年の岡澤貞行『日々是趣味のひと』箱表紙

236. 1981年の『清水卓詩抄』(2018年6月21日)

1981年の『清水卓詩抄』表紙

235. 1978年のゲーリー・スナイダー『亀の島』サカキナナオ訳 (2018年5月30日)

1978年のゲーリー・スナイダー『亀の島』サカキナナオ訳表紙

234. 1956年の山中卓郎『坂の上』(2018年5月11日)

1956年の山中卓郎『坂の上』表紙

233. 1936年の柳亮『巴里すうぶにいる』(2018年5月9日)

1936年の柳亮『巴里すうぶにいる』

232. 1956年の『POETLORE(ポエトロア)』第8輯(2018年4月30日)

1956年の『POETLORE(ポエトロア)』第8輯

231. 1960年の石邨幹子訳 マリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』(2018年4月5日)

1960年のマリー・ローランサン『夜たちの手帖』

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230. 1983年の高野文子『おともだち』(2018年4月4日)

高野文子『おともだち』表紙とアンドレ・マルティ挿画の『青い鳥』

229. 1936年の堀口大學譯『マリイ・ロオランサン詩畫集』(2018年4月4日)

1936年の堀口大學譯『マリイ・ロオランサン詩畫集』

228. 1936年の東郷青児『手袋』(2018年3月27日)

1936年の東郷青児『手袋』

227. 1990年の江間章子『タンポポの呪咀』(2018年3月16日)

1990年の江間章子『タンポポの呪詛』

川内まごころ文学館「川内の生んだもう一人の出版人」秋朱之介関連新収蔵資料展示

226. 1934年の山口青邨『花のある隨筆』(2018年2月12日)

1934年の山口青邨『花のある隨筆』

225. 1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』(2018年2月12日)

1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』

224. 1934年の山口青邨『雜草園』(2018年2月12日)

1934年の山口青邨『雜草園』

223. 1933年の富安風生『草の花』(2018年2月12日)

1933年の富安風生『草の花』

222. 1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』(2018年1月28日)

1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』表紙

221. 2017年のピーター・ブレグヴァド『GO FIGURE』(2018年1月20日)

2017年のピーター・ブレグヴァド『Go Figure』

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220. 1990年のピーター・ブレグヴァド『King Strut』(2018年1月20日)

1990年のピーター・ブレグヴァド『King Strut』

219. 1983年のピーター・ブレグヴァド『The Naked Shakespeare』(2018年1月20日)

ピーター・ブレグヴァド『The Naked Shakespeare』

218. 鶴丸城跡堀のカワセミ(2018年1月1日)

鶴丸城跡堀のカワセミ01

217. 1936年の伸展社版『醉ひどれ船』ちらし(2017年12月30日)

1936年の伸展社版『醉ひどれ船』ちらし

216. 1869年の「稚櫻豊暐姫命塚」(2017年11月18日)

1869年の「綾御衣裏寧姫命塚」

215. 1813年の金剛嶺石碑(2017年11月18日)

1813年の金剛嶺石碑

214. 1667年のタンタドの観音石像(2017年11月18日)

1667年のタンタドの観音石像

213. 1981年のScritti Politti「The "Sweetest Girl"」(2017年11月6日)

1981 C81

212. 1903年の川上瀧彌・森廣『はな』(2017年10月29日)

1903年の川上瀧彌・森廣『はな』

211. 1982年のThe Ravishing Beauties「Futility」(2017年10月17日)

1982年Mighty Reel

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210. 1925年の西谷操「狼は吠える」(2017年10月8日)

1925年の西谷操「狼は吠える」

209. 1992年の『ホテル・ロートレアモン』(2017年9月15日)

1992年の『ホテル・ロートレアモン』

208. 1935年の堀内敬三『ヂンタ以来(このかた)』(2017年8月29日)

1935年の堀内敬三『ヂンタ以来(このかた)』

207. 2016年の『SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY』 ILLUSTRATED by PETER BLEGVAD(2017年8月17日)

『SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY』

206. 1931年の佐藤春夫『魔女』(2017年7月25日)

1931年の佐藤春夫『魔女』

205. 1985年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 1』の予約購読者へのおまけ(2017年6月27日)

