●my favorite things
しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。
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430. 1974年の谷川俊太郎詩集(2024年11月30日)
431. 1998年の『朔』第137号(2024年12月25日)
432. 2025年の桜島(2025年1月1日)
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432. 2025年の桜島(2025年1月1日)
2025年元旦。
2024年12月31日の夕陽を見送る桜島
一夜明けて、2025年1月1日、夜明けの桜島
祇園之洲から、昨年11月に登った高千穂峰を遠望
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431. 1998年の『朔』第137号(2024年12月25日)
『朔』137号「村 次郎 追悼号」(1998年5月4日発行、朔社)です。
店じまいしたあづさ書店で購入した児玉達雄(1929~2018)の旧蔵書の中に、青森八戸の詩人、村次郎関連のものがあって、初めて知った村次郎という詩人に関心をもちました。
あづさ書店にあった児玉達雄旧蔵のものに、児玉達雄が執筆したものを含む『朔』が含まれていたらよかったのですが、この「村 次郎追悼号」は、日本の古本屋サイトで購入しました。
正誤表が付いていたらしいのですが、購入したものに付いていませんでした。
この追悼号に、児玉達雄は「村 次郎の"花"」を寄稿しています。
ありがたかったのは、p95に掲載された〔参考資料(三)「朔」誌上に掲載された村次郎論集〕。
それによると、児玉達雄は『朔』137号までに、9編の村次郎についてのエッセイを寄稿していました。
■「蕪島の歌の方へ」―児玉達雄(朔42号)1975年3月5日発行
■「村 次郎の海への径」―児玉達雄(朔51号)1976年1月15日発行
■「"忘魚の歌"における別離」―児玉達雄(朔57号)1977年3月15日発行
■「風とおまへと知恵の果実(み)と」―児玉達雄(朔62号)1978年1月25日発行
■「空と海と風と」―児玉達雄(朔99号)
■「村 次郎の無 或いは少女」―児玉達雄(朔102号)1986年9月14日発行
■「村 次郎の高所の歌」―児玉達雄(朔109号)1988年7月20日発行
■「朝の光の中の村 次郎」―児玉達雄(朔112号)1989年11月20日発行
■「村 次郎の"花"」―児玉達雄(朔137号)1998年5月4日発行
朔のバックナンバーが手もとや近場の図書館にあればいいのですが、青森の同人誌は鹿児島では見かけません。
児玉達雄の旧蔵書中には間違いなく揃っていたと思いますが、散佚してしまったようです。
幸い国会図書館に『朔』のバックナンバーは所蔵されていて、複写サービスを利用できたので、依頼してみました。
『朔』をはじめ、各地方の中核的な文芸誌の目次がWEB上で分かれば依頼しやすいのですが、難しいところです。
うかつなことに、「空と海と風と」の複写依頼は忘れていたことに、今、気づきました。
その「空と海と風と」の原稿コピーは、あづさ書店で購入したもののなかに含まれていたので、この9編の村次郎論は、とりあえずすべて読むことができるようになりました。
『朔』137号目次
『朔』137号奥付
『朔』137号 児玉達雄「村 次郎の"花"」のページ
圓子哲雄・芳賀義格『往復書簡集』表紙
『朔』を主宰した詩人、青森八戸の圓子哲雄(1930~2021)と会津若松の人、芳賀義格の『往復書簡集(一)友情編』(2002年7月24日発行、朔社)に、児玉達雄が朔に掲載した村次郎についてのエッセイをまとめた私家版がつくられたことが書かれています。
芳賀 1995年8月17日消印
児玉氏の評論集「朔」に掲載分のものを纏めました。タイトルは付けようがありませんので、最後のものを仮題としました。
圓子 1995年8月24日消印
同封の「朝の光の中の村 次郎」児玉達雄(註、装幀芳賀義格)は素晴らしい出来です。よくこの題を本の題名にしてくれました。これは鹿児島の児玉さんに送りました。
児玉様は京都の哲学科、その観点の鋭さは又他にいないだろうと、(村次郎先生は児玉さんが)朔に寄稿下さることを一番喜んで下さっていたのです。
圓子 1995年10月11日消印
朔129号も印刷中です。(略)今号は児玉達雄さんの特輯号になります。
私家版『朝の光の中の村 次郎』や『朔』第129号「児玉達雄詩集特集号」は未見です。
現物を見てみたいものです。
『朔』第129号「児玉達雄詩集特集号」(1995年)は、児玉達雄の2つの小冊子『児玉達雄詩十二篇』(1992年4月発行、弥生書肆)と『児玉達雄詩十二篇 第二収』(1994年12月発行、児玉達雄)に対応したものなのでしょうか。
圓子哲雄・芳賀義格『往復書簡集』奥付
私家版『朝の光の中の村 次郎』のタイトルになった、「朝の光の中の村 次郎」は、鹿児島の文藝同人誌『カンナ』に掲載された「インク」という作品の一部を『朔』に転載したものです。
児玉達雄は、『カンナ』と『詩稿』の同人でした。
鹿児島県立図書館には、『カンナ』と『詩稿』のバックナンバーがすべて揃ってはいません。
分かる範囲で、掲載された作品の
◆
『カンナ』 に掲載された児玉達雄作品
1953年『薩南文学』として創刊~1997年第143号終刊
発行者 渡辺外喜三郎
○第53号(1969年2月20日発行)
「遠雷」 p21-26 [小説・ゴルゴダのシモン]
○第54号(1969年5月20日発行)
「マヤコフスキィ」 p1-6 [小説・満洲]
○第55号(1969年8月25日発行)
「灯明台」 p1-6 [小説・満洲]
○第56号(1969年11月25日発行)
「剣士」 p18-23 [小説・独軍中尉が剣道を学ぶ]
○第57号(1970年2月25日発行)
「日月」 p1-6 [小説・満洲]
○第58号(1970年5月30日発行)
「扉と拳銃」 p1-6 [小説・満洲]
○第59号(1970年8月30日発行)
「老京都」 p1-6 [小説・京都大学]
○第60号(1970年11月25日発行)
「奈落」 p1-6 [小説・満洲]
○第61号(1971年2月25日発行)
「王者窩棚」 p1-7 [小説・満洲]
○第62号(1971年5月25日発行)
「他国」 p1-7 [小説・満洲]
○第63号(1971年8月25日発行)
「関帝廟への草の道」 p1-7 [小説・満洲]
○第64号(1971年11月25日発行)
「関帝廟への草の道(二)」 p6-14 [小説・満洲]
○第65号(1972年3月15日発行)
「浅間町三番地」 p12-19 [小説・満洲]
○第66号(1972年5月25日発行)
「雨」 p3-9 [小説・京都のうどん屋の少女視点から見る学生]
○第74号(1974年5月31日発行)
「川」 p8-11 [小説・猫の葬送]
○第94号(1979年9月3日発行)
「星」 p15-20 [小説・満洲・昭和11~13年柔弱児だった私]
○第100号(1981年9月15日発行)
「廃」 p19-24 [小説・現在]
○第101号(1982年2月12日発行)
「風声」 p19-25 [小説・満洲]
○第106号(1983年9月10日発行)
「廃駅」 p24-29 [小説・小説と妹、母に会いにいくファンタジー]
○第114号(1986年5月20日発行)
「早春」 p39-45 [小説・駅長と医師と石屋]
○第119号(1988年2月10日発行)
「ある晴れた日に」 p36-44 [小説・祖父の久清と西南戦争]
○第120号(1988年7月3日発行)
「インク I・II」 p34-42 [小説・京都大学]
○第121号(1988年10月30日発行)
「インク III・IV」 p60-68 [小説・京都大学]
○第122号(1989年2月28日発行)
「インク V・VI」 p23-32 [小説・京都大学、VIで村次郎の詩「風の歌」]
○第123号(1989年6月28日発行)
「インク VII」 p42-49 [小説・京都大学]
○第124号(1989年10月30日発行)
「街道(一)」 p23-31 [小説・満洲]
○第125号(1990年2月1日発行)
「街道(二)」 p25-34 [小説・満洲]
○第126号(1990年6月1日発行)
「街道(三)」 p22-32 [小説・満洲]
○第127号(1990年11月1日発行)
「鶴」 p28-36 [小説・漢の時代小説]
○第128号(1991年3月1日発行)
「鶴(二)」 p22-31 [小説・漢の時代小説]
○第129号(1991年7月1日発行)
「鶴(三)」 p24-32 [小説・漢の時代小説]
○第130号(1991年11月1日発行)
「鶴(四)」 p25-35 [小説・漢の時代小説]
○第131号(1992年3月10日発行)
「廃道(一)」 p21-30 [小説・京都大学]
○第132号(1992年7月10日発行)
「廃道(二)」 p22-30 [小説・京都大学]
○第133号(1992年11月10日発行)
「廃道(三)」 p15-23 [小説・京都大学]
○第134号(1993年3月10日発行)
