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スワロウデイル

 編集工房SWALLOW-DALEのアーカイヴ準備室です。ときどき更新します。

平田信芳文庫

 平田信芳(1930年9月15日 - 2014年2月15日)の思い出に、
「平田信芳文庫」を開設しました。(2014年10月28日)

 

SWALLOW-DALE

 不定期刊小冊子『SWALLOW-DALE』をPDFで公開していく予定です。おもに鹿児島についてのテキストになります。忘れられている、忘れ去られている話題を取り上げていく予定です。時代遅れというか、時代とずれた話が続く予定です。

 

my favorite things

 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

402. 1926年のニコルソン『イングランドの鳥』(2023年9月15日)

1926年のニコルソン『イングランドの鳥』口絵扉

 

写真は、F. M. ニコルソン『イングランドの鳥(BIRDS IN ENGLAND)』(1926年、CHAPMAN AND HALL)の口絵と扉です。

エドワード・マックス・ニコルソン(Edward Max Nicholson、1904~2003)は、鳥類学者、環境保護活動家。
パンダのロゴで知られる世界自然保護基金(WWF)の創設者でもあります。

9歳の時からバードウォッチングを始めて、詳細な記録をとり続けてきたニコルソンが、オックスフォード大学在学中の22歳の時、野鳥保護の必要性を訴えるために書かれたイングランドの鳥類誌です。

わたしのように絵から入るものにとっては、エリック・フィッチ・ダグリッシュ(Eric Fitch Daglish、1892~1966)の、黒みの濃い木版図版のほうが魅力的な本です。

口絵の「コキンメフクロウ(THE LITTLE OWL)」を含めて、8枚の木版図版が収録されています。