1985年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 1』の予約購読者へのおまけ

204. 1985~1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1』(2017年5月28日)

Rē Records Quarterly Vol. 1 No.1 back

203. 1932年の池田圭『詩集技巧』(2017年4月27日)

1932年の池田圭『詩集技巧』表紙

202. 2011年の『Emblem of My Work』展カタログ(2017年4月3日)

2011年の『Emblem of My Work』展カタログ

201. 1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』(2017年3月17日)

1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』背

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200. 千駄木の秋朱之介寓居から小日向の堀口大學の家まで(2017年3月16日)

小日向の鷺坂

199. 2009年の『黒いページ』展カタログ(2017年2月14日)

2009年の『黒いページ』展カタログ

198. 1934年の『西山文雄遺稿集』(2017年1月31日)

1934年の『西山文雄遺稿集』

197. 1967年の『笑いごとじゃない』(2017年1月14日)

1972年の『笑いごとじゃない』

196. 2017年1月1日の桜島

2017年1月1日の桜島01

195. 1978年のキャシー・アッカーの声(2016年12月31日)

2016年Peter Gordon & David van Tieghem「Winter Summer」裏ジャケット

194. 1934年のポオル・ジェラルデイ著・西尾幹子訳『お前と私』(2016年12月19日)

1934年のポオル・ジェラルデイ著・西尾幹子訳『お前と私』

193. 1974年の富岡多恵子『壺中庵異聞』(2016年12月15日)

1974年の富岡多恵子『壺中庵異聞』

192. 1995年の峯村幸造『孤拙優游』(2016年11月30日)

1995年の峯村幸造『孤拙優游』

191. 1980年の今井田勲『雑誌雑書館』(2016年10月27日)

1980年の今井田勲『雑誌雑書館』箱表紙

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190. 1971年の『海』の表紙(2016年10月24日)

1971年の『海』01

189. 1975年の堀口九萬一著・堀口大學訳『長城詩抄』(2016年10月17日)

1975年の堀口九萬一著・堀口大學訳『長城詩抄』

188. 1936年の『木香通信』6月号(2016年9月26日)

1936年の『木香通信』六月号

187. 1936年のモラエス『おヨネと小春』(2016年9月4日)

1936年のモラエス『おヨネと小春』箱と表紙

186. 1927年の『藝術市場』―避暑地ロマンス号(2016年8月19日)

1927年の『藝術市場』

185. 1968年の天沢退二郎『紙の鏡』(2016年8月5日)

1968年の天沢退二郎『紙の鏡』

184. 1970年の天沢退二郎『血と野菜 1965~1969』(2016年8月4日)

1970年の天沢退二郎『血と野菜』

183. 1946年のダーウィン夫妻『イッシイブッシイとトップノット』(2016年7月29日)

1946年のダーウィン夫妻『イッシイブッシイとトップノット』

182. 1990年のジョン・グリーヴス『ローズ・セ・ラ・ヴィ』(2016年7月21日)

1990年のジョン・グリーヴス『ローズ・セ・ラ・ヴィ』

181. 1953年の片山廣子『燈火節』(2016年5月18日)

1953年の片山廣子『燈火節』

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180. 1907年の『シャナヒー』年刊版第2巻(2016年5月17日)

1907年の『シャナヒー』年刊版第2巻

179. 1906年の『シャナヒー』年刊版第1巻(2016年5月16日)

1906年の『シャナヒー』年刊版第1巻

178. 1904年の『アイルランドの丘で狩りをする妖精女王マブ』(2016年5月10日)

1904Queen Maeve

177. 1942年の野村傳四『大隅肝屬郡方言集』(2016年4月28日)

野村傳四『大隅肝屬郡方言集』表紙

176. 1926年ダックワース版のハドソン『緑の館』(2016年4月22日)

1926GreenMansions01

175. 1948年のバーナード・ダーウィン『のんきな物思い』(2016年3月17日)

1948Every Idle Dream

174. 1989年の天沢退二郎詩集『ノマディズム』(2016年2月23日)

1989年の天沢退二郎詩集『ノマディズム』

173. 1946年と1956年の『折々のナーサリーライム』(2016年2月18日)