「肖像の精神」 p15-26 [肖像論・現代詩論]
○第135号(1993年7月10日発行)
「肖像の精神」 p3-14 [肖像論・現代詩論]
○第136号(1993年11月5日発行)
「肖像の精神」 p14-25 [肖像論・現代詩論]
○第137号(1994年3月10日発行)
「物語と詩的物語性」 p17-30 [文学論]
○第138号(1994年7月10日発行)
「物語と詩的物語性」 p20-32 [文学論]
○第139号(1995年3月10日発行)
「物語と詩的物語性」 p19-30 [文学論]
◆
『詩稿』に掲載された児玉達雄作品
No.1(1961年12月)~37(1978年6月)
編集発行人 井上岩夫
○No.6(1963年5月30日)
「内在律の原理」 p9-31 [詩論・エッセイ]
○No.10(1966年4月)
「マドロスとエビフライ」「れんぼながし」「小夜曲」「花の島」 p1-6 [詩4編]
「詩的質量―現代詩学序説―」 p15-36 [詩論・エッセイ]
○No.11(1966年7月30日)
「不実にして未熟な者の場から」 p7-10 [詩誌評]
○No.13(1967年7月26日)
「満洲詩篇」〈天地は〉〈その仲秋節〉〈奉天城外同善堂〉 p5-12 [詩3編]
○No.14(1967年10月15日)
「炎」 p10-26 [詩]
《十七年昔 二十三才で自殺した友よ》
○No.15(1968年2月1日)
【現代詩における「発想」ということば】「そんなことばがあることはあるのだが」 p6-7 [エッセイ]
○No.16(1968年3月)
「彼方」 p8-10 [詩]
「霧男 日が照れば死ぬか」 p11-13 [詩]
「詩的調和・増義・結体」 p26-49 [詩論・エッセイ]
《児玉の詩はわからなくて頭がいたいが、エッセイを書かせるとごらんのようにあざやかな料理人の手ぎわを示す。》「後記」(井上)p52
○No.17(1968年8月25日発行) 浜田遺太郎遺作特集
「編集覚書」 p109-111 [解説]
編集 児玉達雄
○No.18 酒井学作品特集
「酒井学小論」 p36-42 [エッセイ]
○No.19(1969年) 福石忍作品特集
「福石忍小論」 p17-18 [エッセイ]
《―詩集評―今辻和典詩集「鳥葬の子どもたち」 壮大な気宇・格調あるリズム」 p30-32 [詩集評]
○20(1970年8月4日)
「春の祭典」「春暁」「翔」「6/8」 p2-5 [詩4編]
○21
「ガラスの騎士」 p13-19 [詩]
「浜田遺太郎小論」 p39-44 [エッセイ]
「水元巌詩集 架空の杵」 p65-68 [詩集評]
○22(1971年9月18日発行) 児玉達雄特集号
「瞳」 p1 [詩]
「馬庫力山(まこりきやま)」 p2-100 [小説・満洲]
○第23号(1972年10月10日発行)
「日本の剣客」 p38-44 [詩]
○24(1973年8月20日発行) 夏目獏特集号
「夏目漠論」 p51-59 [エッセイ]
○25(1973年12月27日発行)
「煙」 p24-28 [エッセイ・従兄今給黎至の詩について]
「二重窓」 p54 [詩]
○26(1974年10月10日発行)
「辺塞」 p20-22 [詩]
○27(1975年5月15日発行)
「盗人萩」 p2-5 [詩]
編集責任者 中山朋之
発行人 井上岩夫
○28(1975年10月25日発行)
「彼のコスモス」 p12-13 [詩]
○29(1976年1月15日発行)
「青春昏昏」 p16-19 [詩]
《稲葉博之 命日二月二十九日》
○30(1976年5月18日発行)
「或流沙」 p19-21 [詩]
「詩集評 今辻和典詩集 欠けた語らい」 p39-40 [詩集評]
○31(1976年8月30日発行)
「夏の音」「盤」 p2-3 [詩2編]
○32(1976年12月5日発行)
「ガラス室」 p10-11 [詩]
○33(1977年3月20日発行)
「峠をくだって海の方へ」「永かったまっかな冬の嘘がつきても」 p11-12 [詩2編]
○34(1977年6月)
「嗤」 p1 [詩]
「浜田遺太郎の詩学〈1〉」 p15-18 [エッセイ、浜田遺太郎十周忌]
○36
「照る日 曇る日」「近況不在」 p17-18 [詩2編]
○37(1968年6月30日発行)
「風吹く日の腐食銅版画(エッチング)」 p2-3 [詩]
◆
手もとに『みなみの手帖』は揃っているので、『みなみの手帖』に掲載された児玉達雄作品も並べておきます。
『みなみの手帖』に 掲載された児玉辰保作品
編集兼発行者 羽島さち
みなみの手帖社
創刊号 1971年11月15日発行
○第7号 1973年8月25日発行
児玉達雄「乾魚と拳銃」p42-65 [小説・満洲]
○第8号 1973年12月28日発行
児玉達雄「四家屯に来た日本人」p32-64 [小説・満洲]
○第17号 1976年12月28日発行
児玉達雄「新年おめでとう 北国の街の動物園にやってきた野良犬が歌った」p28-29 [詩]
○第25号 1979年6月30日発行
児玉達雄「七家子(チイチアツ)」p51-54 [小説・満洲]
○第28号 1980年4月30日発行
児玉達雄「浜田遺太郎の作品鑑賞」p17-20 [エッセイ]
千葉市黒砂台
○第52号 1987年8月31日発行
児玉達雄「海峡綺談余聞」p24-29 [詩]
25頁と26頁の全文が入れ替わって印刷。詩の難解さゆえか。
○第53号 1987年12月28日発行
児玉達雄「走狗帖―鄭家屯事件余聞―」p63-86 [小説・満洲]
○第56号 1988年12月28日発行
児玉達雄「凍雲帖」p85-99 [小説・満洲]
○第57号 1989年5月1日発行
児玉達雄「凍雲帖(承前)」p81-92 [小説・満洲]
○第58号 1989年8月31日発行
児玉達雄「凍雲帖(完結)」p84-94 [小説・満洲]
○第64号 1991年9月1日発行
児玉達雄「四月歌」p32-94 [小説・ムンク]
◆
児玉達雄の作品の多くをしめる満洲ものは、読者としての私には手に余ります。
それが児玉達雄を読み進める力を削いでいるような気がします。
それでも、京都大学の学生時代をモチーフにした作品群「老京都」(1970年)、「雨」(1972年)、「インク」(1988~1989年)、「廃道」(1992年)は、本というかたちになって読まれてほしいと思います。
いちばんの友人の自殺という理不尽が全体に影を落としているため、いいテキストだから読んでと気軽に人に薦められませんが、児玉達雄が生涯そのことをまとめきれなかったことを感じさせる、美しくも痛ましいテキスト群です。
また、村次郎や浜田遺太郎をはじめとしる詩についてのエッセイ群も、本の形をとってほしいと思うテキスト群です。
やはり忘れられていい作家ではないと思います。
『カンナ』の第120号(1988年7月3日発行) から第123号(1989年6月28日発行) にかけて連載された「インク」(I~VII)は、1950年代前半の京都大学時代を描いた私小説。「インク」というタイトルは、筆記用具のインクと主要登場人物のイニシャル「I」「N」「K」をかけています。
そのなかから、「インク VI」を引用します。
「インク VI」は、『朔』112号(1989年11月20日発行)に「朝の光の中の村 次郎」というタイトルで転載されていて、児玉達雄の村次郎論を集めた私家版のタイトルにもなっています。
「インク VI」は、児玉達雄と村次郎の詩「風の歌」との奇跡のような出会いを描いていて、心が震えます。
文中の「I」と「N」と「K」は、京都大学生で、左京区田中大久保町に下宿。
「K」は児玉達雄(文学部)、下宿の隣の部屋に住んでいた「I」は、山口出身の稲葉博之(文学部)、「N」は一学年上で三軒隣に下宿する経済学部生。
インク VI
ああ おまへ
烈しくうつたのは
誘旅と 思郷とで僕を惑はしたのは
故里の駅よ 精神の赤帽よ 僕よ
ああ おまへ
僕はすでに乗つてゐた
旧式の三等車に 僕の運命に
駅長さんの腕のひとふれに
おまへのそよぎが 僕のもがきが。
Iの室には太陽が南から奥深く射し込んでくる季節だった。まだ厚着をしていない、Kは黒い学生服の身体がじんわり暖まってくる……ガラス戸越の光線を全身に浴びながら、胡座をかいて、眩しそうに俯いている。焦げた色の古畳に置き据えた、原稿用紙に輝いている詩篇を一枚一枚読み終えていく。
第一枚目に"風の歌"と総題のあった、それ等は次々四百字の原稿用紙一枚に収められてあって、各篇ごとに先ずローマ数字だけがついていた。大型で上質の原稿用紙は青インクの文字の詩を浮かべた白い頁が陽光を貴金属のように映していた。
恍惚として彼は……自分が何処に居るのかも忘れていた……確かに言葉の意味を追って読んでいるのだが、伝わってくるのは内容を超越した、詩語による風の世界の感覚的な美しさなのだった。もっとも、それ故にそれ等は若年のKにとって、酷くよく判る卓越した詩なのだった。
向い側には、和机に左肘をかけて、やはり学生服のIが剛めの髪を垂らして、座蒲団の上で読んでいた。Kが一枚読み終る度に、Iの方に詩を回してくる。Iは短かめの鼻で神経を集中すると、癖だった、上唇を反らして口を開いて、眼を据えて、Kよりもずっと時間をかけて読んでいる。息をひそめて、じっと二人で二つの世界に浸っていた。
