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スワロウデイル

 編集工房SWALLOW-DALEのアーカイヴ準備室です。ときどき更新します。

平田信芳文庫

 平田信芳(1930年9月15日 - 2014年2月15日)の思い出に、
「平田信芳文庫」を開設しました。(2014年10月28日)

 

SWALLOW-DALE

 不定期刊小冊子『SWALLOW-DALE』をPDFで公開していく予定です。おもに鹿児島についてのテキストになります。忘れられている、忘れ去られている話題を取り上げていく予定です。時代遅れというか、時代とずれた話が続く予定です。

【2019年1月25日】『SWALLOW-DALE』別冊のPDFを公開しました。

 

my favorite things

 しばらく「20世紀書店」が続きます。ほかの世紀にもお邪魔します。

 

285. 1994年の渡辺外喜三郎「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙―」(2019年10月13日)

渡辺外喜三郎「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙」背


2019年10月10日の『南日本新聞』掲載の死亡記事によれば、鹿児島大学の国文学の先生で、中勘助(1885~1965)の研究者だった渡辺外喜三郎さんが、「鹿児島市の介護施設で2017年10月14日、老衰のため亡くなった」そうです。95歳。
亡くなられて2年経ってからの公表でした。 (以下敬称略)

写真の本「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙―」(1994年3月25日、勘奈庵)は、渡辺外喜三郎(1922~2017)が主宰していた鹿児島の文芸同人誌『カンナ』(1953年『薩南文学』として創刊~1997年第143号終刊)のあゆみを、その同人誌を送り続けていた牧祥三との往復書簡を通してたどった、1冊です。

牧祥三(1907~2013)は、1929年から1954年まで、第七高等学校造士館、鹿児島大学文理学部でドイツ語を教えていました。その後、京都の立命館大学にうつり、大阪外語大学の学長を務めた人で、渡辺外喜三郎は七高生時代に牧祥三からドイツ語を学んでいます。

「『カンナ』の流れとともに ―牧祥三先生の手紙―」は、七高時代の先生と教え子の、1954年から1993年までの約40年間にわたる、文学をめぐる交歓の記録であり、そこから『カンナ』の作品や作家の姿がかいま見えてくる構成になっています。

『カンナ』の105号(1983年5月)から137号(1994年3月)まで、「牧先生の手紙」というタイトルで連載されていました。

手もとにある本は、「第258回 1966年の『詩稿』10号(2019年2月22日)」から「第265回 1992年の『児玉達雄詩十二篇』(2019年3月3日)」で取り上げた児玉達雄(1929~2018)に、渡辺外喜三郎から贈られた献呈本です。
鹿児島の古本屋で入手しました。