1946年と1956年の『折々のナーサリーライム』

172. 1935年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏と仲間たち』(2016年1月24日)

1935年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏と仲間たち』表紙

171. 桜島雪景色(2016年1月24日)

2016年1月24日桜島雪景色

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170. 1927年のダーウィン夫妻『トゥトロ・トゥ』(2016年1月18日)

1927年のダーウィン夫妻『トゥトロ・トゥ』表紙

169. 1966年の天沢退二郎『時間錯誤』(2016年1月17日)

1966年の天沢退二郎『時間錯誤』表紙

168. 1925年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏のおはなし』(2016年1月12日)

1925 The Rale Of Mr Tootleoo 表紙

167. 2016年1月1日の桜島

2016年1月1日桜島

166. 1964年のミス・リード編『カントリー・バンチ』(2015年12月31日)

1964 Miss Read Country Bunch

165. 1924年のジェフリー・ケインズ『サー・トマス・ブラウン書誌』(2015年12月12日)

A BIBLIOGRAPHY OF SIR THOMAS BROWNE

164. 1975年のAllen Toussaint 『Southern Nights』(2015年11月16日)

1975 Allen Toussaint Southern Nights

163. 1968年の松下竜一『豆腐屋の四季』(2015年11月11日)

1968松下竜一『豆腐屋の四季』

162. 1963年の天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』(2015年11月10日)

天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』

161. 1984年の品川力『本豪落第横丁』(2015年10月1日)

1984年の品川力『本豪落第横丁』

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160. 2015年のユニティー・スペンサー『アーチストになれて運がよかった』(2015年9月30日)

Unity Spencer『Lucky to be an Artist』

159. 1961年の天沢退二郎詩集『朝の河』(2015年8月30日)

1961年天沢退二郎詩集『朝の河』表紙

158. 1972年の『天澤退二郎詩集』(2015年8月29日)

1972天澤退二郎詩集外箱

157. 初夏の七郎すもも(2015年7月24日)

七郎すもも01

156. 1979年のPeter Gabriel「Here Comes The Flood」(2015年7月23日)

1979 Peter Gabriel Here Comes the Flood

155. 1940年の松崎明治『ANGLING IN JAPAN (日本ノ釣)』(2015年6月18日)

1940 ANGLING IN JAPAN Cover

154. 2000年のクリンペライ『不思議の国のアリス』ジャケット(2015年4月25日)

2000 Klimperei Alice au Pays des Merveilles

153. 2012年のデヴィッド・アレン『サウンドバイツ 4 ザ レヴェレイション 2012』(2015年3月18日)

soundbites 4 tha reVelation 2012_cover

152. 2012年のダンカン・ヘイニング『トラッドダッズ、ダーティボッパー、そしてフリーフュージョニアーズ』(2015年3月16日)

Trad Dads, Dirty Boppers And Free Fusioneers

151. 1976年のキリル・ボンフィリオリ『Something Nasty In The Woodshed』(2015年1月29日)

1976Bonfiglioli_Something Nasty

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150. 1949年の七高文藝部『啓明』最終刊号(2015年1月18日)

149. 1995年ごろの片岡吾庵堂さん作「翔び鶴」(2015年1月10日)

片岡吾庵堂さんの翔び鶴

148. 1937年のダグラス・コッカレル『製本』(2015年1月5日)

147. 2015年1月1日の桜島

146. 1984年のジョージ・オーウェル『1984年』ファクシミリ版(2014年12月30日)

145. 1974年の天澤退二郎詩集『譚海』(2014年12月29日)

1974天澤退二郎詩集『譚海』

144. 2001年の岩田宏『渡り歩き』(2014年12月26日)

143. 1980年の岩元紀彦監修『追悼文集 伯父 岩元禎』(2014年12月1日)

142. 1985年のエドワード・リア回顧展カタログ(2014年10月7日)

141. 1977年の辻邦生『夏の海の色』(2014年8月29日)

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140. 1974年のロバート・ワイアット『ロック・ボトム』(2014年7月26日)

1974Wyatt_Rock Bottom01

139. 1998年の『河原温 全体と部分 1964-1995』展カタログ(2014年7月16日)

138. 1913年の半仙子『日當山侏儒戯言』(2014年6月30日)