Kの背後の階段口の襖が開き、素足で着流しのNが顔を覗かせると、Iは顔を振り向けて、待っていたような微笑で迎えた。
「なんだ」とNはいつもの低い声で尋ねながら、二人の間に胡座をかいた。
Kが顔を上げなかったので、Iの方が東北の詩人からKに送ってきたのだと、説明した。
「村 次郎。有名な詩人か?……」
間があいたが……やがて「どうかな」とIが上眼づかいにちらと見上げただけだ。
「聞いたことがないぞ」とN。
そうだろうな……とKはようやく声を出すと、一つ咳払いで咽喉をならしてから、「Iには何度か話してたんだけど、俺だって、どういう詩人だか、詩以外のことはなんにも知らなかったんだ。」
それからKは光った眼でNに向き直ると、「戦後一年してから『思索』という季刊の文芸雑誌があったがね。あれに一度詩の特集があって、竹中郁とか、神保光太郎とかいった人達の詩が載ってたけど、それに"海への径"というのが村 次郎だったんだよ。何とかして他の作品も読みたいと思ってたら、詩学に三回載ってそれっきりだった。そしたら、詩学の年鑑に住所が載っていたからね。思いきって往復葉書を出してみたんだ。もし詩集を出していたら、その出版社を書いて下さいって。そしたら、細かい字でぎっしりと書いた、つまり詩集を一冊も出していないという返事だったけどね……その後でまた、これ。」
なんと、親切なことだな、と言いながらNもつられた薄い笑顔を感心した種類のものにして、Iの方から詩篇を一枚受け取った。
「かわった字だな。」
「いい字だよ。」
うん……それっきりで、三人は詩篇に頭を垂れていた。次々風に呼びかける詩行が、なんだか自家製の竹ペンではなかろうかと思われるほどに使い古されたペンの筆跡で、大空の風そのもののような大きめの文字になって書かれてあった。
やがて、Kが絶壁型の頭を上げた。緊張で疲れてしまった眼をかた<何度も瞬きした。それから、頬を親指の甲でこすりながら、ガラス戸の空に、今日初めて見るような眼差で眺め入っていた。
陽差しはKの膝元からいくらかIの方に移動している。Kは今しがた、いつもより一時間か二時間早く起き出てきたところだった。「K、何か来てるぞ」とIが襖を開けて、ドサッと蒲団の上に郵便物を投げたのだった。いつまでたっても、読書だけが少しはかどるくらいの毎日だったし、Kにしてもそれ以外の何も期待はしていなかった。
しかし、このガラス戸越の青空はKにとって、今までとはすっかり変わってしまっていた。それは遥か東北八戸の空に続いているのだ。それはじっと見つめなければならない……そのことによって、なんと此の空は透徹した美の世界をも内包していた。自己を自然の中に見つめる。自然に浸りつつ自然との対峙をもって自らのカタルシスとするのだ。
エリオットでもエリュアールでもない。かと言って朔太郎でも中也でもない。戦後詩の暗い思索的な、従って叙述的な屈折ともずれていた。強いて分類すれば四季派だろうか。けれども、戦前の四季の誰とも違っていた。だから、それは見ようによってはあまりに狭く、しかし、鋭く狭められている場所だった。そこで醇乎たる精神が制作されていた。
KはNに振り向き、今頃気がついたように場所を前方に進めて、胡座の向きを変えた。陽光を背中にした。
「この"誤ってゐたら"というの、な……どういう意味か判るか?」とNが急に沈黙を破って、言った。
どれだ、とKは掠れた声で尋ね返す。
「これだ。」
KはまたNの方から一枚一枚取り寄せて、読み返すつもりでいたが、それを覗き込んで、さて……一行一行の意味の説明など、まだ言葉では出来そうでなかった。
「自分があやまっていたら、じゃないのか。」
「だから、何をあやまっているのだ。」
「自分の考えていること。やっていること……だろうよ。」
「だから、何を考えているのだ。」
《誤つてゐたら》
そのことだった
吹かれてゐた 吹かれてゐた
個体が 僕が
僕とは 位置とは
僕とは 状態とは
ああ おまへ
おまへが燃えて
落日が大きく 暫くのあひだ。
Iが微笑で静かに、「現在の自分の生き方ってもんじゃないかな」と言った。
Nは顔を向けて、「言っとくがな。このおまえと言うのは恋人(リーベ)のことだぜ。」
Kが大きく見張った丸い眼をぐるりと向けて、「違うぜ。風のことだよ。」
「そうさ。風で、恋人(リーベ)のことだ。」
「まあ、そう考えると把握しやすいかもしれないけど」
とIが、「風とは、つまり……おまえとは僕でもありうるだろう?」
「いやあ、恋人(リーベ)のことだ。」
Kには、Nの言い張るリーベと言う言葉が酷く耳ざわりだった。あやまっていたらという自己反省を、実際恋人に対しての自分の行動中止と解釈してみても別に構わない。彼にはどうも通俗的に思われたが、そんな風に解釈してみても、面白いのならそれでも構わない。実際そういうことででもなければ理解出来ない種類の人間も居るわけだろう。勝手にそう思ってろ。しかし、リーベはいけない。リーベなんて、学生間に使い古されている、そんな通俗的な表現であってはならないのだ。Kにはそれが此の詩を汚す言葉だという気がしてならなかった。
そして、そんなNに散文家の何でも口にしてしまう蕪雑なものを一方的に感じていた。おまへとは詩人が自分の全存在を賭けた発声なのだ。風以外の何だと言うのか。それは言葉にすべきではない。言葉にした途端にすり抜けて、遠ざかってしまっている。全身で感得しなければならないのだ。
意味内容は詩行の進行に従って展開しながら、"おまへ"が風であってこそ、意味感覚が時間を超越して揺曳する。後の詩行も前行も全て同時的空間に詩語のオブジェとなって、羅列的にひしめくかのようだ。Kにはそれが詩的構成として意味伝達を先行しているようにさえ思われた。
「それにしても、お前が燃えて……風が夕日で燃える、というのはいいなあ」とIがKの方に言った。
「そうだ」とKは救われたように応えた。
絆とは生きるとは
鳥よ 花よ おまへ
それは畢竟 僕ではなかったか
それは幼年の日の積木細工ではなかったか
僕の空しい努力がおまへによって倒され
なほのこと僕によって倒され
親しいものよ
花たちよ おまへたちは散るだらう
鳥たちよ おまへたちは飛び去るだらう
ああ そして風よ おまへ
おまへとは何だらう
僕の中におまへを おまへの中に僕を。
「K」とIは急に改まった声をかけた。
「お前が書いた手紙の中に見所のあるものがあったから、彼はこうしてたくさんの詩を書いてくれたのだ。お前はそれに答えるだけの立派な詩人にならなければいけない。」
Kはそれに対して素直な微笑で頷いたが、Iの三角眼の眼差はKがたじたじとなるような真剣な色になっていた。
その眼差をKは忘れない……過ぎ去っていったこれ等の京都の日月は、後年Kにとって殆ど暗い思い出ばかりの列のように眺められるけれども、それ等の中に鮮かに輝いて浮かぶ一場の映像。あたかも冬日を浴びて一種の祝宴のような……それが此の朝の光の中の村 次郎"風の歌"の全詩篇黙読だった。
京都時代の「K」児玉達雄のいちばんの友人で理解者だったと思われる「I」稲葉博之は、1956年2月29日、大学卒業を前に姿を消します。
息子からの遺書めいた手紙が届いた父親が山口から上京し、児玉達雄は、「I」の父親と「N」らとともに、「I」のことばをたよりに、滋賀から飛騨高山まで捜索します。捜索19日目、何かの巡り合わせのように、滋賀の伊吹山中にて「I」の遺体を発見したのは児玉達雄でした。
「自殺」は、残された人に深い傷を負わせます。その傷は、残されてしまった児玉達雄のテキストをも痛めています。
児玉達雄が主宰し1960年に刊行した唯一の同人誌も『INK』という誌名でした。
この『INK』という同人誌も未見です。鹿児島県立図書館にも所蔵されていません。
村次郎『風の歌』については、「第300回 1954年ごろの村 次郎自筆『風の歌』ほか6つの異版(2020年2月15日)」でも書いています。
思えば、児玉達雄(1929~2018)も圓子哲雄(1930~2021)も、そして、わたしの父も、谷川俊太郎(1931~2024)と同世代です。
それぞれまったく違った人生の歩みだと思うばかりです。
〉〉〉今日の音楽〈〈〈
アンソニー・ムーア(Anthony Moore)御大が、この秋、リリースしたアナログ盤の中の1枚。
Anthony Moore and the Missing Present Band『LIVE IN COLOGBE MAY 2023』
リリースはHalf Cat Music。レコード番号はHC004。
ついうとうとしてしまいそうな、ゆったりのったりまったりした時間が流れます。
『Live In Cologne May 2023』のジャケット表
『Live In Cologne May 2023』ジャケット裏
『Live In Cologne May 2023』ラベル表
『Live In Cologne May 2023』ラベル裏
このピーター・ブレグヴァドによるレコード・ラベルを持つ盤が増えることを期待するばかりです。
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430. 1974年の谷川俊太郎詩集(2024年11月30日)
429. 高千穂峰から見た桜島(2024年11月8日)
428. もうすぐさよなら、あづさ書店西駅店(2024年10月9日)
427. 2021年の『島の日々をめぐる本』(2024年9月26日)
