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スワロウデイル

 編集工房SWALLOW-DALEのアーカイヴ準備室です。ときどき更新します。

平田信芳文庫

 平田信芳(1930年9月15日 - 2014年2月15日)の思い出に、
「平田信芳文庫」を開設しました。(2014年10月28日)

 

SWALLOW-DALE

 不定期刊小冊子『SWALLOW-DALE』をPDFで公開していく予定です。おもに鹿児島についてのテキストになります。忘れられている、忘れ去られている話題を取り上げていく予定です。時代遅れというか、時代とずれた話が続く予定です。

 

my favorite things

 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

349. 1953年のレイノルズ・ストーン編『トマス・ビュイックの木口木版画』(2021年6月1日)

1953年のレイノルズ・ストーン編『トマス・ビュイックの木口木版画』ダストラッパー

 

洋古書で、図書館から「withdraw」された本、廃棄本というと言葉が強いですが、リサイクルにだされた本があります。

見返しに貸出票が貼られていたり、図書館のスタンプがいろんなところに押されていたり、書き込みもあったりして、まっさらなミント・コンディションをのぞむ人には向きませんが、ほとんど送料だけのような価格で売られているものがあって、時々手をだします。

この『トマス・ビュイックの木口木版画』(『Wood Engravings OF THOMAS BEWICK』1953年、Rupert Hart-Davis)は、木口木版技法で本のイラストの歴史を変えたトマス・ビュイック(Thomas Bewick、1753~1828)の1巻本選集ですが、そうした図書館から放出された本を入手しました。

ネット通販だったので、状態は手に取ってみるまでわからなかったものの、届いた本はダストラッパーもしっかり残っていて、図版の状態も良い本で、拾いものでした。

個人の感想ではありますが、あの人が関わっていたなら、いい本に違いないという人が何人かいて、編者のレイノルズ・ストーン(Reynolds Stone、1909~1979)は、そういう人の一人。
木口木版の複製を集めた本として、とてもよい仕上がりです。

図版は、状態のよい刷りのものを吟味して、コロタイプ印刷によって複製(Reproduced in Collotype)。
コロタイプは、モノクロ図版を、もっとも繊細に再現できる印刷方法です。