德田大兵衛のお墓_桃岩宗源居士

137. 1917年の加藤雄吉『尾花集』(2014年6月27日)

1917加藤雄吉_尾花集_表紙

136. 1929年の島津久基『羅生門の鬼』(2014年6月12日)

1929島津久基_羅生門の鬼_箱

135. 1943年の『FLEURON』誌刊行20周年記念に催された食事会のメニュー(2014年4月25日)

1943年『Fleuron』誌20周年昼食会メニュー01

134. 1995年の平田信芳『石の鹿児島』(2014年2月27日)

平田信芳_石の鹿児島

133. 1983年のリチャード・カーライン回顧展カタログ(2014年2月8日)

132. 1971年のリチャード・カーライン『ポストのなかの絵』第2版(2014年1月26日)

131. 1994年のウィリー・アイゼンハート『ドナルド・エヴァンスの世界』(2014年1月7日)

1994DonaldEvans_cover

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130. 1978年の雅陶堂ギャラリー「JOSEPH CORNELL展」カタログ(2014年1月5日)

1978Cornell_雅陶堂_cover

129. 2014年1月1日の日の出(2014年1月1日)

128. 2010年の『クラシック・アルバム・カヴァー』(2013年12月11日)

127. 1934年の『藝術家たちによる説教集』(2013年12月1日)

1934Sermons by Artists_表紙

126. 1926年の南九州山岳會編『楠郷山誌』(2013年11月27日)

1926楠郷山誌_箱表紙

125. 1924年の第七高等学校造士館旅行部『南溟』創刊号(2013年11月26日)

124. 1974年の講談社文庫版『復興期の精神』(2013年11月17日)

123. 1924年の箱入りの志賀直哉『眞鶴』と木村荘八『猫』(2013年11月9日)

122. 1912年ごろのスレイド美術学校のピクニック集合写真(2013年10月17日)

1912 Slade picnic

121. 1929年のアーサー・ウェイリー訳『虫愛づる姫君』(2013年10月8日)

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120. 2004年の『妄想フルクサス』(2013年9月30日)

2004Mousou Fluxus_cover01

119. 1937年のアーサー・ウェイリー訳『歌の本』(2013年9月22日)

1937_54_Waley Book of Songs

118. 1984年のガイ・ダヴェンポート『「りんごとなし」とその他の短編』(2013年9月12日)

117. 1953年のゴードン・ボトムレイ『詩と劇』(2013年9月10日)

1953GordonBottomley

116. 1905年のゴードン・ボトムレイ『夏至の前夜』(2013年9月9日)

115. 1985年の『さようなら、ギャングたち』(2013年7月31日)

114. 1972年の島尾敏雄『東北と奄美の昔ばなし』(2013年7月14日)

113. 1976年の『ジョセフ・コーネル・ポートフォリオ』(2013年7月4日)

1976Joseph Cornell Portfolio01

112. 1958年のエリナー・ファージョン『想い出のエドワード・トマス』(2013年6月26日)

111. 1887年のローレンス・オリファント『ファッショナブルな哲学』(2013年6月15日)

1887Oliphant_Fashionable Philosophy_cover

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110. 1938年の『聖者の物語』(2013年6月12日)

109. 1975年のハットフィールド・アンド・ザ・ノース『ザ・ロッターズ・クラブ』(2013年6月4日)

1975Hatfield and the North_The Rotters' Club

108. 1982年のアン・テイラー『ローレンス・オリファント 1829-1888』(2013年5月26日)

107. 1971年のドナルド・バーセルミ『ちょっとへんてこな消防車』(2013年5月16日)

106. 1991年のウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング『ディファレンス・エンジン』(2013年5月10日)

105. 1992年の『五代友厚・寺島宗則・森有礼』(2013年5月8日)

104. 1957年の木山捷平『耳學問』(2013年4月28日)

103. 1924年のエドワード・ゴードン・クレイグ『木版画と覚書』(2013年4月23日)

102. 1957年のエドワード・ゴードン・クレイグ『わが生涯の物語へのインデックス』(2013年4月17日)

101. 1900年ごろのホフマン『英語版もじゃもじゃペーター』(2013年4月8日)

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100. 1959年の『グウェン・ラヴェラの木版画』(2013年3月26日)