426. 1971年の『映画芸術』6月号(2024年8月27日)
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425. 1970年の『映画芸術』4月号(2024年8月24日)
424. 1981年の『原罪の果実』(2024年7月27日)
423. 2024年の『Authentique Reliquaire de la MACHINE À PEINDRE(描画機械の真正なる聖遺物箱)』(2024年6月29日)
422. 1982年のピーター・ブレグヴァド「アマチュア 3(AMATEUR 3)」(2024年5月28日)
421. 1992年の武田花のフォト・エッセイ(2024年5月9日)
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420. 1910年の『Le Jardin parfumé(匂える園)』(2024年4月30日)
419. 1932年の『匂へる園』(2024年4月29日)
418. 1930年の『風俗資料』(2024年3月26日)
417. 1933年の『唐様でかめろん』(2024年3月25日)
416. 1933年の『ドストイエフスキイ研究』(2024年3月24日)
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415. 1936年の『木香通信』「閨秀新人 春の詩集」(2024年2月26日)
414. 1932年の『詩と詩論 X』(2024年2月25日)
413. 1934年の秋朱之介編輯『書物』九月號(2024年2月24日)
412. 1957年の古川清彦詩集『歩行』(2024年1月28日)
411. 1981年の古川清彦『近代詩人群像』(2024年1月27日)
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410. 2024年の桜島(2024年1月1日)
409. 1972年のシナリオ『夢殿』(2023年12月23日)
408. 1972年~1982年に北冬書房から刊行された鈴木清順の本(2023年12月22日)
407. 1956年の『The BEST of Friends(最良の朋友)』(2023年11月24日)
406. 1940年の『FRIENDS of a LIFETIME(生涯の朋友)』(2023年11月23日)
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405. 1934年の佐佐木信綱『明治文學の片影』(2023年11月16日)
404. 1941年の冨岡冬野『空は青し』(2023年10月18日)
403. 1935年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『筆のまにまに』(2023年10月17日)
402. 1926年のニコルソン『イングランドの鳥』(2023年9月15日)
401. 1958年~1969年の筑摩書房『世界文学大系』(2023年9月12日)
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400. 1953年の藪内清編『天工開物の研究』(2023年9月7日)
399. 1898年のウィリアム・ローゼンスタインの『English Portraits』(2023年8月4日)
398. 2022年と2023年の天沢退二郎の青い本(2023年7月4日)
397. 2023年のクリス・カトラー『作曲とコラボ』ボックス(2023年6月5日)
396. 堀口大學が秋朱之介に贈った花瓶(2023年5月14日)
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395. 2016年の『THE UNTHANKS MEMORY BOOK VOL.1』(2023年4月16日)
394. 1997~1998年に斎藤敏栄がまとめた木下逸雲関係資料(2023年3月26日)
393. 2012年と2022年の『私が選ぶ国書刊行会の3冊』(2023年2月22日)
392. 1991年の天沢退二郎『欄外紀行』(2023年2月1日)
391. 1978年のBruford『Feels Good To Me』(2023年1月31日)
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390. 2005年のironicrecords(2023年1月20日)
389. 1981年のironicrecords(2023年1月19日)
388. 2023年の桜島(2023年1月1日)
387. 2014年のロズ・チャスト『Can't We Talk About Something More Pleasant?』(2022年12月31日)
386. 1985年のカラーフィールド『ヴァージンズ・アンド・フィリスタインズ』(2022年12月21日)
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385. 2022年の桜島雪景色(2022年12月18日)
384. 2022年のHalf Cat Records(2022年11月14日)
383. 1936年の赤井光惠遺稿『野薊』(2022年11月4日)
382. 1986年の『黙遙』創刊号(2022年10月19日)
381. 2020年のギャヴィン・ブライアーズ『プラトニックな《HA HA》』(150年1月1日・2022年9月8日)
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380. 1928~1929年の『變態黄表紙』(2022年8月31日)
379. 1926年の『變態・資料』に挟まれたメモ(2022年8月25日)
378. 1988年~1989年の片岡吾庵堂『横目で見た郷土史』附言(2022年7月11日)
377. 1963年~1966年の家族写真ネガフィルム(2022年6月16日)
376. 1980年~1986年のBroken Records(2022年5月14日)
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375. 1950年の『IMAGE:5』(2022年5月4日)
374. 1976年~2006年の藤井令一詩集(2022年4月5日)
373. 1976年の藤井令一『詩集 シルエットの島』(2022年3月31日)
372. 1960年の『ジョアン・ハッサルの木版画』(2022年2月27日)
371. 2020年の『Matrix 36』(2022年1月31日)
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370. 1989年の『Matrix 9』(2022年1月30日)
369. 1978年の『現代詩アンソロジー 鹿児島 1978』(2022年1月23日)
368. 1972年の『鹿児島県詩人選集 1972』(2022年1月22日)
367. 2022年の桜島(2022年1月1日)
366. 1979年の平原勝郎『歌集 ダチュラの実 付 鹿児島歌壇五十年史』(2021年12月25日)
365. 1928年の『水甕』五月號・岩谷莫哀追悼號(2021年12月21日)
364. 1952年の『南日本文學』(2021年12月20日)
363. 本棚の動物園(2021年11月25日)
362. 1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本 その3(2021年11月8日)
361. 1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本 その2(2021年10月25日)
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360. 1940年以降のデント社版ロバート・ギビングス本 その1(2021年10月24日)
359. 1980年の「蓮實重彦・山田宏一が選んだ100冊の映画の本」(2021年10月14日)
358. 1959年の『ロバート・ギビングスの木版画』(2021年9月29日)
357. 1949年の『パタフィジック万年暦』(2021年9月7日)
356. 1982年の Ant On E『THE MOUTH』(2021年8月29日)
355. 2003年の佐々木桔梗『日本の肉筆絵入本』(2021年8月16日)
354. 2009年~2019年の The Laurence Sterne Trust 企画展箱(2021年8月15日)
353. 1933年の池田さぶろ『財界漫畫遍路』(2021年7月31日)
352. 1963年の『さんぎし』10月号(2021年7月25日)
351. 1985年のデヴィッド・チェンバース編『ジョアン・ハッサル』(2021年6月25日)
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350. 1955年のアイオナ&ピーター・オピー編『オックスフォード版ナーサリーライムの本』(2021年6月24日)
