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スワロウデイル

 編集工房SWALLOW-DALEのアーカイヴ準備室です。ときどき更新します。

平田信芳文庫

 平田信芳(1930年9月15日 - 2014年2月15日)の思い出に、
「平田信芳文庫」を開設しました。(2014年10月28日)

 

SWALLOW-DALE

 不定期刊小冊子『SWALLOW-DALE』をPDFで公開していく予定です。おもに鹿児島についてのテキストになります。忘れられている、忘れ去られている話題を取り上げていく予定です。時代遅れというか、時代とずれた話が続く予定です。

【2019年1月25日】『SWALLOW-DALE』別冊のPDFを公開しました。

 

my favorite things

 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

258. 1966年の『詩稿』10号(2019年2月22日)

1966年の『詩稿』10号表紙

 

前回取り上げた昭森社の雑誌『詩と批評』は、予兆だったのかもしれません。

先日、古本屋さんに立ち寄ると、見なれない詩書と詩誌の山がありました。

写真は、その中の1冊で、鹿児島で活動した詩人、井上岩夫(1917~1993)が編集兼発行していた詩誌『詩稿』第10号(1966年4月、井上岩夫)の表紙です。

去年の10月ごろ亡くなられた、アパートに一人暮らしだった老人の旧蔵書という話でした。

ずっと一人暮らしをされていた方だったようで、家賃の関係もあって、故人のアパートを引き払わないといけないので、ご遺族の方が、遺品処理を急がれていて、ゴミとして出すにも費用がかかるから、膨大な量の本の一部だけでもどうにかしてもらえないかと、古本屋さんに声をかけたようです。

その亡くなった老人のアパートの部屋は、本と本の間にわずかなスペースがあるだけで、膨大な量の詩書とミステリーでいっぱいだったそうです。
古本屋さんのほうでも時間がないため処理しきれず、目についた鹿児島関係の書籍を少しもらうだけで引き上げたそうです。
残された本がどこかで管理されていればいいのですが、どうやら、きれいさっぱり廃棄処分されたようです。

故人は、本に黒や赤インクで書き込みをする人で、古本屋さんは売り物にならないとぼやいていましたが、初めて手に取るような雑誌がいっぱいありましたので、興味がわいて、段ボール1箱分ぐらい分けてもらいました。

調べてみると、児玉達雄という人の蔵書と分かりました。