1959Raverat_wrapper

99. 1977年の『レイノルズ・ストーン木版画集』(2013年3月24日)

98. 1981年の『九百人のお祖母さん』(2013年3月23日)

97. 1938年の『風車小屋だより』(2013年3月19日)

1938Daudet_Moulin_cover

96. 1935年の『薩藩の文化』(2013年3月13日)

95. 1981年の『土曜日の本・傑作選』(2013年3月12日)

94. 1975年の『土曜日の本』(2013年3月11日)

93. 1973年の『土曜日の本』(2013年3月10日)

1973SaturdayBook_wrapper

92. 1972年の『土曜日の本』(2013年3月9日)

91. 1971年の『土曜日の本』(2013年3月8日)

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90. 1970年の『土曜日の本』(2013年3月7日)

89. 1969年の『土曜日の本』(2013年3月6日)

88. 1968年の『土曜日の本』(2013年3月5日)

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87. 1967年の『土曜日の本』(2013年3月4日)

86. 1966年の『土曜日の本』(2013年3月3日)

85. 1965年の『土曜日の本』(2013年3月2日)

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84. 1988年のケヴィン・エアーズのライブ(2013年3月1日)

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83. 1964年の『土曜日の本』(2013年2月28日)

82. 1963年の『土曜日の本』(2013年2月27日)

81. 1962年の『土曜日の本』(2013年2月26日)

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80. 1961年の『土曜日の本』(2013年2月25日)

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79. 1960年の『土曜日の本』(2013年2月24日)

78. 1959年の『土曜日の本』(2013年2月23日)

77. 1958年の『土曜日の本』(2013年2月22日)

76. 1957年の『土曜日の本』(2013年2月21日)

75. 1956年の『土曜日の本』(2013年2月20日)

74. 1955年のオリーヴ・クックとエドウィン・スミス『コレクターズ・アイテム』(2013年2月19日)

73. 1955年の『土曜日の本』(2013年2月18日)

1955SaturdayBook_box_wrapper

72. 1954年の『土曜日の本』(2013年2月17日)

71. 1953年の『土曜日の本』(2013年2月16日)

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70. 1952年の『土曜日の本』(2013年2月15日)

69. 1951年の『土曜日の本』(2013年2月14日)

68. 1951年の『現代の本と作家』(2013年2月13日)

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67. 1950年の『土曜日の本』(2013年2月12日)

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66. 1949年の『土曜日の本』(2013年2月11日)

65. 1948年の『土曜日の本』(2013年2月10日)

64. 1947年の『土曜日の本』(2013年2月9日)

63. 1946年の『土曜日の本』(2013年2月8日)

62. 1945年の『土曜日の本』(2013年2月7日)

61. 1944年の『土曜日の本』(2013年2月6日)

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60. 1943年の『土曜日の本』(2013年2月5日)

59. 1942年の『土曜日の本』(2013年2月4日)

58. 1936年の『パロディ・パーティー』(2013年2月3日)

57. 1941年の『土曜日の本』(2013年2月2日)

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56. 1953年ごろの『スティーヴンス=ネルソン社の紙見本帖』(2013年1月31日)

55. 1945年の岸田日出刀『建築學者 伊東忠太』(2013年1月29日)

54. 1912年のチャールズ・T・ジャコビの『本と印刷についての覚書』(2013年1月27日)

53. 1903年の岡倉覚三『東洋の理想』(2013年1月26日)

52. 1895年のウィリアム・モリス『世界のかなたの森』(2013年1月25日)

51. 1969年ごろの『モノタイプ社印刷活字見本帖』(2013年1月23日)

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50. 1958年の小沼丹『黒いハンカチ』(2013年1月22日)

49. 1902年のゴードン・ボトムレイ『夜さけぶもの 一幕劇』(2013年1月21日)

48. 1955年の『詩人と画家 ゴードン・ボトムレイとポール・ナッシュの往復書簡』(2013年1月20日)

1955Bottomley_Nash_Correspondence

47. 1945年のトム・ジェントルマン『ブラエ農場』(2013年1月19日)

46. 1957年の岩波書店版『漱石全集 書簡集一~五』(2013年1月18日)