349. 1953年のレイノルズ・ストーン編『トマス・ビュイックの木口木版画』(2021年6月1日)
348. 1946年の『思索』夏季號(2021年5月27日)
347. 2019年のBjörn d'Algevey『THE MARVELOUS MOO / MILANO EAGLES』(2021年4月25日)
346. 2014年~2017年の『Uniformagazine』(2021年4月24日)
345. 2014年の『キュー・ローン(Kew. Rhone.)』の本(2021年4月5日)
344. 2011年のピーター・ブレグヴァド『漂白する流れ(The Bleaching Stream)』(2021年3月28日)
343. 2006年の『想像のメディアの本(Book of Imaginary Media)』(2021年3月21日)
342. 2006年の『Variantology 2』(2021年3月14日)
341. 2003年の『幻想博物館(The Phantom Museum)』(2021年3月7日)
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340. 2002年の『The Ganzfeld』(2021年2月28日)
339. 桜島雪景色(2021年2月19日)
338. 2001年のPeter Blegvad『FILLING TOOTH』(2021年2月18日)
337. 1986年の『Picture Story 2』(2021年2月12日)
336. 1985年の『ATLAS ANTHOLOGY III』(2021年2月11日)
335. 2020年のピーター・ブレグヴァド『Imagine Observe Remember』(2021年2月10日)
334. 1949年の『象ちゃんババアルのおはなし』(2021年1月23日)
333. 2021年の桜島(2021年1月1日)
332. 1991年の『ファイル・アンダー・ポピュラー』(2020年12月28日)
331. 1992年の『ハマ野毛』(2020年12月27日)
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330. 1913年の『The Imprint』その4(2020年12月12日)
329. 1913年の『The Imprint』その3(2020年12月12日)
328. 1913年の『The Imprint』その2(2020年12月12日)
327. 1913年の『The Imprint』その1(2020年12月12日)
326. 1958年の『佐藤春夫詩集』と『堀口大學詩集』(2020年11月18日)
325. 2020年のRobert Wyatt & Alfie Benge『Side by Side』(2020年11月3日)
324. 2009年の『Robert Wyatt Anthologie du projet MW』(2020年11月2日)
323. 1987年の『ROBERT WYATT』(2020年11月2日)
322. 1931年の『談奇黨(党)』第3号とその異版(2020年10月11日)
321. 1897年の『ペイジェント(The Pageant)』(2020年9月26日)
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320. 1896年の『ペイジェント(The Pageant)』(2020年9月20日)
319. 2020年の台風一過(2020年9月7日)
318. 1937年のモーゼス・スーパー・ファイン(2020年8月21日)
317. 1988~2003年の『青い花』(2020年8月5日)
316. 1986年のやまぐち・けい『詩文集 白い樹とサモワール』(2020年8月4日)
315. 1993年の青山毅『島尾敏雄の本』(2020年7月19日)
314. 1934年のアンドレ・ジイド著 淀野隆三訳『モンテエニユ論』(2020年6月21日)
313. 1933年の秋朱之介装釘・梶井基次郎『檸檬』(2020年6月10日)
312. 1973年の『詩稿』24(2020年6月2日)
311. 1951年の日夏耿之介『明治大正詩史』改訂増補版(2020年5月31日)
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310. 1972年のエドワード・ゴーリー『アンフィゴーリー』(2020年5月28日)
309. 2000年の『map』(2020年5月28日)
308. 1993年のピート・フレイム『ロック・ファミリー・ツリー完全版』(2020年5月14日)
307. 1933年の三笠書房の《鹿と果樹》図(2020年4月30日)
306. 1973年の「カンタベリー・ファミリー・ツリー」(2020年4月22日)
305. 1985年の『星空に迷い込んだ男 - クルト・ワイルの世界』(2020年4月14日)
304. 2010年の『ロンドン・パタフィジック協会会報』第1号(2020年4月4日)
303. 1976年の別役実『虫づくし』(2020年3月15日)
302. 1973年の『詩稿 25』と1976年の『詩稿 32』(2020年3月7日)
301. 1911年のヘンリー・P・ブイ『日本画の描法』(2020年2月19日)
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300. 1954年ごろの村 次郎自筆『風の歌』ほか6つの異版(2020年2月15日)
299. 1982年のチャクラ『さてこそ』雑誌広告(2020年1月25日)
298. 2020年1月1日の桜島
297. 1996年~(未完)の『THE PRINTED HEAD』第4巻(2019年12月31日)
296. 1993年~1996年の『THE PRINTED HEAD』第3巻(2019年12月30日)
295. 1992・1993年の『THE PRINTED HEAD』第2巻(2019年12月27日)
294. 1990・1991年の『THE PRINTED HEAD』第1巻(2019年12月26日)
293. 1943年の『書物展望』五月號(2019年12月9日)
292. 1994年の江間章子『ハナコ』(2019年11月30日)
291. 1994~1997年の『THE RēR QUARTERLY VOLUME 4』(2019年11月23日)
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290. 1989~1991年の『RēR RECORDS QUARTERLY Vol. 3』(2019年11月23日)
289. 1987~1989年の『Rē RECORDS QUARTERLY Vol. 2』(2019年11月22日)
288. 1989年のアルフレッド・ジャリ『DAYS AND NIGHTS』(2019年11月1日)
287. 1939年の『東京美術』(2019年10月24日)
286. 1937年の『東京美術』(2019年10月23日)
285. 1994年の渡辺外喜三郎「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙―」(2019年10月13日)
284. 1999年の鶴ヶ谷真一『書を読んで羊を失う』(2019年9月27日)
283. 2018年の龍星閣『澤田伊四郎 造本一路』と2019年の龍星閣『澤田伊四郎 造本一路 図録編』(2019年9月26日)
282. 1949年の鹿児島市清水町の写真(2019年9月23日)
281. 1947年の村松嘉津『プロヷンス隨筆』(2019年9月2日)
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280. 1938年のアーサー・ランサム『ツバメの谷(SWALLOWDALE)』(2019年8月31日)
279. 1978年の天沢退二郎『オレンジ党と黒い釜』(2019年8月30日)
278. 1973年の天沢退二郎『光車よ、まわれ!』(2019年7月24日)
277. 1937年のアーサー・ランサム『海へ出るつもりじゃなかった』(2019年6月29日)
276. 1930年のアーサー・ランサム『ツバメ号とアマゾン号』(2019年6月28日)
275. 1931年のケネス・グレアム『たのしい川べ』E・H・シェパードさし絵版(2019年6月22日)
274. 1930年のエリック・ギル旧蔵『THE FLEURON』第7号(2019年6月18日)
273. 2014年の津原泰水『音楽は何も与えてくれない』(2019年5月25日)
272. 1987年の『みなみの手帖』第51号(2019年5月9日)
271. 1971年の『みなみの手帖』創刊号(2019年5月9日)
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270. 1913年のラルフ・ホジソン詩集『THE MYSTERY』(2019年5月8日)