45. 1980年のノエル・キャリントン『キャリントン 絵・素描・装飾』(2013年1月17日)

1980Noel Carrington

44. 1970年の『キャリントン 手紙と日記抜粋』(2013年1月16日)

43. 1892年のマードック,バートン,小川『アヤメさん』(2013年1月15日)

42. 1910年のポンティング『この世の楽園・日本』(2013年1月14日)

41. 1987年のデヴィッド・マッキッタリック『カーウェン・パターン紙の新見本帖』(2013年1月13日)

1987_A New Specimen Book of Curwen Pattern Papers

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40. 1969年の『岩下壮一 一巻選集』(2013年1月12日)

39. 1860年のモクソン版『アルフレッド・テニスン詩集』(2013年1月11日)

38. 1980年のヤング・マーブル・ジャイアンツ『言葉と絵』(2013年1月10日)

1980YMG

37. 1927年の『七高さん』(2013年1月9日)

36. 1936年のグウェン・ラヴェラ『逃亡』(2013年1月8日)

35. 1899年のメアリ・フェノロサ『巣立ち』(2013年1月7日)

1899OutOfTheNest

34. 1906年のメアリ・フェノロサ『龍の画家』(2013年1月6日)

33. 1961年のジュニア鹿児島編『ニコニコ郷土史』(2013年1月5日)

32. 1940年のジョン・ファーリー『刻まれたイメージ』(2013年1月4日)

1940JohnFarleigh

31. 1939年と1946年の『トワエモワ』(2013年1月3日)

1939ToiEtMoi

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30. 1963年の『シルヴィア・ビーチ 1887-1962』(2013年1月2日)

29. 謹賀新年(2013年1月1日)

28. 1984年のカトラー文・ベンジ絵『ニワトリになったハーバートくん』(2012年12月31日)

27. 1970年のアーサー・ウェイリー『Madly Singing in the Mountains』(2012年12月30日)

26. 1925年のウェイリー訳『源氏物語』(2012年12月29日)

1925Genji_Waley

25. 1931年のウィリアム・ローゼンスタイン『人と思い出』(2012年12月28日)

24. 1949年の梅花艸堂主人『夢』(2012年12月27日)

23. 1947年の加藤一雄『無名の南畫家』(2012年12月26日)

22. 1963年の岩本堅一『素白随筆』(2012年12月25日)

21. 1978年のブライアン・イーノ&ピーター・シュミット『オブリーク・ストラテジーズ』(2012年11月2日)

Oblique Strategies1978

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20. 1982年のロバート・ワイアット『シップビルディング』(2012年10月30日)

Wyatt_Shipbuilding1982

19. 2000年のピーター・ブレグヴァド『リヴァイアサンの書』(2012年10月29日)

Blegvad_leviathan2000

18. 1910年のジェームズ・マードック『日本史・第一巻』(2012年10月27日)

17. 1903年のジェームズ・マードック『日本史』(2012年10月26日)

16. 1861年のエドモンド・エヴァンス『THE ART ALBUM』(2012年10月24日)

15. 1898年のカーライル『衣装哲学』(2012年10月23日)

14. 1861年のジョン・ジャクソン『木版論』(2012年10月22日)

13. 1937年のフランシス・ブレット・ヤング『ある村の肖像』(2012年10月21日)

12. 1974年の坂上弘『枇杷の季節』(2012年10月20日)

11. 1952年のグウェン・ラヴェラ『Period Piece』(2012年10月19日)

10. 1919年の『ルパート・ブルック詩集』(2012年10月16日)

09. 1942年の松崎明治『釣技百科』(2012年10月14日)

08. 1966年のキース・ロバーツ『パヴァーヌ』(2012年10月11日)

07. 1983年の島尾ミホ『海嘯』(2012年10月11日)

06. 1933年の内田百間『百鬼園随筆』 (2012年10月11日)

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05. 1964年のケヴィン・エアーズ最初の詩集(2012年10月10日)

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04. 1936年の「国際シュルレアリスト広報」第4号(2012年10月9日)

03. 1921年のクロード・ローヴァット・フレイザー(2012年10月8日)

02. 1899年と1904年の『黄金時代』(2012年9月26日)

01. 1945年の『青い鳥』(2012年9月22日)

青い鳥01


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