269. 1928年の『ザ・バーリントン・マガジン』4月号(2019年4月7日)
268. 1936年の井上和雄『寶舩考(宝船考)』(2019年3月19日)
267. 1939年の井上和雄『書物三見』(2019年3月18日)
266. 1947年の『詩學』11・12月號(2019年3月7日)
265. 1992年の『児玉達雄詩十二篇』(2019年3月3日)
264. 1958年の『森の泉 作品集 8』(2019年3月2日)
263. 1973年ごろの村 次郎詩集『風の歌』筆写版(2019年3月1日)
262. 1956年の『対話』(2019年2月27日)
261. 1971年の『浜田遺太郎詩集』(2019年2月26日)
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260. 1971年の福石忍詩集『遠い星』(2019年2月25日)
259. 1961年の『詩稿』1号(2019年2月24日)
258. 1966年の『詩稿』10号(2019年2月22日)
257. 1967年の『詩と批評』11月号(2019年2月21日)
256. 1934年の秋朱之介の裳鳥会刊『棟方志功画集』広告(2019年2月7日)
255. 1934年の有海久門詩集『人生を行く』(2019年2月6日)
254. 2018年の「言語と美術――平出隆と美術家たち」展のフライヤー・リーフレット(2019年1月21日)
253. 1981年の『浮世絵志』復刻版(2019年1月21日)
252. 2019年1月1日の桜島
251. 1942年の昭南書房版・石川淳『山櫻』(2018年12月16日)
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250. 1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 3』予約購入者へのおまけ(2018年12月5日)
249. 2013年のサジー・ローチェ文/ジゼル・ポター絵『バンドやろうよ?』(2018年11月14日)
248. 1984年のNovember Books『The Christmas Magazine』(2018年11月12日)
247. 1934年の倉田白羊『雜草園』(2018年10月24日)
246. 1980年の鈴木清順『ツィゴイネルワイゼン』(2018年10月4日)
245. 1931年~1932年の『古東多万(ことたま)』目次(2018年9月29日)
244. 1931年『古東多万(ことたま)』第一號(2018年9月20日)
243. 1931年~1932年の『古東多万』の紙ひも綴じと糸綴じ(2018年8月31日)
242. 2018年の『PETER BLEGVAD BANDBOX』(2018年8月10日)
241. 1942年の新村出『ちぎれ雲』(2018年7月23日)
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240. 1935年の『The Dolphin』誌第2号(2018年7月23日)
239. 1960年の石邨幹子訳 マリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』特製本(2018年7月13日)
238. 1934年の木下杢太郎『雪櫚集』(2018年7月12日)
237. 1992年の岡澤貞行『日々是趣味のひと』(2018年6月22日)
236. 1981年の『清水卓詩抄』(2018年6月21日)
235. 1978年のゲーリー・スナイダー『亀の島』サカキナナオ訳 (2018年5月30日)
234. 1956年の山中卓郎『坂の上』(2018年5月11日)
233. 1936年の柳亮『巴里すうぶにいる』(2018年5月9日)
232. 1956年の『POETLORE(ポエトロア)』第8輯(2018年4月30日)
231. 1960年の石邨幹子訳 マリイ・ロオランサン『夜たちの手帖』(2018年4月5日)
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230. 1983年の高野文子『おともだち』(2018年4月4日)
229. 1936年の堀口大學譯『マリイ・ロオランサン詩畫集』(2018年4月4日)
228. 1936年の東郷青児『手袋』(2018年3月27日)
227. 1990年の江間章子『タンポポの呪咀』(2018年3月16日)
226. 1934年の山口青邨『花のある隨筆』(2018年2月12日)
225. 1934年の水原秋櫻子『定型俳句陣』(2018年2月12日)
224. 1934年の山口青邨『雜草園』(2018年2月12日)
223. 1933年の富安風生『草の花』(2018年2月12日)
222. 1943年の昭南書房版『かの子短歌全集 第一巻』(2018年1月28日)
221. 2017年のピーター・ブレグヴァド『GO FIGURE』(2018年1月20日)
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220. 1990年のピーター・ブレグヴァド『King Strut』(2018年1月20日)
219. 1983年のピーター・ブレグヴァド『The Naked Shakespeare』(2018年1月20日)
218. 鶴丸城跡堀のカワセミ(2018年1月1日)
217. 1936年の伸展社版『醉ひどれ船』ちらし(2017年12月30日)
216. 1869年の「稚櫻豊暐姫命塚」(2017年11月18日)
215. 1813年の金剛嶺石碑(2017年11月18日)
214. 1667年のタンタドの観音石像(2017年11月18日)
213. 1981年のScritti Politti「The "Sweetest Girl"」(2017年11月6日)
212. 1903年の川上瀧彌・森廣『はな』(2017年10月29日)
211. 1982年のThe Ravishing Beauties「Futility」(2017年10月17日)
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210. 1925年の西谷操「狼は吠える」(2017年10月8日)
209. 1992年の『ホテル・ロートレアモン』(2017年9月15日)
208. 1935年の堀内敬三『ヂンタ以来(このかた)』(2017年8月29日)
207. 2016年の『SELECTED SONGS by SLAPP HAPPY』 ILLUSTRATED by PETER BLEGVAD(2017年8月17日)
206. 1931年の佐藤春夫『魔女』(2017年7月25日)
205. 1985年の『Rē Records Quarterly Vol. 1 No. 1』の予約購読者へのおまけ(2017年6月27日)
204. 1985~1986年の『Rē Records Quarterly Vol. 1』(2017年5月28日)
203. 1932年の池田圭『詩集技巧』(2017年4月27日)
202. 2011年の『Emblem of My Work』展カタログ(2017年4月3日)
201. 1928年の佐佐木信綱・佐佐木雪子『竹柏漫筆』(2017年3月17日)
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200. 千駄木の秋朱之介寓居から小日向の堀口大學の家まで(2017年3月16日)
199. 2009年の『黒いページ』展カタログ(2017年2月14日)
198. 1934年の『西山文雄遺稿集』(2017年1月31日)
197. 1967年の『笑いごとじゃない』(2017年1月14日)
196. 2017年1月1日の桜島
195. 1978年のキャシー・アッカーの声(2016年12月31日)
194. 1934年のポオル・ジェラルデイ著・西尾幹子訳『お前と私』(2016年12月19日)
193. 1974年の富岡多恵子『壺中庵異聞』(2016年12月15日)
192. 1995年の峯村幸造『孤拙優游』(2016年11月30日)
191. 1980年の今井田勲『雑誌雑書館』(2016年10月27日)
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190. 1971年の『海』の表紙(2016年10月24日)
189. 1975年の堀口九萬一著・堀口大學訳『長城詩抄』(2016年10月17日)
188. 1936年の『木香通信』6月号(2016年9月26日)
187. 1936年のモラエス『おヨネと小春』(2016年9月4日)
186. 1927年の『藝術市場』―避暑地ロマンス号(2016年8月19日)
185. 1968年の天沢退二郎『紙の鏡』(2016年8月5日)
184. 1970年の天沢退二郎『血と野菜 1965~1969』(2016年8月4日)
183. 1946年のダーウィン夫妻『イッシイブッシイとトップノット』(2016年7月29日)
182. 1990年のジョン・グリーヴス『ローズ・セ・ラ・ヴィ』(2016年7月21日)
181. 1953年の片山廣子『燈火節』(2016年5月18日)
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180. 1907年の『シャナヒー』年刊版第2巻(2016年5月17日)
179. 1906年の『シャナヒー』年刊版第1巻(2016年5月16日)
178. 1904年の『アイルランドの丘で狩りをする妖精女王マブ』(2016年5月10日)
177. 1942年の野村傳四『大隅肝屬郡方言集』(2016年4月28日)
176. 1926年ダックワース版のハドソン『緑の館』(2016年4月22日)
175. 1948年のバーナード・ダーウィン『のんきな物思い』(2016年3月17日)
174. 1989年の天沢退二郎詩集『ノマディズム』(2016年2月23日)
173. 1946年と1956年の『折々のナーサリーライム』(2016年2月18日)
172. 1935年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏と仲間たち』(2016年1月24日)
171. 桜島雪景色(2016年1月24日)
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170. 1927年のダーウィン夫妻『トゥトロ・トゥ』(2016年1月18日)
169. 1966年の天沢退二郎『時間錯誤』(2016年1月17日)
168. 1925年のダーウィン夫妻『トゥトロ氏のおはなし』(2016年1月12日)
167. 2016年1月1日の桜島
166. 1964年のミス・リード編『カントリー・バンチ』(2015年12月31日)
165. 1924年のジェフリー・ケインズ『サー・トマス・ブラウン書誌』(2015年12月12日)
164. 1975年のAllen Toussaint 『Southern Nights』(2015年11月16日)
163. 1968年の松下竜一『豆腐屋の四季』(2015年11月11日)
162. 1963年の天沢退二郎詩集『夜中から朝まで』(2015年11月10日)
161. 1984年の品川力『本豪落第横丁』(2015年10月1日)
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160. 2015年のユニティー・スペンサー『アーチストになれて運がよかった』(2015年9月30日)
159. 1961年の天沢退二郎詩集『朝の河』(2015年8月30日
158. 1972年の『天澤退二郎詩集』(2015年8月29日)
157. 初夏の七郎すもも(2015年7月24日)
156. 1979年のPeter Gabriel「Here Comes The Flood」(2015年7月23日)
155. 1940年の松崎明治『ANGLING IN JAPAN (日本ノ釣)』(2015年6月18日)
154. 2000年のクリンペライ『不思議の国のアリス』ジャケット(2015年4月25日)
153. 2012年のデヴィッド・アレン『サウンドバイツ 4 ザ レヴェレイション 2012』(2015年3月18日
152. 2012年のダンカン・ヘイニング『トラッドダッズ、ダーティボッパー、そしてフリーフュージョニアーズ』(2015年3月16日
151. 1976年のキリル・ボンフィリオリ『Something Nasty In The Woodshed』(2015年1月29日)
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150. 1949年の七高文藝部『啓明』最終刊号(2015年1月18日)
149. 1995年ごろの片岡吾庵堂さん作「翔び鶴」(2015年1月10日)
148. 1937年のダグラス・コッカレル『製本』(2015年1月5日)
147. 2015年1月1日の桜島
146. 1984年のジョージ・オーウェル『1984年』ファクシミリ版(2014年12月30日)
145. 1974年の天澤退二郎詩集『譚海』(2014年12月29日)
144. 2001年の岩田宏『渡り歩き』(2014年12月26日)
143. 1980年の岩元紀彦監修『追悼文集 伯父 岩元禎』(2014年12月1日)
142. 1985年のエドワード・リア回顧展カタログ(2014年10月7日)
141. 1977年の辻邦生『夏の海の色』(2014年8月29日)
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140. 1974年のロバート・ワイアット『ロック・ボトム』(2014年7月26日)
139. 1998年の『河原温 全体と部分 1964-1995』展カタログ(2014年7月16日)
138. 1913年の半仙子『日當山侏儒戯言』(2014年6月30日)
137. 1917年の加藤雄吉『尾花集』(2014年6月27日)
136. 1929年の島津久基『羅生門の鬼』(2014年6月12日)
135. 1943年の『FLEURON』誌刊行20周年記念に催された食事会のメニュー(2014年4月25日)
134. 1995年の平田信芳『石の鹿児島』(2014年2月27日)
133. 1983年のリチャード・カーライン回顧展カタログ(2014年2月8日)
132. 1971年のリチャード・カーライン『ポストのなかの絵』第2版(2014年1月26日)
131. 1994年のウィリー・アイゼンハート『ドナルド・エヴァンスの世界』(2014年1月7日)
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130. 1978年の雅陶堂ギャラリー「JOSEPH CORNELL展」カタログ(2014年1月5日)
129. 2014年1月1日の日の出(2014年1月1日)
128. 2010年の『クラシック・アルバム・カヴァー』(2013年12月11日)
127. 1934年の『藝術家たちによる説教集』(2013年12月1日)
126. 1926年の南九州山岳會編『楠郷山誌』(2013年11月27日)
125. 1924年の第七高等学校造士館旅行部『南溟』創刊号(2013年11月26日)
124. 1974年の講談社文庫版『復興期の精神』(2013年11月17日)
123. 1924年の箱入りの志賀直哉『眞鶴』と木村荘八『猫』(2013年11月9日)
122. 1912年ごろのスレイド美術学校のピクニック集合写真(2013年10月17日)
121. 1929年のアーサー・ウェイリー訳『虫愛づる姫君』(2013年10月8日)
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120. 2004年の『妄想フルクサス』(2013年9月30日)
119. 1937年のアーサー・ウェイリー訳『歌の本』(2013年9月22日)
118. 1984年のガイ・ダヴェンポート『「りんごとなし」とその他の短編』(2013年9月12日)
117. 1953年のゴードン・ボトムレイ『詩と劇』(2013年9月10日)
116. 1905年のゴードン・ボトムレイ『夏至の前夜』(2013年9月9日)
115. 1985年の『さようなら、ギャングたち』(2013年7月31日)
114. 1972年の島尾敏雄『東北と奄美の昔ばなし』(2013年7月14日)
113. 1976年の『ジョセフ・コーネル・ポートフォリオ』(2013年7月4日)
112. 1958年のエリナー・ファージョン『想い出のエドワード・トマス』(2013年6月26日)
111. 1887年のローレンス・オリファント『ファッショナブルな哲学』(2013年6月15日)
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110. 1938年の『聖者の物語』(2013年6月12日)
109. 1975年のハットフィールド・アンド・ザ・ノース『ザ・ロッターズ・クラブ』(2013年6月4日)
108. 1982年のアン・テイラー『ローレンス・オリファント 1829-1888』(2013年5月26日)
107. 1971年のドナルド・バーセルミ『ちょっとへんてこな消防車』(2013年5月16日)
106. 1991年のウィリアム・ギブスン&ブルース・スターリング『ディファレンス・エンジン』(2013年5月10日)
105. 1992年の『五代友厚・寺島宗則・森有礼』(2013年5月8日)
104. 1957年の木山捷平『耳學問』(2013年4月28日)
103. 1924年のエドワード・ゴードン・クレイグ『木版画と覚書』(2013年4月23日)
102. 1957年のエドワード・ゴードン・クレイグ『わが生涯の物語へのインデックス』(2013年4月17日)
101. 1900年ごろのホフマン『英語版もじゃもじゃペーター』(2013年4月8日)
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100. 1959年の『グウェン・ラヴェラの木版画』(2013年3月26日)
99. 1977年の『レイノルズ・ストーン木版画集』(2013年3月24日)
98. 1981年の『九百人のお祖母さん』(2013年3月23日)
97. 1938年の『風車小屋だより』(2013年3月19日)
96. 1935年の『薩藩の文化』(2013年3月13日)
95. 1981年の『土曜日の本・傑作選』(2013年3月12日)
94. 1975年の『土曜日の本』(2013年3月11日)
93. 1973年の『土曜日の本』(2013年3月10日)
92. 1972年の『土曜日の本』(2013年3月9日)
91. 1971年の『土曜日の本』(2013年3月8日)
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90. 1970年の『土曜日の本』(2013年3月7日)
89. 1969年の『土曜日の本』(2013年3月6日)
88. 1968年の『土曜日の本』(2013年3月5日)
87. 1967年の『土曜日の本』(2013年3月4日)
86. 1966年の『土曜日の本』(2013年3月3日)
85. 1965年の『土曜日の本』(2013年3月2日)
84. 1988年のケヴィン・エアーズのライブ(2013年3月1日)
83. 1964年の『土曜日の本』(2013年2月28日)
82. 1963年の『土曜日の本』(2013年2月27日)
81. 1962年の『土曜日の本』(2013年2月26日)
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80. 1961年の『土曜日の本』(2013年2月25日)
79. 1960年の『土曜日の本』(2013年2月24日)
78. 1959年の『土曜日の本』(2013年2月23日)
77. 1958年の『土曜日の本』(2013年2月22日)
76. 1957年の『土曜日の本』(2013年2月21日)
75. 1956年の『土曜日の本』(2013年2月20日)
74. 1955年のオリーヴ・クックとエドウィン・スミス『コレクターズ・アイテム』(2013年2月19日)
73. 1955年の『土曜日の本』(2013年2月18日)
72. 1954年の『土曜日の本』(2013年2月17日)
71. 1953年の『土曜日の本』(2013年2月16日)
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70. 1952年の『土曜日の本』(2013年2月15日)
69. 1951年の『土曜日の本』(2013年2月14日)
68. 1951年の『現代の本と作家』(2013年2月13日)
67. 1950年の『土曜日の本』(2013年2月12日)
66. 1949年の『土曜日の本』(2013年2月11日)
65. 1948年の『土曜日の本』(2013年2月10日)
64. 1947年の『土曜日の本』(2013年2月9日)
63. 1946年の『土曜日の本』(2013年2月8日)
62. 1945年の『土曜日の本』(2013年2月7日)
61. 1944年の『土曜日の本』(2013年2月6日)
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60. 1943年の『土曜日の本』(2013年2月5日)
59. 1942年の『土曜日の本』(2013年2月4日)
58. 1936年の『パロディ・パーティー』(2013年2月3日)
57. 1941年の『土曜日の本』(2013年2月2日)
56. 1953年ごろの『スティーヴンス=ネルソン社の紙見本帖』(2013年1月31日)
55. 1945年の岸田日出刀『建築學者 伊東忠太』(2013年1月29日)
54. 1912年のチャールズ・T・ジャコビの『本と印刷についての覚書』(2013年1月27日)
53. 1903年の岡倉覚三『東洋の理想』(2013年1月26日)
52. 1895年のウィリアム・モリス『世界のかなたの森』(2013年1月25日)
51. 1969年ごろの『モノタイプ社印刷活字見本帖』(2013年1月23日)
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50. 1958年の小沼丹『黒いハンカチ』(2013年1月22日)
49. 1902年のゴードン・ボトムレイ『夜さけぶもの 一幕劇』(2013年1月21日)
48. 1955年の『詩人と画家 ゴードン・ボトムレイとポール・ナッシュの往復書簡』(2013年1月20日)
47. 1945年のトム・ジェントルマン『ブラエ農場』(2013年1月19日)
46. 1957年の岩波書店版『漱石全集 書簡集一~五』(2013年1月18日)
45. 1980年のノエル・キャリントン『キャリントン 絵・素描・装飾』(2013年1月17日)
44. 1970年の『キャリントン 手紙と日記抜粋』(2013年1月16日)
43. 1892年のマードック,バートン,小川『アヤメさん』(2013年1月15日)
42. 1910年のポンティング『この世の楽園・日本』(2013年1月14日)
41. 1987年のデヴィッド・マッキッタリック『カーウェン・パターン紙の新見本帖』(2013年1月13日)
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40. 1969年の『岩下壮一 一巻選集』(2013年1月12日)
39. 1860年のモクソン版『アルフレッド・テニスン詩集』(2013年1月11日)
38. 1980年のヤング・マーブル・ジャイアンツ『言葉と絵』(2013年1月10日)
37. 1927年の『七高さん』(2013年1月9日)
36. 1936年のグウェン・ラヴェラ『逃亡』(2013年1月8日)
35. 1899年のメアリ・フェノロサ『巣立ち』(2013年1月7日)
34. 1906年のメアリ・フェノロサ『龍の画家』(2013年1月6日)
33. 1961年のジュニア鹿児島編『ニコニコ郷土史』(2013年1月5日)
32. 1940年のジョン・ファーリー『刻まれたイメージ』(2013年1月4日)
31. 1939年と1946年の『トワエモワ』(2013年1月3日)
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30. 1963年の『シルヴィア・ビーチ 1887-1962』(2013年1月2日)
29. 謹賀新年(2013年1月1日)
28. 1984年のカトラー文・ベンジ絵『ニワトリになったハーバートくん』(2012年12月31日)
27. 1970年のアーサー・ウェイリー『Madly Singing in the Mountains』(2012年12月30日)
26. 1925年のウェイリー訳『源氏物語』(2012年12月29日)
25. 1931年のウィリアム・ローゼンスタイン『人と思い出』(2012年12月28日)
24. 1949年の梅花艸堂主人『夢』(2012年12月27日)
23. 1947年の加藤一雄『無名の南畫家』(2012年12月26日)
22. 1963年の岩本堅一『素白随筆』(2012年12月25日)
21. 1978年のブライアン・イーノ&ピーター・シュミット『オブリーク・ストラテジーズ』(2012年11月2日)
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20. 1982年のロバート・ワイアット『シップビルディング』(2012年10月30日)
19. 2000年のピーター・ブレグヴァド『リヴァイアサンの書』(2012年10月29日)
18. 1910年のジェームズ・マードック『日本史・第一巻』(2012年10月27日)
17. 1903年のジェームズ・マードック『日本史』(2012年10月26日)
16. 1861年のエドモンド・エヴァンス『THE ART ALBUM』(2012年10月24日)
15. 1898年のカーライル『衣装哲学』(2012年10月23日)
14. 1861年のジョン・ジャクソン『木版論』(2012年10月22日)
13. 1937年のフランシス・ブレット・ヤング『ある村の肖像』(2012年10月21日)
12. 1974年の坂上弘『枇杷の季節』(2012年10月20日)
11. 1952年のグウェン・ラヴェラ『Period Piece』(2012年10月19日)
10. 1919年の『ルパート・ブルック詩集』(2012年10月16日)
09. 1942年の松崎明治『釣技百科』(2012年10月14日)
08. 1966年のキース・ロバーツ『パヴァーヌ』(2012年10月11日)
07. 1983年の島尾ミホ『海嘯』(2012年10月11日)
06. 1933年の内田百間『百鬼園随筆』 (2012年10月11日)
05. 1964年のケヴィン・エアーズ最初の詩集(2012年10月10日)
04. 1936年の「国際シュルレアリスト広報」第4号(2012年10月9日)
03. 1921年のクロード・ローヴァット・フレイザー(2012年10月8日)
02. 1899年と1904年の『黄金時代』(2012年9月26日)
01. 1945年の『青い鳥』(2012年9月22日)